地域環境工学

科目基礎情報

学校 和歌山工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 地域環境工学
科目番号 0040 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 エコシステム工学専攻 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 【参考書】山崎慎一編著「環境工学」(実教出版)
担当教員 青木 仁孝

到達目標

1. 地域の水環境における環境問題とその対策技術について説明できる。
2. 地域の大気環境における環境問題とその対策技術について説明できる。
3. 地域の騒音・振動問題とその対策技術について説明できる。
4. 地域の土壌・地下水における環境問題とその対策技術について説明できる。
5. 地域のバイオマス資源の特徴とそれらの資源化技術について説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
水環境個々の地域環境に応じた適切な水環境問題の対策技術を提案できる。水環境問題の内容とその対策技術に関する基礎的な事項について説明できる。水環境問題の内容とその対策技術に関する基礎的な事項について説明できない。
大気環境個々の地域環境に応じた適切な大気環境問題の対策技術を提案できる。大気環境問題の内容とその対策技術に関する基礎的な事項について説明できる。大気環境問題の内容とその対策技術に関する基礎的な事項について説明できない。
土壌環境個々の地域環境に応じた適切な土壌環境問題の対策技術を提案できる。土壌環境問題の内容とその対策技術に関する基礎的な事項について説明できる。土壌環境問題の内容とその対策技術に関する基礎的な事項について説明できない。
騒音・振動個々の地域環境に応じた適切な騒音・振動対策技術を提案できる。騒音・振動問題の内容とその対策技術に関する基礎的な事項について説明できる。騒音・振動問題の内容とその対策技術に関する基礎的な事項について説明できない。
バイオマス資源個々の地域環境に応じた適切なバイオマス資源化技術を提案できる。バイオマス資源の内容とそれらの資源化技術に関する基礎的な事項について説明できる。バイオマス資源の内容とそれらの資源化技術に関する基礎的な事項について説明できない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
水環境、大気環境、土壌環境、騒音・振動、バイオマス資源をテーマとして取扱い、地域環境を適切に整備・管理・保全するための工学的知識を修得する。
授業の進め方・方法:
課題演習を中心に授業を進める。
注意点:
【事前学習】
 ・シラバス指定の参考書などを用いて、次回の授業内容について予習する。
 ・和歌山県特有の地域環境問題について興味を持つ。
【事後学習】
 ・広報誌、ニュース、学術論文等を通じて和歌山県内やその他の地域環境における諸問題について考察を行う。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 公害問題と環境政策 わが国における公害の発生およびそれらに対応するために制定された法制度について説明できる。
2週 水環境 (1) 河川、湖沼、港湾、沿岸海域、灌漑用水路などにおける水環境問題とその対策技術について説明できる。
3週 水環境 (2) 同上
4週 水環境 (3) 同上
5週 大気環境 (1) 光化学スモッグ、微小粒子状物質、自動車排ガスなどを原因とする大気環境問題とその対策技術について説明できる。
6週 大気環境 (2) 同上
7週 大気環境 (3) 同上
8週 土壌環境 (1) 酸性雨、重金属、人工化学物質、農薬などを原因とする土壌環境問題とその対策技術について説明できる。
2ndQ
9週 土壌環境 (2) 同上
10週 土壌環境 (3) 同上
11週 騒音・振動 (1) 騒音・振動問題の種類とその対策技術について説明できる。
12週 騒音・振動 (2) 同上
13週 騒音・振動 (3) 同上
14週 バイオマス資源 バイオマス資源の種類とその資源化技術について説明できる。
15週 到達度確認試験 第1週〜第14週の内容に関する試験を解くことができる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題評価合計
総合評価割合7030100
配点7030100
000