メカトロニクス

科目基礎情報

学校 米子工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 メカトロニクス
科目番号 0082 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 西堀賢司、メカトロニクスのための電子回路基礎、コロナ社
担当教員 大塚 宏一

到達目標

(1) 基本的な電子部品として、抵抗器、コンデンサ、コイル、ダイオード、トランジスタの基本特性、種類、機能等について説明できる。
(2) ディジタル回路で扱う数の表現、ディジタル回路の基本的な論理演算、論理記号、ICの特徴について説明できる。
(3) 各種フリップフロップ、それらの組み合わせ回路について説明ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目(1) 基本的な電子部品として、抵抗器、コンデンサ、コイル、ダイオード、トランジスタの基本特性、種類、機能等について説明できる。基本的な電子部品として、抵抗器、コンデンサ、コイル、ダイオード、トランジスタの基本特性、種類、機能等についてある程度説明できる。基本的な電子部品として、抵抗器、コンデンサ、コイル、ダイオード、トランジスタの基本特性、種類、機能等について説明できない。
評価項目(2) ディジタル回路で扱う数の表現、ディジタル回路の基本的な論理演算、論理記号、ICの特徴について説明できる。ディジタル回路で扱う数の表現、ディジタル回路の基本的な論理演算、論理記号、ICの特徴、特性についてある程度説明できる。ディジタル回路で扱う数の表現、ディジタル回路の基本的な論理演算、論理記号、ICの特徴について説明できない。
評価項目(3) 各種フリップフロップ、それらの組み合わせ回路について説明できる。各種フリップフロップ、それらの組み合わせ回路についてある程度説明できる。各種フリップフロップ、それらの組み合わせ回路について説明できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-4 説明 閉じる
JABEE d1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
メカトロニクスは機械の自動化や知能化の領域を扱う機械系技術者が身につけておくべき基礎知識および技術である。本講義では機械システム(メカトロニクス関連機器)の駆動と制御に必要なアナログ回路およびディジタル回路の基礎について学習を行う。
授業の進め方・方法:
授業は配布プリントを中心に行う。質問等のある学生は休憩時間、放課後を利用して研究室に来ること。
注意点:
成績は定期試験100%(中間試験含む))で原則評価する。また、定期試験の結果、成績不良等の理由により到達目標の達成度が十分でなく、科目担当教員が必要と認めた場合には再試験を行い評価する。再試験の結果、所定の点数に達した場合は合格とし、評価点を60点とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 メカトロニクスの概要 メカトロニクスの概要が説明できる。メカトロニクス機器の駆動と制御に必要な電気信号の種類について説明できる。
2週 電子部品の基礎知識(抵抗器の特性,種類,機能) 電子部品の基礎知識(抵抗の特性,種類,機能)について説明できる。
3週 電子部品の基礎知識(コンデンサの種類,機能) 電子部品の基礎知識(コンデンサの種類,機能)について説明できる。
4週 電子部品の基礎知識(コイルの特性) 電子部品の基礎知識(コイルの特性)について説明できる。
5週 電子部品の基礎知識(ダイオードの種類,機能) 電子部品の基礎知識(ダイオードの種類,機能)について説明できる。
6週 電子部品の基礎知識(トランジスタの種類,機能) 電子部品の基礎知識(トランジスタの種類,機能)について説明できる。
7週 ディジタル回路における数の表現 ディジタル回路における数の表現について基本的な変換ができる。
8週 ディジタル回路の基礎 論理レベルと電圧、基本ゲート回路、MIL記号などについて説明できる。
2ndQ
9週 前期中間試験 授業内容・到達目標に沿って学んだことを再確認する。
10週 ディジタルICの基礎(TTL, C-MOS) 代表的なディジタルICについて説明できる。
11週 ゲートICの特殊機能 ゲートICの特殊機能について説明できる。
12週 フリップフロップ 代表的なフリップフロップの動作について説明できる。
13週 レジスタ,カウンタ レジスタやカウンタについて説明できる。
14週 マイクロコンピュータの基礎 マイコンの構成について説明できる。
15週 定期試験 到達度試験
16週 答案返却とまとめ 期末試験問題について自らの課題を認識し修正できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力0000000
専門的能力10000000100
分野横断的能力0000000