到達目標
建設材料であるコンクリートの劣化要因に関する知識を身につけ(C-1),コンクリートの耐久設計について理解できる (C-1).また,特殊コンクリートの種類・特徴について理解できる(C-1).これらの内容を理解し建設技術者として設計・メンテナンス業務に活用することができる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
コンクリートの劣化要因・メカニズム | コンクリートの劣化要因・メカニズムについて説明でき応用できる | コンクリートの劣化要因・メカニズムについて理解できる | コンクリートの劣化要因・メカニズムについて理解できない |
コンクリートの耐久設計 | コンクリートの耐久設計について理解し計算できる | コンクリートの耐久設計について理解できる | コンクリートの耐久設計について理解できない |
特殊コンクリートの種類・特徴 | 特殊コンクリートの種類・特徴について説明できる | 特殊コンクリートの種類・特徴について理解できる | 特殊コンクリートの種類・特徴について理解できない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
建設材料として,コンクリートは非常に重要な役割を担っている.主にセメントコンクリートを中心に力学的特性,劣化の要因について概説し,耐久設計について演習する.また,各種特殊コンクリートについてその特徴を説明する.
授業の進め方・方法:
講義を中心とするが,学習した内容をもとに既存構造物を対象とした劣化の現象を調査し,原因を考察,発表してもらう.
注意点:
事前学習
本科で学習した内容および前回の授業内容について目を通しておく.
事後学習
学習内容を復習し,ノートを整理しておく
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
シラバスの説明,建設材料に関する復習 |
シラバスの内容,建設材料について理解できる
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2週 |
社会資本のストックの現状と課題,構造物の劣化 |
社会資本のストックの現状と課題,構造物の劣化について理解できる
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3週 |
耐久設計:劣化の種類(中性化,塩害,凍害) |
劣化の種類(中性化,塩害,凍害)について理解できる
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4週 |
耐久設計:劣化の種類(アルカリシリカ反応,乾燥収縮) |
劣化の種類(アルカリシリカ反応,乾燥収縮)について理解できる
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5週 |
耐久設計:耐久性照査方法 |
耐久性照査方法について理解できる
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6週 |
耐久設計:耐久性照査方法 |
耐久性照査方法について理解できる
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7週 |
耐久設計:耐久性照査方法 |
耐久性照査方法について理解できる
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8週 |
耐久設計:耐久性照査方法 |
耐久性照査方法について理解できる
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2ndQ |
9週 |
耐久設計に関する総まとめ |
耐久設計について計算し説明できる
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10週 |
特殊コンクリート:暑中,寒中,マスコンクリート |
暑中,寒中,マスコンクリートについて理解できる
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11週 |
特殊コンクリート:流動化,高流動コンクリート,高強度コンクリート |
流動化,高流動コンクリート,高強度コンクリートについて理解できる
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12週 |
特殊コンクリート:膨張コンクリート,繊維補強コンクリート |
膨張コンクリート,繊維補強コンクリートについて理解できる
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13週 |
特殊コンクリート:海洋コンクリート,水中コンクリート |
海洋コンクリート,水中コンクリートについて理解できる
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14週 |
課題発表 |
構造物の劣化状況を把握し,その原因について考察・発表することができる
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15週 |
課題発表 |
構造物の劣化状況を把握し,その原因について考察・発表することができる
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 課題および発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
応用的能力 | 50 | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |