科目基礎情報

学校 和歌山工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 生物
科目番号 0016 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 物質工学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 嶋田正和他:生物基礎(数研出版)
担当教員 山川 文徳

到達目標

遺伝情報を担う物質がDNAであること、その構造は遺伝情報を伝えるのに有利な特徴を備えていること、さらに、遺伝情報を元にタンパク質が作られることなどを理解できる。
また、体内環境を維持するために、体液、腎臓、肝臓、神経、ホルモン、免疫などが果たしているそれぞれの役割について理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
DNAについて遺伝情報物質とその特徴を理解し、説明することができる遺伝情報物質とその特徴をある程度理解し、説明することができる遺伝情報物質とその特徴について理解していない
転写・翻訳についてセントラルドグマについて理解し、説明することができるセントラルドグマについてある程度理解し、説明することができるセントラルドグマについて理解していない
体内環境の維持について体液、腎臓、肝臓、神経、ホルモン、免疫などの役割を理解している体液、腎臓、肝臓、神経、ホルモン、免疫などの役割をある程度理解している体内環境の維持について理解していない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
生命現象を理解する基礎となる「DNAの構造と遺伝情報の関係」、また、健康を考える基礎となる「生物の体内環境の維持」について理解させる。
授業の進め方・方法:
予習により事前に授業概要を把握しておくこと。
授業終了後は不明点を残さないよう復習をしておくこと。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 遺伝情報とDNA ガイダンス&遺伝情報を担う物質
2週 遺伝情報とDNA DNAの構造を理解する
3週 遺伝情報の発現 遺伝情報とタンパク質&RNAのはたらきを理解する
4週 遺伝情報の発現 タンパク質の合成を理解する
5週 遺伝情報の分配 染色体とDNAの遺伝情報を理解する
6週 遺伝情報の分配 細胞分裂と遺伝情報の分配を理解する
7週 遺伝情報の分配 分化した細胞の遺伝情報を理解する
8週 DNAの遺伝情報と遺伝子、ゲノム DNAの遺伝情報と遺伝子、ゲノムを理解する
4thQ
9週 体液 体内環境と恒常性&体液とその循環を理解する
10週 体液・腎臓 血液と体液&腎臓の構造を理解する
11週 腎臓・肝臓 腎臓と肝臓のはたらきを理解する
12週 神経とホルモン 自立神経&ホルモンを理解する
13週 神経とホルモン 自立神経とホルモンによる調節を理解する
14週 免疫 自然免疫&獲得免疫を理解する
15週 免疫 免疫と病気を理解する
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題・小テスト合計
総合評価割合7030100
基礎的能力351550
専門的能力351550