応用材料工学

科目基礎情報

学校 和歌山工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 応用材料工学
科目番号 0024 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 エコシステム工学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 【参考書】建設材料;戸川一夫ほか,森北出版: 土木材料学;宮川豊章,六郷恵哲,朝倉書店
担当教員 三岩 敬孝

到達目標

建設材料であるコンクリートの水和反応機構や材料特性に関する知識を身につけ(C-1),コンクリートの劣化要因・メカニズムについて理解できる (C-1).また,コンクリートの分析手法について理解できる(C-1)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
コンクリートの水和反応機構や材料特性コンクリートの水和反応機構や材料特性について理解し応用できるコンクリートの水和反応機構や材料特性について理解できるコンクリートの水和反応機構や材料特性について理解できない
コンクリートの劣化要因・メカニズムコンクリートの劣化要因・メカニズムについて説明でき応用できるコンクリートの劣化要因・メカニズムについて理解できるコンクリートの劣化要因・メカニズムについて理解できない
コンクリートの分析手法コンクリートの分析手法について説明できるコンクリートの分析手法について理解できるコンクリートの分析手法について理解できない

学科の到達目標項目との関係

JABEE C-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
建設材料として,コンクリートは非常に重要な役割を担っている.主にセメントコンクリートを中心に水和反応のメカニズムや力学的特性,劣化の要因について概説する.
授業の進め方・方法:
講義中心
注意点:
事前学習
 本科で学習した内容および前回の授業内容について目を通しておく.
事後学習
 学習内容を復習し,ノートを整理しておく

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 シラバスの説明,建設材料に関する復習 シラバスの内容,建設材料について理解できる
2週 社会資本のストックの現状と課題,構造物の劣化 社会資本のストックの現状と課題,構造物の劣化について理解できる
3週 セメントの種類と概要 セメントの種類と概要について理解できる
4週 セメントの水和反応機構 セメントの水和反応機構について理解できる
5週 コンクリート用の混和剤 コンクリート用の混和剤について理解できる
6週 コンクリート用の混和材 コンクリート用の混和材について理解できる
7週 フレッシュコンクリート フレッシュコンクリートについて理解できる
8週 中間試験 中間試験
2ndQ
9週 硬化コンクリートの力学的特性 硬化コンクリートの力学的特性について理解できる
10週 コンクリートの変状(中性化,塩害,凍害) コンクリートの変状(中性化,塩害,凍害)について理解できる
11週 コンクリートの変状(アルカリシリカ反応,乾燥収縮) コンクリートの変状(アルカリシリカ反応,乾燥収縮)について理解できる
12週 コンクリートの変状(その他の変状) コンクリートの変状(その他の変状)について理解できる
13週 特殊コンクリート 特殊コンクリートについて理解できる
14週 コンクリートの分析手法 コンクリートの分析手法について理解できる
15週 総まとめ発表会 総まとめ発表会で発表できる
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合50500000100
応用的能力50500000100