概要:
専門化学として学習している化学を、生物工学系,合成系,物性系の3分野に分け、3班に分かれて基礎的な専門化学実験を行う。また、数名で1グル-プとなり、各班で自由に実験課題を設定し、得られた実験結果に関する発表会を行う。
授業の進め方・方法:
1. 実験レポ-ト(生物工学系:60%・合成系:70%・物性系:80%、自由テーマ:50%),実験取組(実験ノート、実験操作等) (生物工学系:40%・合成系:30%・物性系:20%、自由テーマ:50%)で評価する。
2. 評価は「生物工学系」,「合成系」,「物性系」,「自由テーマ」の4分野の成績を平均する。
注意点:
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
有用微生物のスクリーニング1 |
実験手順に従って正確に実験を行うことができ、報告書にまとめることができる。
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2週 |
有用微生物のスクリーニング2 |
実験手順に従って正確に実験を行うことができ、報告書にまとめることができる。
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3週 |
微生物の濃度測定 |
実験手順に従って正確に実験を行うことができ、報告書にまとめることができる。
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4週 |
微生物の増殖速度 |
実験手順に従って正確に実験を行うことができ、報告書にまとめることができる。
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5週 |
酵素反応 1 |
実験手順に従って正確に実験を行うことができ、報告書にまとめることができる。
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6週 |
酵素反応 2 |
実験手順に従って正確に実験を行うことができ、報告書にまとめることができる。
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7週 |
酵素反応 3 |
実験手順に従って正確に実験を行うことができ、報告書にまとめることができる。
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8週 |
まとめ(発表会) |
実験結果を踏まえてプレゼンテーションを行い、議論できる。
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2ndQ |
9週 |
自由テ-マ 1 |
実験テーマをグループで検討し、実験計画を自ら立案、実行し、報告会で説明できる。
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10週 |
自由テ-マ 2 |
実験テーマをグループで検討し、実験計画を自ら立案、実行し、報告会で説明できる。
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11週 |
自由テ-マ 3 |
実験テーマをグループで検討し、実験計画を自ら立案、実行し、報告会で説明できる。
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12週 |
自由テ-マ 4 |
実験テーマをグループで検討し、実験計画を自ら立案、実行し、報告会で説明できる。
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13週 |
自由テ-マ 5 |
実験テーマをグループで検討し、実験計画を自ら立案、実行し、報告会で説明できる。
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14週 |
自由テ-マ 6 |
実験テーマをグループで検討し、実験計画を自ら立案、実行し、報告会で説明できる。
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15週 |
ガイダンス(実験操作および原理の解説) |
実験手順に従って正確に実験を行うことができ、報告書にまとめることができる。
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
可視スペクトルおよび赤外スペクトルを用いた錯体の構造 |
実験手順に従って正確に実験を行うことができ、報告書にまとめることができる。
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2週 |
沸点上昇 |
実験手順に従って正確に実験を行うことができ、報告書にまとめることができる。
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3週 |
気体の体積と温度・圧力との関係 |
実験手順に従って正確に実験を行うことができ、報告書にまとめることができる。
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4週 |
有機化合物の分離と確認 1 |
実験手順に従って正確に実験を行うことができ、報告書にまとめることができる。
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5週 |
有機化合物の分離と確認 2 |
実験手順に従って正確に実験を行うことができ、報告書にまとめることができる。
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6週 |
有機化合物の分離と確認 3 |
実験手順に従って正確に実験を行うことができ、報告書にまとめることができる。
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7週 |
有機化合物の分離と確認 4 |
実験手順に従って正確に実験を行うことができ、報告書にまとめることができる。
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8週 |
酸化還元平衡 |
実験手順に従って正確に実験を行うことができ、報告書にまとめることができる。
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4thQ |
9週 |
示差熱分析 |
実験手順に従って正確に実験を行うことができ、報告書にまとめることができる。
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10週 |
吸光光度法 |
実験手順に従って正確に実験を行うことができ、報告書にまとめることができる。
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11週 |
蛍光光度法 |
実験手順に従って正確に実験を行うことができ、報告書にまとめることができる。
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12週 |
液液抽出 |
実験手順に従って正確に実験を行うことができ、報告書にまとめることができる。
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13週 |
粘性係数 |
実験手順に従って正確に実験を行うことができ、報告書にまとめることができる。
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14週 |
吸着平衡 |
実験手順に従って正確に実験を行うことができ、報告書にまとめることができる。
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15週 |
実験発表会 |
実験結果を踏まえてプレゼンテーションを行い、議論できる。
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 物理、化学、情報、工学についての基礎的原理や現象を、実験を通じて理解できる。 | 4 | |
物理、化学、情報、工学における基礎的な原理や現象を明らかにするための実験手法、実験手順について説明できる。 | 4 | |
実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の正しい取扱を身に付け、安全に実験できる。 | 4 | |
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の論理性に配慮して実践できる。 | 4 | |
実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。 | 4 | |
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。 | 4 | |
専門的能力 | 分野別の工学実験・実習能力 | 化学・生物系分野【実験・実習能力】 | 有機化学実験 | 蒸留による精製ができる。 | 4 | |
吸引ろ過ができる。 | 4 | |
再結晶による精製ができる。 | 4 | |
分液漏斗による抽出ができる。 | 4 | |
融点または沸点から生成物の確認と純度の検討ができる。 | 4 | |
沸点から生成物の確認と純度の検討ができる。 | 4 | |
分析化学実験 | 酸化還元滴定法を理解し、酸化剤あるいは還元剤の濃度計算ができる。 | 4 | |
物理化学実験 | 粘度計を用いて、各種液体・溶液の粘度を測定し、濃度依存性を説明できる。 | 4 | |
熱に関する測定(溶解熱、燃焼熱等)をして、定量的に説明できる。 | 4 | |
分子量の測定(浸透圧、沸点上昇、凝固点降下、粘度測定法等)により、束一的性質から分子量を求めることができる。 | 4 | |
生物工学実験 | 滅菌・無菌操作をして、微生物を培養することができる。 | 4 | |
分光分析法を用いて、生体物質を定量することができる。 | 4 | |
酵素の活性を定量的または定性的に調べることができる。 | 4 | |
専門的能力の実質化 | PBL教育 | PBL教育 | 工学が関わっている数々の事象について、自らの専門知識を駆使して、情報を収集することができる。 | 4 | |
集められた情報をもとに、状況を適確に分析することができる。 | 4 | |
与えられた目標を達成するための解決方法を考えることができる。 | 4 | |