地域と文化Ⅳ

科目基礎情報

学校 和歌山工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 地域と文化Ⅳ
科目番号 0109 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 環境都市工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教科書は使用せず、毎回の授業内容をまとめたプリントを、各回の授業で配布する。各自でバインダー等に綴じて保管しておくこと。
担当教員 川﨑 有里紗,赤崎 雄一,吉田 芳弘,森岡 隆

到達目標

①国際的視野を持った技術者の育成を目指し、宗教や多民族社会など異文化理解を深める。(A)
②「ヨーロッパ」なる地域の文化的特質の概要を知る。(A)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1到達目標の最低80%を習得している。到達目標の最低70%を習得している。到達目標の60%に達していない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
「不調和なるものの調和」と形容されるヨーロッパ地域の文化的特色を、いくつかの項目に分けて学習する。各項目においては、該当する問題を扱った文学や芸術にも言及すると共に、現代の日本に住む私たちとの係わりも考えることとする。
授業の進め方・方法:
各授業において、テーマについてのプリントを配布し、講義を行うとともに、テーマに関わる問題について考える。
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 地理的ヨーロッパ 授業に参加し、講義内容の概要について理解する。
2週 ヨーロッパの歴史概観 授業に参加し、講義内容の概要について理解する。
3週 「EU(欧州連合)」という思想と現実 授業に参加し、講義内容の概要について理解する。
4週 EU思想の背景──ヨーロッパ人の戦争と虚無の経験 授業に参加し、講義内容の概要について理解する。
5週 ヨーロッパ人の住む世界を構成するもの(1)──神・世界・人間 授業に参加し、講義内容の概要について理解する。
6週 ヨーロッパ人の住む世界を構成するもの(2)──時間と空間 授業に参加し、講義内容の概要について理解する。
7週 ヨーロッパ人の住む世界を構成するもの(3)──法 授業に参加し、講義内容の概要について理解する。
8週 「ヨーロッパ的人間」像──問いかけ行為する人間
(中間試験を実施せず授業を行う。)
授業に参加し、講義内容の概要について理解する。
4thQ
9週 ビデオ鑑賞(前編) 映画を鑑賞し、ヨーロッパについて学習したことを検討する。
10週 ビデオ鑑賞(後編) 映画を鑑賞し、ヨーロッパについて学習したことを検討する。
11週 ヨーロッパの源(1)──古代ギリシャとローマの文化 授業に参加し、講義内容の概要について理解する。
12週 ヨーロッパの源(2)──ユダヤ・キリスト教 授業に参加し、講義内容の概要について理解する。
13週 ヨーロッパの源(3)──古代ゲルマンの世界 授業に参加し、講義内容の概要について理解する。
14週 ヨーロッパの源(4)──異界と他者 授業に参加し、講義内容の概要について理解する。
15週 「不調和なるものの調和」──ヨーロッパの宿命と近・現代ヨーロッパ 授業に参加し、講義内容の概要について理解する。
16週 試験答案返却・解答解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地理歴史的分野民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。3
現代社会の考察現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。3

評価割合

定期試験提出物(課題)合計
総合評価割合60400000100
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