数理統計学

科目基礎情報

学校 和歌山工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 数理統計学
科目番号 0005 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 エコシステム工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 【教科書】新田保次 監修 / 松村暢彦 編著「図説わかる土木計画」(学芸出版社)/【参考書】(1)涌井良幸・涌井貞美 著「Excelで学ぶ統計解析」(ナツメ社)、(2)菅民朗 著「多変量解析の実践(上)(下)(現代数学社)、(3)浅野晳・中村二朗 著「計量経済学[第2版](有斐閣)、(4)飯田恭敬・岡田憲夫 編著「土木計画システム分析-現象分析編-」(森北出版)
担当教員 伊勢 昇

到達目標

(1)工学分野で応用される種々の数理統計的手法を数学の基礎知識をもとに説明できる。
(2)数理統計的手法を計画事例に適用して分析できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
工学分野で応用される種々の数理統計的手法の説明と計算工学分野で応用される種々の数理統計的手法の十分な説明と応用的な計算ができる工学分野で応用される種々の数理統計的手法の簡単な説明と基礎的な計算ができる工学分野で応用される種々の数理統計的手法の説明と計算ができない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本科で開講した確率・統計学に関する知識を基礎として、工学分野で応用される様々な数理統計的手法を講述する。
授業の進め方・方法:
講義を中心として演習問題を適宜実施する。
注意点:
■受講者へのコメント
以下に示す事前学習と事後学習を必ず遂行することによって各講義の理解度を常に自己評価し、不十分な場合には質問するなど積極的な学習姿勢が求められる。

【事前学習】(授業を受ける前に取り組まなければならない事項)
・次回の授業範囲を教科書や参考書等(シラバス参照)を用いて予習しておくこと
・必要に応じて、シラバスに記載している教科書や参考書以外のものも活用すること

【事後学習】(次の授業までに取り組まなければならない事項)
・授業中に指定した自由課題に取り組むこと
・教科書や参考書等(シラバス参照)の例題や演習問題等に取り組むこと
・必要に応じて、シラバスに記載している教科書や参考書以外の例題や演習問題等にも取り組むこと

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 確率・統計学の基礎的事項 確率・統計学の基礎的事項について説明できる
2週 二標本問題における統計的検定 二標本問題における統計的検定ができる
3週 一元配置分散分析 一元配置分散分析ができる
4週 二元配置分散分析 二元配置分散分析ができる
5週 適合度の検定, 独立性の検定 適合度の検定ができる
独立性の検定ができる
6週 相関分析, 単回帰分析 相関分析ができる
単回帰分析ができる
7週 重回帰分析 重回帰分析ができる
8週 数量化I類 数量化I類ができる
4thQ
9週 判別分析 判別分析ができる
10週 数量化II類 数量化II類ができる
11週 主成分分析 主成分分析ができる
12週 因子分析 因子分析ができる
13週 数量化III類 数量化III類ができる
14週 マルコフ過程 マルコフ過程ができる
15週 待ち行列モデル 待ち行列モデルができる
16週 定期試験 第1週から第15週の項目の問題を解くことができる

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

定期試験合計
総合評価割合100100
基礎的能力6060
応用的能力4040