概要:
<COC>
卒業研究は,本学科における学習の総大成にあたるもので,特定の研究テーマについて教員の指導を受けながら,1年間をかけて実施する。入学以降に学んだ知識および実験技術に基づき,原則的には,個人単位で研究を実施する。
授業の進め方・方法:
研究テーマは担当教員による指導と相談の上で決定する。テーマ決定後は,研究とする問題を理解した上で,関連文献資料の調査やそれらについての勉強から研究が始まる。その後,研究方法および計画の検討や実験方法等についての検討を行い,一年間をかけて研究を実施する。
中間報告会および卒業研究発表会では,各自の研究結果・成果に基づく発表を実施する。発表においては,研究成果を要領よくまとめて効果的なプレゼンテーションを行い,自分が行った研究を論理的に説明し,かつ質問を通じて他者と議論することができなければならない。そのためには,自分自身が研究テーマと関連事項をよく理解し,研究過程および結果について熟考しておくことが必要なことは言うまでもない。
一年間をかけた研究成果の取り纏めとして,最終的に卒業論文を執筆・作成する。卒業論文は,研究過程と結果に基づく考察を整理して論理的な文章に書き記し,一つの論文としてまとめ上げる。これは,技術者,研究者となるための大きな課題であり,したがって,総合的学力が必要とされる。
卒業研究の時間では,教員は指導を行うが,学生自らが積極的に研究を行うことが何よりも必要である。授業で学習していない内容であっても,自らが積極的に独習することで自分のものとし,研究を自分の手で展開する姿勢を常に持つことが必要である。
また,時間割上の授業時間以外でも研究実施可能な時間には,指導教員の許可を得た上で,積極的に研究に取り組むことが求められる。
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1) ケミカルバイオロジーによる天然有機化合物の機能性解明(奥野)
2) 水溶性分子機械の合成と特性評価(河地)
3) 物質の分離および無害化に関する研究(岸本)
4) 極限環境微生物の生態調査(楠部)
5) イオン液体の合成と電気化学的応用(綱島)
6) 分子生物学的手法による動物の多様性進化解析(デフィン)
7) コラーゲンモデルおよびポリマーの合成と物性(土井)
8) 極限環境微生物の環境適応の解明(西本)
9) 機能性有機化合物の合成と性質に関する研究(野村)
10) ナノ粒子の合成とその物性の評価及びその応用(林)
11) モデル細胞膜の膜構造と分子認識に関する研究(森田)
12) 生物工学に関する研究(米光)
COC関連テーマについて
各教員のテーマはさらに細分されており,その中には地域の特徴(地勢,産業,特産品など)や諸問題に関連するテーマが含まれている。なお,学生の選択によっては当該テーマが実施されない場合がある。
注意点:
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス,研究室配属 |
社会的背景を理解し,研究目的と研究方法を設定できる。
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2週 |
テーマの決定 |
社会的背景を理解し,研究目的と研究方法を設定できる。
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3週 |
研究実施 |
研究データの採取・整理および関係する情報の収集ができる。得られた研究データを解析して,課題解決の道筋をつけることができる。
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4週 |
研究実施 |
研究データの採取・整理および関係する情報の収集ができる。得られた研究データを解析して,課題解決の道筋をつけることができる。
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5週 |
研究実施 |
研究データの採取・整理および関係する情報の収集ができる。得られた研究データを解析して,課題解決の道筋をつけることができる。
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6週 |
研究実施 |
研究データの採取・整理および関係する情報の収集ができる。得られた研究データを解析して,課題解決の道筋をつけることができる。
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7週 |
研究実施 |
研究データの採取・整理および関係する情報の収集ができる。得られた研究データを解析して,課題解決の道筋をつけることができる。
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8週 |
研究実施 |
研究データの採取・整理および関係する情報の収集ができる。得られた研究データを解析して,課題解決の道筋をつけることができる。
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2ndQ |
9週 |
研究実施 |
研究データの採取・整理および関係する情報の収集ができる。得られた研究データを解析して,課題解決の道筋をつけることができる。
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10週 |
研究実施 |
研究データの採取・整理および関係する情報の収集ができる。得られた研究データを解析して,課題解決の道筋をつけることができる。
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11週 |
研究実施 |
研究データの採取・整理および関係する情報の収集ができる。得られた研究データを解析して,課題解決の道筋をつけることができる。
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12週 |
研究実施 |
研究データの採取・整理および関係する情報の収集ができる。得られた研究データを解析して,課題解決の道筋をつけることができる。
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13週 |
研究実施 |
研究データの採取・整理および関係する情報の収集ができる。得られた研究データを解析して,課題解決の道筋をつけることができる。
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14週 |
研究実施 |
研究データの採取・整理および関係する情報の収集ができる。得られた研究データを解析して,課題解決の道筋をつけることができる。
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15週 |
研究実施 |
研究データの採取・整理および関係する情報の収集ができる。得られた研究データを解析して,課題解決の道筋をつけることができる。
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
中間発表 |
研究成果を発表し,討論できる。
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2週 |
研究実施 |
研究データの採取・整理および関係する情報の収集ができる。得られた研究データを解析して,課題解決の道筋をつけることができる。
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3週 |
研究実施 |
研究データの採取・整理および関係する情報の収集ができる。得られた研究データを解析して,課題解決の道筋をつけることができる。
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4週 |
研究実施 |
研究データの採取・整理および関係する情報の収集ができる。得られた研究データを解析して,課題解決の道筋をつけることができる。
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5週 |
研究実施 |
研究データの採取・整理および関係する情報の収集ができる。得られた研究データを解析して,課題解決の道筋をつけることができる。
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6週 |
研究実施 |
研究データの採取・整理および関係する情報の収集ができる。得られた研究データを解析して,課題解決の道筋をつけることができる。
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7週 |
研究実施 |
研究データの採取・整理および関係する情報の収集ができる。得られた研究データを解析して,課題解決の道筋をつけることができる。
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8週 |
研究実施 |
研究データの採取・整理および関係する情報の収集ができる。得られた研究データを解析して,課題解決の道筋をつけることができる。
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4thQ |
9週 |
研究実施 |
研究データの採取・整理および関係する情報の収集ができる。得られた研究データを解析して,課題解決の道筋をつけることができる。
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10週 |
研究実施 |
研究データの採取・整理および関係する情報の収集ができる。得られた研究データを解析して,課題解決の道筋をつけることができる。
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11週 |
研究実施 |
研究データの採取・整理および関係する情報の収集ができる。得られた研究データを解析して,課題解決の道筋をつけることができる。
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12週 |
研究実施 |
研究データの採取・整理および関係する情報の収集ができる。得られた研究データを解析して,課題解決の道筋をつけることができる。
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13週 |
研究実施 |
研究データの採取・整理および関係する情報の収集ができる。得られた研究データを解析して,課題解決の道筋をつけることができる。
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14週 |
最終発表会 |
研究成果を発表し,討論できる。
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15週 |
卒業論文提出 |
卒業論文を作成できる。
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 技術者倫理 | 技術者倫理 | 説明責任、内部告発、製造物責任、リスクマネジメントなど、技術者の行動に関する基本的事項を理解し、説明できる。 | 3 | 前3 |
情報技術の進展が社会に及ぼす影響、及び個人情報保護法、著作権などの法律との関連について理解できる。 | 3 | 前3 |
高度情報通信ネットワーク社会の中核にある情報通信技術と倫理との関わりを理解できる。 | 3 | 前3 |
技術者を目指す者として、知的財産を意識した創造性を発揮できる。 | 3 | 前3 |
技術者を目指す者として各国・各地域での活動において、各国・各地域の文化、慣習などを尊重し、それぞれの国や地域に適用される関係法令などを守ることができる。 | 3 | 前3 |
専門的能力 | 専門的能力の実質化 | PBL教育 | PBL教育 | 工学が関わっている数々の事象について、自らの専門知識を駆使して、情報を収集することができる。 | 4 | |
集められた情報をもとに、状況を適確に分析することができる。 | 4 | |
与えられた目標を達成するための解決方法を考えることができる。 | 4 | |
状況分析の結果、問題(課題)を明確化することができる。 | 4 | |
分野横断的能力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 現実を踏まえ、公衆の健康・安全や文化・社会・環境に配慮すべきことが理解できる。さらに、複合的な工学的課題や、需要に適合したシステム・構成要素・工程の設計に取り組むことができる。 | 3 | 後4 |
現実を踏まえ、公衆の健康・安全への配慮、文化的・社会的・環境的な観点に配慮をしつつ、既存の枠にとらわれずに、複合的な工学的課題や、需要に適合したシステム・構成要素・工程を設計することができる。 | 3 | 後4 |