到達目標
基本的な機器分析法(クロマトグラフィー、可視・紫外吸光光度法、原子吸光・発光法、赤外吸収法)の原理およびこれらの分析法の特徴を説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 十分理解している。 | 理解している。 | 理解していない。 |
評価項目2 | 十分理解している。 | 理解している。 | 理解していない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
基本的な機器分析法として、分離法としてガス・液体クロマトクロマトグラフィー法を、また、分光分析法として可視紫外分光法、蛍光分析法、原子吸光法、赤外吸収法を取り上げ、それらの基本的な計測原理やそれらの特徴などについて学習する。
授業の進め方・方法:
定期試験を70%(2回平均)、レポート、課題を30%で評価する。60点以上を合格とする。
注意点:
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス 機器分析とは、クロマトグラフィーについて |
クロマトグラフィーの概要を理解する。
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2週 |
クロマトグラフィー 理論 |
クロマトグラフィーの理論を理解する。
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3週 |
クロマトグラフィー 原理 |
ガス・液体クロマトグラフィーの原理を理解する。
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4週 |
クロマトグラフィー 装置 |
クロマトグラフィーの装置を理解する。
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5週 |
可視紫外吸光光度法 理論と装置 |
可視紫外吸光光度法の理論と装置を理解する。
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6週 |
可視紫外吸光光度法 測定法 |
可視紫外吸光光度法の測定法について理解する。
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7週 |
蛍光光度法 理論 |
蛍光光度法の理論を理解する。
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8週 |
蛍光光度法 装置 |
蛍光光度法の装置について理解する。
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2ndQ |
9週 |
中間試験 |
これまでの項目の理解。
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10週 |
赤外吸光度法 原理 |
赤外吸光度法の原理を理解する。
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11週 |
赤外吸光度法 装置 |
赤外吸光度法の装置について理解する。
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12週 |
ラマン散乱 原理・装置 |
ラマン散乱の原理・装置を理解する。
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13週 |
原子吸光法 原理・装置 |
原子吸光法の原理・装置を理解する。
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14週 |
原子発光法 原理と装置 |
ICPについての原理とその装置について理解する。
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15週 |
解説 |
これまでの項目の理解とその整理。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 化学・生物系分野 | 分析化学 | 光吸収について理解し、代表的な分析方法について説明できる。 | 4 | 前5,前8,前10,前13 |
Lambert-Beerの法則に基づく計算をすることができる。 | 4 | 前6 |
イオン交換による分離方法についての概略を説明できる。 | 4 | 前3 |
溶媒抽出を利用した分析法について説明できる。 | 4 | 前1 |
クロマトグラフィーの理論と代表的な分析方法を理解している。 | 4 | 前1,前2,前3,前4 |
特定の分析装置を用いた気体、液体、固体の分析方法を理解し、測定例をもとにデータ解析することができる。 | 4 | 前3,前11 |
評価割合
| 試験 | 授業中の参加度および課題等 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 70 | 30 | 100 |