分子生物学

科目基礎情報

学校 和歌山工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 分子生物学
科目番号 0043 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 物質工学科(生物工学コース) 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 理系総合のための生命科学 第5版〜分子・細胞・個体から知る“生命"のしくみ (羊土社)
担当教員 スティアマルガ デフィン

到達目標

生体における主な高分子の構造と機能の他に、遺伝子が歴史に登場してきた背景を理解できる。さらに 科学的および討論のできる論理的思考を培い、生体高分子、特に遺伝子の構造と機能について理解 する。最終的には、生命や生命現象に関わる分子の働きやそのメカニズムを理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
生命の起源について学び、生命現象を理解する動的な生命維持活動を分子レベルで充分に理解している動的な生命維持活動を分子レベルである程度理解している動的な生命維持活動を分子レベルで理解していない

学科の到達目標項目との関係

C-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
授業導入期でゲノムと分子進化について学ぶ。ここで、生命の起源などについて学ぶ。次いで、ゲノムと進化を土台にし、生命現象について学んでいく。
分子生物学1で学んだ静的な基礎的知識をもとに、動的な生命維持活動を分子レベル理解することが最終目標とする。
授業の進め方・方法:
a. 授業ノートをしっかりとること。
b. 質問時間を設けるため、解らないことがあれば授業時間内にみんなのまえで質問すること。
c. 教科書以外の参考図書からのコピーや論文の別刷りなど、理解するのに便利な資料を適宜配布する。
d.  この科目は学修単位科目のため:
(1)レポート課題を課する。
(2)毎回、最低120分間の、定期的な予習・復習を含む自習を行うことを想定して授業を進める。
注意点:
事前学習
a. 生物学、生物化学、酵素工学、応用微生物学の復習を事前に行うこと。

事後学習
a. 授業中に取ったノートだけではなく、教科書や配布資料をしっかり復習すること。
b. 必要に応じて、インターネットや図書館を用いて授業で習ったことに関係する情報を調べること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ゲノムと進化 生命維持活動はすべて、遺伝子で制御するように長い時間を経て進化してきた。メンデル遺伝学や進化遺伝学を学び、生命維持活動がどのようにして遺伝子レベルで決められるかを理解する。
2週 メンデル遺伝学と進化遺伝学 生命維持活動はすべて、遺伝子で制御するように長い時間を経て進化してきた。メンデル遺伝学や進化遺伝学を学び、生命維持活動がどのようにして遺伝子レベルで決められるかを理解する。
3週 メンデル遺伝学と進化遺伝学 生命維持活動はすべて、遺伝子で制御するように長い時間を経て進化してきた。メンデル遺伝学や進化遺伝学を学び、生命維持活動がどのようにして遺伝子レベルで決められるかを理解する。
4週 個体-環境相互作用 生命維持活動はすべて、遺伝子で制御するように長い時間を経て進化してきた。メンデル遺伝学や進化遺伝学を学び、生命維持活動がどのようにして遺伝子レベルで決められるかを理解する。
5週 生物群集と生物多様性 生命維持活動はすべて、遺伝子で制御するように長い時間を経て進化してきた。メンデル遺伝学や進化遺伝学を学び、生命維持活動がどのようにして遺伝子レベルで決められるかを理解する。
6週 細胞骨格と細胞運動 生命維持活動がどのようにして細胞・分子レベルで制御されるかを学び、細胞・遺伝・分子の相互的な働らきが生命が営まれる仕組みを理解する。
7週 細胞間シグナル伝達系 生命維持活動がどのようにして細胞・分子レベルで制御されるかを学び、細胞・遺伝・分子の相互的な働らきが生命が営まれる仕組みを理解する。
8週 細胞内シグナル伝達系 生命維持活動がどのようにして細胞・分子レベルで制御されるかを学び、細胞・遺伝・分子の相互的な働らきが生命が営まれる仕組みを理解する。
2ndQ
9週 中間試験
10週 生体膜と細胞の構造 地球上生命体は、多様な形を示している。この多様な形姿は、遺伝子・ゲノムに刻まれる遺伝情報によりコントロルされる。このセクションでは、そのような様々な形姿を作るのにどのようにして遺伝子が動くのか、そしてそのような「形態形成」システムがどのようにして進化してきたを学ぶ。
11週 遺伝子発現の制御 地球上生命体は、多様な形を示している。この多様な形姿は、遺伝子・ゲノムに刻まれる遺伝情報によりコントロルされる。このセクションでは、そのような様々な形姿を作るのにどのようにして遺伝子が動くのか、そしてそのような「形態形成」システムがどのようにして進化してきたを学ぶ。
12週 動物の発生 地球上生命体は、多様な形を示している。この多様な形姿は、遺伝子・ゲノムに刻まれる遺伝情報によりコントロルされる。このセクションでは、そのような様々な形姿を作るのにどのようにして遺伝子が動くのか、そしてそのような「形態形成」システムがどのようにして進化してきたを学ぶ。
13週 植物の発生 地球上生命体は、多様な形を示している。この多様な形姿は、遺伝子・ゲノムに刻まれる遺伝情報によりコントロルされる。このセクションでは、そのような様々な形姿を作るのにどのようにして遺伝子が動くのか、そしてそのような「形態形成」システムがどのようにして進化してきたを学ぶ。
14週 進化発生学 地球上生命体は、多様な形を示している。この多様な形姿は、遺伝子・ゲノムに刻まれる遺伝情報によりコントロルされる。このセクションでは、そのような様々な形姿を作るのにどのようにして遺伝子が動くのか、そしてそのような「形態形成」システムがどのようにして進化してきたを学ぶ。
15週 期末試験
16週 答案返却・解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学化学・生物系分野生物化学RNAの種類と働きを列記できる。4前11
コドンについて説明でき、転写と翻訳の概要を説明できる。4前11

評価割合

試験準備資料合計
総合評価割合7030100
理解力7030100