ビジネスコミュニケーション

科目基礎情報

学校 和歌山工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 ビジネスコミュニケーション
科目番号 0007 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 メカトロニクス工学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 野田尚史・森口稔『日本語を書くトレーニング』(ひつじ書房)
担当教員 和田 茂俊

到達目標

1、日本語での正確な表現ができ、ビジネスの場面における人間関係やコミュニケーションのよりよいあり方について理解できる。
2、エンジニアが扱う報告書、製品マニュアル、企画書、技術論文等の技術文書の基本的な作成ができる。
3、コンピュータを使って、社内報告会、学会発表等の資料を作成し、プレゼンテーションができる。
(D-f)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
コミュニケーションの方法正確な日本語表現ができ、ビジネスの場でのよりよいコミュニケーションのありかたが十分に理解できる。正確な日本語表現ができ、ビジネスの場でのよりよいコミュニケーションのありかたが理解できる。正確な日本語表現や、ビジネスの場でのよりよいコミュニケーションのありかたについて十分には理解できない。
技術文書の作成方法報告書、技術書などの技術文書を魅力ある表現で作成できる。報告書、技術書などの技術文書を作成できる。報告書、技術書などの技術文書を十分には作成できない。
プレゼンテーションの方法コンピュータを使って資料を作成し、魅力的なプレゼンテーションができる。コンピュータを使って資料を作成し、プレゼンテーションができる。コンピュータを使って資料を作成し、プレゼンテーションをすることが十分にはできない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
ビジネスの場面における基本的なコミュニケーションのあり方や、文章表現の基本的な知識と技術について学習する。報告書や製品マニュアル、企画書、技術論文等の技術文書の書き方についても学び、ビジネス文書の概要、作成の注意点等を理解する。さらに、オーラル・コミュニケーションの実践としてプレゼンテーションを一人ずつ行う。
授業の進め方・方法:
演習、プレゼンテーション等を中心に行う。
第1~8週を和田、第9~15週を椛島が担当する。
注意点:
文書あるいは口頭での発表が中心となるので、主体的に授業に参加することが望ましい。
社会人として必要となるさまざまな文書を実践的に学ぶ授業である。楽しみながら、「書く」「話す」それぞれの能力を高めてほしい。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 
プレゼンテーションの方法
授業の目的と方法を理解する。
2週 正確な説明と描写 正確な説明と描写ができる。
3週 お知らせのメール お知らせのメールを書くことができる。
4週 お願いのメール お願いのメールを書くことができる。
5週 マニュアル 簡単なマニュアルが書ける。
6週 広告 広告チラシが書ける。
7週 オーラル・コミュニケーション
プレゼンテーションの実演1
プレゼンテーションにおいて企画・提案を行うことができる。
8週 オーラル・コミュニケーション
プレゼンテーションの実演1
プレゼンテーションにおいて企画・提案を行うことができる。
2ndQ
9週 企画・提案 簡単な企画・提案ができる。
10週 ニュースレター・報告書 簡単なニュースレターや報告書が書ける。
11週 アンケート アンケート用紙が作れる。
12週 自己アピール 履歴書・エントリーシートなどが書ける。
13週 レポート・論文 レポート・論文を書く際の注意点を理解できる。
14週 オーラル・コミュニケーション
プレゼンテーションの実演2
より魅力的なプレゼンテーションの方法を理解できる。
15週 オーラル・コミュニケーション
プレゼンテーションの実演2
より魅力的なプレゼンテーションの方法を理解できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題 60相互評価態度ポートフォリオ発表 40合計
総合評価割合06000040100
評価06000040100