ビジネスコミュニケーション

科目基礎情報

学校 和歌山工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 ビジネスコミュニケーション
科目番号 0007 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 エコシステム工学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 【参考書】木下是雄『理科系の作文技術』(中公新書)
担当教員 和田 茂俊,宮本 克之

到達目標

1、日本語での正確な表現ができ、ビジネスの場面における人間関係やコミュニケーションのよりよいあり方について理解できる。
2、エンジニアが扱う報告書、製品マニュアル、企画書、技術論文等の技術文書の基本的な作成ができる。
3、コンピュータを使って、社内報告会、学会発表等の資料を作成し、プレゼンテーションができる。
(D-f)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
コミュニケーションの方法正確な日本語表現ができ、ビジネスの場でのよりよいコミュニケーションのありかたが十分に理解できる。正確な日本語表現ができ、ビジネスの場でのよりよいコミュニケーションのありかたが理解できる。正確な日本語表現や、ビジネスの場でのよりよいコミュニケーションのありかたについて十分には理解できない。
技術文書の作成方法報告書、技術書などの技術文書を魅力ある表現で作成できる。報告書、技術書などの技術文書を作成できる。報告書、技術書などの技術文書を十分には作成できない。
プレゼンテーションの方法コンピュータを使って資料を作成し、魅力的なプレゼンテーションができる。コンピュータを使って資料を作成し、プレゼンテーションができる。コンピュータを使って資料を作成し、プレゼンテーションをすることが十分にはできない。

学科の到達目標項目との関係

JABEE D 説明 閉じる

教育方法等

概要:
はじめに、ビジネスの場面における基本的なコミュニケーションのあり方や、文章表現の基本的な知識と技術について学習する。次に、エンジニアが扱う報告書や製品マニュアル、企画書、技術
論文等の技術文書の書き方を学び、企業活動で使われるビジネス文書の概要、要件、作成の注意点等を理解する。さらに、社内報告会、学会発表等におけるオーラル・コミュニケーションの具体的
な技術について実践的に学ぶ。
授業の進め方・方法:
演習、プレゼンテーション等を中心に行う。
第1~9週を宮本、第10~15週を和田が担当する。
注意点:
文書あるいは口頭での発表が中心となるので、主体的に授業に参加することが望ましい。
社会人として必要となるさまざまな文書を実践的に学ぶ授業である。楽しみながら、「書く」「話す」それぞれの能力を高めてほしい。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス、敬語表現・電話のかけ方 敬語表現・電話のかけ方について理解できる。
2週 ビジネスの場面におけるマナーと人間関係 ビジネスの基本的マナーや人間関係について理解できる。
3週 メールの書き方 社会人としてふさわしいメールの書き方を理解できる。
4週 履歴書の書き方 履歴書・エントリーシートの正しい書き方について理解できる。
5週 プレゼンテーションの方法
企画・提案
スライドを使ったプレゼンテーションの方法について理解できる。
6週 技術文書の効果的な表現方法(1)論の構成 説得力ある文書の構成法を理解できる。
7週 オーラル・コミュニケーション
プレゼンテーションの実演1
プレゼンテーションにおいて企画・提案を行うことができる。
8週 オーラル・コミュニケーション
プレゼンテーションの実演1
プレゼンテーションにおいて企画・提案を行うことができる。
2ndQ
9週 技術文書の効果的な表現方法(2)正確な説明と描写 正確な説明と描写の方法について理解できる。
10週 技術文書の効果的な表現方法(3)マニュアル わかりやすいマニュアルの書き方について理解できる。
11週 技術文書の効果的な表現方法(4)広告 広告のねらいや表現方法について理解できる。
12週 技術文書の効果的な表現方法(5)言語的/非言語的コミュニケーション 言語的コミュニケーションと非言語的コミュニケーションの違いと役割を理解できる。
13週 技術文書の効果的な表現方法(6)報告と論文 報告、論文の基本的な書き方を理解できる。
14週 オーラル・コミュニケーション
プレゼンテーションの実演2
より魅力的なプレゼンテーションの方法を理解できる。
15週 オーラル・コミュニケーション
プレゼンテーションの実演2
より魅力的なプレゼンテーションの方法を理解できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題 60相互評価態度ポートフォリオ発表 40合計
総合評価割合06000040100
評価06000040100