環境工学

科目基礎情報

学校 和歌山工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 環境工学
科目番号 0030 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 物質工学科(物質工学コース) 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 環境・エネルギー・健康 20講 :今中利信、広瀬良樹著 ㈱化学同人発行
担当教員 木之下 正史

到達目標

環境問題の発生メカニズムと環境保全技術及び化学物質の危険性と管理技術を習得して、高度産業社会の環境問題に対応できる工学的解析能力と応用展開力を身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
環境問題の発生メカニズムと環境保全技術及び化学物質の危険性と管理技術理解し、説明することができるある程度理解し、説明することができる理解できない
高度産業社会の環境問題に対応できる工学的解析能力理解し、応用展開する能力があるある程度理解し、応用展開する能力がある理解できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
近年、化石燃料の大量消費に伴い地球の温暖化や大気汚染をもたらし、更には森林破壊や砂漠化の進行、各種廃棄物の放出による海洋汚染を引き起こしている。又、新しい合成化学物質や有毒物質の氾濫により、オゾン層が破壊され、内分泌撹乱物質による地球規模での汚染が広がっている。
これらの諸問題の実態を正しく認識し、その原因と対策について理解を深めるために学習する。
授業の進め方・方法:
事前学習
シラバス、又は事前に指定された教科書の章(講)を受講前に読んで、疑問点や確認したいことがあれば準備しておく。
事後学習
毎授業後に小レポートを作成して提出すること。又、受講内容を復習して、疑問点や確認したいことがあれば次の授業で質問するための準備をする。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 危機に直面する地球環境 地球上におけるエネルギーの大量消費に始まる全般的な環境破壊の現状と問題点を学習する。
 太陽系と地球の出現から生命誕生にいたる現在の地球環境の生い立ちについて概要を学習する。
2週 地球環境の生い立ち 地球上におけるエネルギーの大量消費に始まる全般的な環境破壊の現状と問題点を学習する。
 太陽系と地球の出現から生命誕生にいたる現在の地球環境の生い立ちについて概要を学習する。
3週 エネルギーとその利用 太陽エネルギーをはじめ、各種エネルギーの基礎を理解し、炭素を含む化石エネルギー資源、再生可能
エネルギー及び原子力エネルギーについて、その必要性とリスクについて学習する。
4週 化石エネルギー資源 太陽エネルギーをはじめ、各種エネルギーの基礎を理解し、炭素を含む化石エネルギー資源、再生可能
エネルギー及び原子力エネルギーについて、その必要性とリスクについて学習する。
5週 原子力エネルギー 太陽エネルギーをはじめ、各種エネルギーの基礎を理解し、炭素を含む化石エネルギー資源、再生可能
エネルギー及び原子力エネルギーについて、その必要性とリスクについて学習する。
6週 大気汚染と酸性雨 大気汚染、酸性雨、光化学スモッグ、更には地球温暖化などが環境や人に与える影響と環境基準に
ついて学習する。
7週 地球の温暖化 大気汚染、酸性雨、光化学スモッグ、更には地球温暖化などが環境や人に与える影響と環境基準に
ついて学習する。
8週 オゾン層破壊と健康 大気汚染、酸性雨、光化学スモッグ、更には地球温暖化などが環境や人に与える影響と環境基準に
ついて学習する。
2ndQ
9週 地震と環境 地震、水資源、土壌及び地下水を含む地球環境の現状と、更には水の浄化法、水の役割と人の健康に
ついて学習する。
10週 水資源と健康 地震、水資源、土壌及び地下水を含む地球環境の現状と、更には水の浄化法、水の役割と人の健康に
ついて学習する。
11週 土壌・地下水の汚染と健康 地震、水資源、土壌及び地下水を含む地球環境の現状と、更には水の浄化法、水の役割と人の健康に
ついて学習する。
12週 土壌・地下水の汚染と健康 地震、水資源、土壌及び地下水を含む地球環境の現状と、更には水の浄化法、水の役割と人の健康に
ついて学習する。
13週 有害有毒物質と健康 天然と人工の各種有害物質、特に内分泌撹乱化学物質の人の健康への影響とその対策について
学習する。
又いまや国境を越えた環境問題になっている廃棄物の現状と今後の課題についても学習する。
14週 環境ホルモンと健康 天然と人工の各種有害物質、特に内分泌撹乱化学物質の人の健康への影響とその対策について
学習する。
又いまや国境を越えた環境問題になっている廃棄物の現状と今後の課題についても学習する。
15週 廃棄物とリサイクル 天然と人工の各種有害物質、特に内分泌撹乱化学物質の人の健康への影響とその対策について
学習する。
又いまや国境を越えた環境問題になっている廃棄物の現状と今後の課題についても学習する。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題・レポート合計
総合評価割合7030100
基礎的能力351550
専門的能力351550