日本史

科目基礎情報

学校 和歌山工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 日本史
科目番号 0002 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 物質工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 重松 正史

到達目標

1この時期の日本史の基本的流れについて世界との関わりの中で政治・経済・社会の三側面から説明できる
2近代日本における科学技術の受容について基本的な説明ができるようになる。
3日本社会の特徴について、基本的事項を説明できるようになる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1開国後の日本史の流れをよく説明できる開国後の日本史の流れを説明できる開国後の日本史の流れを説明できない
評価項目2近代日本における科学技術の受容についてよく説明できる近代日本における科学技術の受容について説明できる近代日本における科学技術の受容について説明できない
評価項目3歴史の中に現れる日本社会の特徴についてよく説明ができる歴史の中に現れる日本社会の特徴について説明ができる歴史の中に現れる日本の特徴について説明ができない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
近世(江戸時代)後期から第2次世界大戦までの日本史を通史的に学ぶ
授業の進め方・方法:
講義を中心とする。毎時間授業内容を記したプリントと資料を配付する。また毎時間、報道番組・記録映像・映画などを見る。
注意点:
<到達目標の評価方法と基準>定期試験は4回実施する。試験内容は予告するが、毎回記述式。授業では毎回「課題」を課すが、これも評価に加える。
<学業成績の評価方法および評価基準>定期試験による得点は4回の試験の平均。「課題」による得点を加える。
<単位修得要件>最終成績が60点以上であること
<あらかじめ要求される基礎知識の範囲>中学校における学習を振り返っておくこと

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 江戸時代の科学技術・田中久重
蘭学の影響について説明できる
2週 漂流と海外情報・大黒屋光太夫 漂流者の影響について説明できる
3週 19世紀の世界情勢とペリー来航 ペリー来航の世界史的背景を説明できる
4週 開国後の政治的経済的混乱 開国がもたらした国内の混乱を説明できる
5週 幕末の社会的混乱ー地震・コレラ・ええじゃないかー 幕末の社会的混乱を説明できる
6週 明治維新と新政府による諸改革 明治維新について基礎的な説明ができる
7週 文明開化と科学技術導入の開始 文明開化と価値観の変化を説明できる
8週 琉球処分・北海道開拓・国境の確定 国境をめぐる対外関係を説明できる
2ndQ
9週 自由民権運動の展開、明治憲法の制定、国会開設 自由民権から国会開設への基本的流れを説明できる
10週 民法と家族のあり方の転換 民報の特徴と家族のあり方の転換を説明できる
11週 日清戦争、台湾の植民地化 日清戦争について基本的な説明ができる
12週 日本の産業革命 日本の産業革命について基本的な説明ができる
13週 都市化の進展とスラムの形成 大都市化の進展とその問題点について説明ができる
14週 日露戦争、朝鮮の植民地化 日露戦争について基本的な説明ができる
15週 服装や名前の変化 服装や名前の変化が生じた意味を説明できる
16週
後期
3rdQ
1週 第一次世界大戦と日本、第一次世界大戦と科学技術 第一次大戦の影響について説明できる
2週 大正デモクラシーと社会運動 大正デモクラシーについて説明ができる
3週 選挙権の拡張と政党 政党政治について説明ができる
4週 第一次世界大戦期の工業発展と工業国日本 第一次大戦期の工業発展について説明できる
5週 市民文化、消費社会の出現 市民生活の変化について説明できる
6週 1920年代の不景気、金融恐慌 1920年代の日本経済について説明できる
7週 昭和恐慌と満州事変 昭和恐慌と満州事変の関係を説明できる
8週 「満州国」と満洲移住 「満州国」のあり方について説明できる
4thQ
9週 日中全面戦争とその行き詰まり 日中戦争について説明できる
10週 日中戦争から太平洋戦争へ 日中戦争から太平洋戦争への流れを説明できる
11週 太平洋戦争の諸相・敗因 東南アジアでの戦争について説明できる
12週 沖縄戦 沖縄での戦争の意味について説明できる
13週 戦時下の国民生活 戦時下の国民生活について説明できる
14週 空襲・原爆 空襲・原爆の様相を説明できる
15週 敗戦とその後の課題 敗戦時の日本の状況を説明できる
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

定期試験課題合計
総合評価割合7525100
配点7525100