到達目標
１、技術者倫理関連や企業コンプライアンスに関係する事例の報告を発表したり、課題レポートを作成できる。 （A-b）
２．工学技術の諸問題そしてコンプライアンス(法令遵守)の問題点について、社会や企業、そして企業人や技術者との関連性をふまえつつ防止策や改善策などを提案できる。 （A-b）
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
| 企業コンプライアンス | 独占禁止法事例を使用して分析し説明ができる。 | 独占禁止法事例を使用して分析し説明がおおむねできる。 | 独占禁止法事例を使用して分析し説明ができない。 |
| ものづくり人としての責任 | 製造物責任法事例を通して理解し説明ができる。 | 製造物責任法事例を通して理解し説明がおおむねできる。 | 製造物責任法事例を通して理解し説明ができない。 |
| 社会基盤ルール | 憲法(人権）・民法(契約）・刑法(犯罪）・知財（ものづくりの価値）のそれぞれを事例を通して理解し説明ができる。 | 憲法(人権）・民法(契約）・刑法(犯罪）・知財（ものづくりの価値）のそれぞれを事例を通して理解し説明がおおむねできる。 | 憲法(人権）・民法(契約）・刑法(犯罪）・知財（ものづくりの価値）のそれぞれを事例を通して理解し説明ができない。 |
学科の到達目標項目との関係
JABEE A
説明
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学習目標 A
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教育方法等
概要:
技術者としての義務や責任を法令遵守という観点から学習し、具体的事例を使用して論点・争点を分析できる能力とともに、問題解決能力や問題防止能力を身につける。エンジニアそして企業人として不可欠な倫理観のみならず、事例を通して、ものづくりに携わる人材として必要な社会的責任を理解し実践できるようになるように教授する。
授業の進め方・方法:
独占禁止法を含む知的財産権法そしてPL法の講義をおこなう。企業人としてのコンプライアンス(法令遵守)についての知識や理解を深める内容である。事例研究を通じて技術者倫理の問題を学び、事例研究報告を通して理解を深める。
注意点:
COC科目である。和歌山関連の特許・商標・意匠についての講義をする予定である。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
| 後期 |
| 3rdQ |
| 1週 |
憲法： 法とは |
憲法の法体系における位置づけを理解できる
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| 2週 |
憲法：基本的人権 |
基本的人権について説明できる
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| 3週 |
憲法：研究発表 |
憲法人権事案を研究発表できる
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| 4週 |
刑法：犯罪となる構成要件 |
犯罪となる構成要素を理解できる
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| 5週 |
刑法：違法とは |
違法性阻却理由を例を挙げて説明できる
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| 6週 |
民法：契約とは |
双務契約における債権・債務の関係を理解できる
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| 7週 |
民法：契約とは |
担保について理解できる
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| 8週 |
独占禁止法 |
3条前段・後段をそれぞれ事例とともに理解できる
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| 4thQ |
| 9週 |
独占禁止法 |
19条のそれぞれを事例とともに理解できる
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| 10週 |
知的財産法（特許・実用新案・意匠・商標・著作権） |
特許・実用新案・意匠・商標・著作権についての制度を理解できる
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| 11週 |
知財と独禁の関係 |
知財と独禁の関係について事例を通して理解できる
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| 12週 |
企業秘密の取り扱い |
知財と独禁の関係について事例を通して理解できる
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| 13週 |
製造物責任法（PL法） |
製造物責任法 (PL法）の2条を理解できる
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| 14週 |
製造物責任法（PL法） |
裁判事例を使用して法的責任（Liability）について説明できる
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| 15週 |
まとめ |
まとめ
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| 16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
| 分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 課題・発表 | 小テスト | 合計 |
| 総合評価割合 | 70 | 30 | 100 |
| 0 | 0 | 0 |
| 評価(後藤） | 70 | 30 | 100 |