複合構造工学

科目基礎情報

学校 和歌山工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 複合構造工学
科目番号 0033 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 エコシステム工学専攻 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 プリント配布
担当教員 山田 宰

到達目標

コンクリート構造物の耐力算定をすることができる.
合成桁の各種応力算定をすることができる.
RC断面の断面定数算定式が誘導できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
RC断面の断面定数算定式が誘導できるRC断面の断面定数算定式が応用 できる.RC断面の断面定数算定式が誘導できる.RC断面の断面定数算定式が誘導できない.
コンクリート構造物の耐力算定コンクリート構造物の耐力算定でき応用することができる.コンクリート構造物の耐力算定をすることができる.コンクリート構造物の耐力算定をすることができない.
合成桁の各種応力算定合成桁の各種応力算定でき応用することができる.合成桁の各種応力算定をすることができる.合成桁の各種応力算定をすることができない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
この科目は,民間企業での施工管理経験を持つ教員が担当し,コンクリート構造学,鋼構造学の知識を応用して,鋼およびコンクリートの複合構造について接合方法,応力伝達機構および耐力の算定方法を習得する.
授業の進め方・方法:
講義形式で授業を実施し,適宜,課題を与え提出させるが評価には加えない.
注意点:
試験は参考文献なしで行う.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 シラバスの説明 コンクリート構造学 シラバスの説明 コンクリート構造学
2週 コンクリート構造学  応力とひずみ1 コンクリート構造学  応力とひずみが理解し説明できる.
3週 コンクリート構造学  応力とひずみ2 コンクリート構造学 応力とひずみが理解し説明できる.
4週 コンクリート構造学  断面定数1 鋼構造学  断面定数が理解できる.
5週 コンクリート構造学  断面定数2 鋼構造学  断面定数を理解し誘導できる.
6週 コンクリート構造学  断面定数3 鋼構造学  断面定数の算出式を導出し説明できる.
7週 コンクリート構造学  設計法1 コンクリート構造学  設計曲げモーメントが理解できる.
8週 コンクリート構造学  設計法2 コンクリート構造学  等価応力ブロックが説明できる.
2ndQ
9週 鋼構造学  合成桁 合成桁とは
10週 鋼構造学  合成桁 荷重強度と断面力
11週 鋼構造学  合成桁 断面定数の算出法
12週 鋼構造学  合成桁 応力の照査
13週 鋼構造学  合成桁 合成桁の問題点
14週 鋼構造学  合成桁  (設計1) 設計課題の実施
15週 期末試験 期末試験の実施
16週 鋼構造学  合成桁  (設計2) 設計課題の実施

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験合計
総合評価割合100100
配点100100