文学Ⅳ

科目基礎情報

学校 米子工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 文学Ⅳ
科目番号 0065 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 プリント
担当教員 羽原 卓也

到達目標

1.短編作品を読むこと・書くことを通して、表現技法や捉え方に対する理解と関心を深めることができる。
2.短編を読むため、書くために必要な知識や技能を身につけることができる。
3.特定のテーマについて調べ考えて発表する能力や、短編を創作したり鑑賞・批評したりする能力の向上を図ることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1短編作品を読むこと・書くことを通して、表現技法や捉え方に対する理解と関心を深めることができる。短編作品を読むこと・書くことを通して、表現技法や捉え方に対する一定の理解と関心を深めることができる。短編作品を読むこと・書くことを通して、表現技法や捉え方に対する理解と関心を深められない。
評価項目2短編を読むため、書くために必要な知識や技能を身につけることができる。『短編を読むため、書くために必要な知識や技能をある程度身につけることができる。短編を読むため、書くために必要な知識や技能を身につけることができない。
評価項目3特定のテーマについて調べ考えて発表する能力や、短編を創作したり鑑賞・批評したりする能力の向上を図ることができる。特定のテーマについて調べ考えて発表する能力や、短編を創作したり鑑賞・批評したりする能力の向上を一定程度図ることができる。特定のテーマについて調べ考えて発表する能力や、短編を創作したり鑑賞・批評したりする能力の向上を図ることができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
どのような文脈でどのような言葉を選ぶべきか、言葉の妥当性を根拠をもとに説明する力を養うとともに、さまざまな文化や社会の在り方を踏まえたうえでオリジナルの短編を創作する。
授業の進め方・方法:
第1週で授業のガイダンスを行い、第2週から実際の短編をもとに読解を行なっていく。言葉選びの妥当性や文化的背景について学習し、それを他者にわかりやすく伝え共有すること課題とする。
学生たちに短編創作などの表現活動に取り組ませ、自分たちが作った作品を相互批評することも実施する予定である。

この授業を受講する学生は、次のような自学自習を60時間以上行うこと。
・授業の中では、グループワークのための時間が十分に取れないので、授業外の時間でそれぞれ調べ学習や資料の作成を十分に行う。
・授業内容の理解を深めるため、配布したプリントを利用して復習を行う。
・課題を与えるので、レポートを作成する。
・定期試験の対策や準備を行う。
注意点:
毎回の授業で提出してもらう課題を評価の対象とするため、授業には必ず出席すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 授業ガイダンス 短編の読み方・書き方について 短編を読むうえ・書くうえで、欠かせない知識や考え方について理解することができる。
2週 短編の読解➀ 短い文章を読み解き、表現技法や言葉の妥当性について吟味するとともに、根拠をもとに自身の考えを説明することができる。
3週 短編の読解②/意見交換 短い文章を読み解き、表現技法や言葉の妥当性について吟味するとともに、根拠をもとに自身の考えを説明することができる。
4週 短編の読解③/意見交換 短い文章を読み解き、表現技法や言葉の妥当性について吟味するとともに、根拠をもとに自身の考えを説明することができる。
5週 短編の読解④/意見交換 短い文章を読み解き、表現技法や言葉の妥当性について吟味するとともに、根拠をもとに自身の考えを説明することができる。
6週 短編の読解⑤/意見交換 短い文章を読み解き、表現技法や言葉の妥当性について吟味するとともに、根拠をもとに自身の考えを説明することができる。
7週 短編の読解⑥/意見交換 短い文章を読み解き、表現技法や言葉の妥当性について吟味するとともに、根拠をもとに自身の考えを説明することができる。
8週 後期中間レポート これまでの内容をもとに、オリジナルの短編を創作する。
4thQ
9週 作品読解に必要な知識について テキストをもとに、短編を読むうえで必要となる知識や考え方について理解を深めることができる。
10週 短編の読解⑦/意見交換 中間レポートで作成したオリジナル短編をもとに、互いに意見を出し合い、より表現技法へを理解を深めることができる。
11週 短編の読解⑧/意見交換 中間レポートで作成したオリジナル短編をもとに、互いに意見を出し合い、より表現技法へを理解を深めることができる。
12週 短編の読解⑨/意見交換 中間レポートで作成したオリジナル短編をもとに、互いに意見を出し合い、より表現技法へを理解を深めることができる。
13週 短編の読解⑩/意見交換 中間レポートで作成したオリジナル短編をもとに、互いに意見を出し合い、より表現技法へを理解を深めることができる。
14週 短編の読解⑪/意見交換 中間レポートで作成したオリジナル短編をもとに、互いに意見を出し合い、より表現技法へを理解を深めることができる。
15週 オリジナル短編読書会 中間レポートをまとめたものを読み、そのなかから一作を取り上げてそれぞれ論じる。
16週 学年末考査 学年末試験までの内容について理解する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。3
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。3
文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。3
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。3
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。3
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。3
専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。3
実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。3
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。3
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。3
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。3
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。3
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。3
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。3
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。3

評価割合

学年末試験提出課題中間レポート出席点ポートフォリオその他合計
総合評価割合3040201000100
基礎的能力3040201000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000