日本経済論

科目基礎情報

学校 和歌山工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 日本経済論
科目番号 0001 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 物質工学科(物質工学コース) 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 重松 正史

到達目標

1金融危機や資源問題など世界経済と日本経済の関係と問題点について説明できる
2非正規雇用の増大など雇用の現状と少子化などの社会問題の関係を説明できる
3日本の社会保障と財政について、その現状と問題点を説明できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1金融危機や資源問題など世界経済と日本経済の関係を深く説明できる金融危機や資源問題など世界経済と日本経済の関係を説明できる金融危機や資源問題など世界経済と日本経済の関係を説明できない
評価項目2雇用の現状と社会問題の関係を深く説明できる雇用の現状と社会問題の関係を説明できる雇用の現状と社会問題の関係を説明できない
評価項目3日本の社会保障の問題点と財政危機の関係を深く説明できる日本の社会保障の問題点と財政危機の関係を説明できる日本の社会保障の問題点と財政危機の関係を説明できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
日本経済の現状を世界経済との関わりでとらえる
授業の進め方・方法:
毎回プリントおよび資料を配付する。毎回該当するテーマについての報道を見る。
注意点:
<到達目標の評価方法と基準>授業の到達目標に見合う問題を中間・期末試験で出題し、目標の達成度を評価する。授業ごとに「課題」を課し提出を求め、これも評価に加味する。
<学業成績の評価方法および評価基準>定期試験については、2回の試験の平均点を得点とする。「課題」のよる得点も加算する。
<単位取得要件>学業成績で60点以上を獲得すること
<あらかじめ要求される基礎知識の範囲>普段から経済関係のニュースに接しておくこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 アメリカ・ヨーロッパ・中国・日本の経済状況概観 大きな経済的影響力を持つ地域の経済状況の概観を説明できる
2週 日本におけるバブルとその崩壊、銀行の危機 バブル前後の日本の銀行について説明できる
3週 メガバンクと「カネ余り」 メガバンクの現状と問題点を説明できる
4週 リーマンショックと金融取引 リーマンショックの原因と金融取引の様相を説明できる
5週 資源(とくにエネルギー)問題の現状 資源問題の現状について説明できる
6週 自動車産業の転換点 自動車産業の現状について説明できる
7週 日本の電機会社の苦境 電機会社がなぜ苦境に陥っているのかを説明できる
8週 「日本ならでは」の製品・サービスとその輸出 「日本ならでは」の製品・サービスの現状を説明できる
4thQ
9週 コンテンツ産業の現状 コンテンツ産業の現状について説明できる
10週 労働力の国際移動と非正規雇用 非正規雇用の現状について説明できる
11週 雇用形態の変化と日本の労働時間 日本人の働き方と問題点について説明できる
12週 日本の社会保障(セーフティーネット) 日本の社会保障について問題点を説明できる
13週 日本の財政赤字の原因・現状 日本の財政状況について基本的な説明ができる
14週 国債発行の現状と問題点 日本国債をめぐる状況について基本的な説明ができる
15週 日銀による金融緩和、まとめ 金融緩和のねらいと現状について基本的な説明ができる
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

定期試験課題合計
総合評価割合7525100
配点7525100
000