材料科学

科目基礎情報

学校 和歌山工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 材料科学
科目番号 0016 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 メカトロニクス工学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 【教科書】金属バイオマテリアル(塙隆夫、米山隆之)コロナ社
担当教員 樫原 恵蔵

到達目標

(1)金属バイオマテリアルの種類と性質を説明できる。
(2)金属バイオマテリアルの適用箇所とそこで生じる問題点を説明できる。
(3)金属バイオマテリアルの毒性と適応性を説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
金属バイオマテリアルの種類と性質金属バイオマテリアルの種類と性質を正しく説明することができる。金属バイオマテリアルの種類と性質をほぼ正しく説明することができる。金属バイオマテリアルの種類と性質をあまり正しく説明することができない。
金属バイオマテリアルの適用箇所とそこで生じる問題点金属バイオマテリアルの適用箇所とそこで生じる問題点を正しく説明することができる。金属バイオマテリアルの適用箇所とそこで生じる問題点をほぼ正しく説明することができる。金属バイオマテリアルの適用箇所とそこで生じる問題点をあまり正しく説明することができない。
金属バイオマテリアルの毒性と適応性金属バイオマテリアルの毒性と適応性を正しく説明することができる。金属バイオマテリアルの毒性と適応性をほぼ正しく説明することができる。金属バイオマテリアルの毒性と適応性をあまり正しく説明することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
金属バイオマテリアルの種類と性質、毒性と適応性など、金属バイオマテリアルの基礎知識を習得する。
授業の進め方・方法:
パワーポイントによる講義を行い、授業毎にまとめを提出する。毎回、自宅学習においてプレゼンテーションのための準備をし、計3回のプレゼンテーションを行う。プレゼンテーションの後、その内容をレポートにして提出する。
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション。授業の進め方の説明。 授業の進め方を理解して、teamsを通してレポートが提出できる。
2週 第1章バイオマテリアルとしての金属-2.1.3脊椎固定器具(p.1-18) 第1章バイオマテリアルとしての金属-2.1.3脊椎固定器具(p.1-18)の内容について説明できる
3週 2.2循環器科-2.3歯科(p.19-30) 2.2循環器科-2.3歯科(p.19-30)の内容について説明できる
4週 3.1金属バイオマテリアルの諸特性-3.3 Co-Cr合金(p.31-37) 3.1金属バイオマテリアルの諸特性-3.3 Co-Cr合金(p.31-37)の内容について説明できる
5週 バイオマテリアル第1,2,3章に関するプレゼンテーション バイオマテリアル第1,2,3章の内容に関するプレゼンテーションができる
6週 3.4チタン・チタン合金-4.2フレッティング(p.37-51) 3.4チタン・チタン合金-4.2フレッティング(p.37-51)の内容について説明できる
7週 4.3摩擦摩耗とトライボロジー-4.5生体適合性(p.51-64) 4.3摩擦摩耗とトライボロジー-4.5生体適合性(p.51-64)の内容について説明できる
8週 5.1金属材料の表面-5.8軟組織との界面(p.65-75) 5.1金属材料の表面-5.8軟組織との界面(p.65-75)の内容について説明できる
2ndQ
9週 6.1毒性の考え方-6.5発がん性(p.76-83) 6.1毒性の考え方-6.5発がん性(p.76-83)の内容について説明できる
10週 3.4から6.5までの内容に関するプレゼンテーション 3.4から6.5までの内容に関するプレゼンテーションができる
11週 7.1新しい生体用合金-7.2.3耐食性・耐摩耗性改善処理(p.84-p.95) 7.1新しい生体用合金-7.2.3耐食性・耐摩耗性改善処理(p.84-p.95)の内容について説明できる
12週 7.2.4高分子・生体機能分子による金属の生体機能化96-103 7.2.4高分子・生体機能分子による金属の生体機能化96-103の内容について説明できる
13週 A.1金属材料の組織と機械的性質(p.104-110) A.1金属材料の組織と機械的性質(p.104-110)の内容について説明できる
14週 A.1.3結晶構造の欠陥-A.2腐食の形態(p.110-p.122) A.1.3結晶構造の欠陥-A.2腐食の形態(p.110-p.122)の内容について説明できる
15週 7.1からA.2までの内容に関するプレゼンテーション 7.1からA.2までの内容に関するプレゼンテーションの内容に関するプレゼンテーションができる
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験授業毎の提出物プレゼンテーションレポート合計
総合評価割合30402010100
基礎的能力00000
専門的能力30402010100
分野横断的能力00000