到達目標
遺伝情報を担う物質がDNAであること、その構造は遺伝情報を伝えるのに有利な特徴を備えていること、さらに、遺伝情報を元にタンパク質が作られることなどを理解できる。
また、体内環境を維持するために、体液、腎臓、肝臓、神経、ホルモン、免疫などが果たしているそれぞれの役割について理解できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
DNAについて | 遺伝情報物質とその特徴を理解し、説明することができる | 遺伝情報物質とその特徴をある程度理解し、説明することができる | 遺伝情報物質とその特徴について理解していない |
転写・翻訳について | セントラルドグマについて理解し、説明することができる | セントラルドグマについてある程度理解し、説明することができる | セントラルドグマについて理解していない |
体内環境の維持について | 体液、腎臓、肝臓、神経、ホルモン、免疫などの役割を理解している | 体液、腎臓、肝臓、神経、ホルモン、免疫などの役割をある程度理解している | 体内環境の維持について理解していない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
生命現象を理解する基礎となる「DNAの構造と遺伝情報の関係」、また、健康を考える基礎となる「生物の体内環境の維持」について理解させる。
授業の進め方・方法:
予習により事前に授業概要を把握しておくこと。
授業終了後は不明点を残さないよう復習をしておくこと。
注意点:
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
遺伝情報とDNA |
ガイダンス&遺伝情報を担う物質
|
2週 |
遺伝情報とDNA |
DNAの構造を理解する
|
3週 |
遺伝情報の発現 |
遺伝情報とタンパク質&RNAのはたらきを理解する
|
4週 |
遺伝情報の発現 |
タンパク質の合成を理解する
|
5週 |
遺伝情報の分配 |
染色体とDNAの遺伝情報を理解する
|
6週 |
遺伝情報の分配 |
細胞分裂と遺伝情報の分配を理解する
|
7週 |
遺伝情報の分配 |
分化した細胞の遺伝情報を理解する
|
8週 |
DNAの遺伝情報と遺伝子、ゲノム |
DNAの遺伝情報と遺伝子、ゲノムを理解する
|
4thQ |
9週 |
体液 |
体内環境と恒常性&体液とその循環を理解する
|
10週 |
体液・腎臓 |
血液と体液&腎臓の構造を理解する
|
11週 |
腎臓・肝臓 |
腎臓と肝臓のはたらきを理解する
|
12週 |
神経とホルモン |
自立神経&ホルモンを理解する
|
13週 |
神経とホルモン |
自立神経とホルモンによる調節を理解する
|
14週 |
免疫 |
自然免疫&獲得免疫を理解する
|
15週 |
免疫 |
免疫と病気を理解する
|
16週 |
|
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 課題・小テスト | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 35 | 15 | 50 |
専門的能力 | 35 | 15 | 50 |