応用電子回路

科目基礎情報

学校 和歌山工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 応用電子回路
科目番号 0036 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 メカトロニクス工学専攻 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 岡本 和也

到達目標

(1) トランジスタやOPアンプの基本的な動作を説明できる。
(2) モータの制御について学習し、ステッピングモータ制御等の説明が出来る。
(3) LSIの応用例などを学習し、簡単な利用法を説明できる
(授業ではディジタル回路・C言語の知識が必要です)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各種入出力を組み合わせた大規模集積回路を任意に制御ができる各種入出力を組み合わせた大規模集積回路を制御ができる各種入出力を組み合わせた大規模集積回路の制御ができない

学科の到達目標項目との関係

JABEE C-2 説明 閉じる
学習目標 C-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
メカトロニクスに関係の深い電子回路から基本となる回路を選び動作や利用法を学ぶ。この科目は企業で写真処理機のプリンター、プロセッサーの設計を担当していた教員が、その経験を活かし、電子回路、ディジタル回路・アナログ回路、FPGAの設計手法等について講義及び演習形式で授業を行うものである。本講義を学ぶことで半導体を利用したアナログ回路・ディジタル回路の設計・開発ができる。
授業の進め方・方法:
課題・演習を課し主にサンプル問題を解説する
注意点:
基本的なディジタル回路、同期カウンタ回路、非同期カウンタ回路を確認しておくこと

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 半導体素子 pn型ダイオード特性について理解ができる
2週 半導体素子 トランジスタ・FETの特性について理解ができる
3週 増幅回路 トランジスタの増幅回路について理解ができる
4週 演算増幅回路 演算増幅回路の特性について理解ができる
5週 演算増幅回路 演算増幅回路を用いた増幅回路の設計ができる
6週 演算増幅回路 演算増幅回路の加減算回路の設計ができる
7週 AD,DA変換 AD変換、DA変換回路の設計ができる
8週 センサ回路 光センサーを用いた受光回路の設計ができる
2ndQ
9週 カウンタ回路 非同期・同期式カウンタの設計ができる
10週 LSIへの応用 大規模集積回路の開発環境を扱うことができる
11週 LSIへの応用 大規模集積回路の設計データを扱うことができる
12週 LSIへの応用 大規模集積回路に組合せ回路の設計ができる
13週 LSIへの応用 大規模集積回路に順序回路の設計ができる
14週 LSIへの応用 大規模集積回路に非同期式カウンタの設計ができる
15週 LSIへの応用 大規模集積回路に同期式カウンタの設計ができる
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

課題・演習自宅演習課題合計
総合評価割合5050100
配点5050100