応用情報処理

科目基礎情報

学校 米子工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 応用情報処理
科目番号 0100 科目区分 専門 / 選択
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 入門ソフトウェアシリーズ1 C言語,川西朝雄,ナツメ社
担当教員 松本 至

到達目標

(1) ポインタを用いて間接参照ができる.
(2) 関数を使った簡単なプログラムを作成できる.
(3) ビット演算を使った簡単なプログラムを作成できる.
(4) ファイル処理を用いた簡単なプログラムを作成できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
ポインタを用いて間接参照ができる.ポインタを用いて間接参照がある程度できる.ポインタを用いて間接参照ができない.
関数を使った簡単なプログラムを作成できる.関数を使った簡単なプログラムをある程度作成できる.関数を使った簡単なプログラムを作成できない.
ビット演算を使った簡単なプログラムを作成できる.ビット演算を使った簡単なプログラムをある程度作成できる.ビット演算を使った簡単なプログラムを作成できない.
ファイル処理を用いた簡単なプログラムを作成できる.ファイル処理を用いた簡単なプログラムをある程度作成できる.ファイル処理を用いた簡単なプログラムを作成できない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-4 説明 閉じる
JABEE d1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
最近の情報処理の進展は目覚ましく,もはやコンピュータなくして機械設備を考えることはできない.本講では,C言語のプログラミングに必要とされる事項,特に構造化プログラミングに必要とされるポインタと関数,および機械技術者に必要とされるビット演算,ファイル処理,構造体についての講義を行う.
授業の進め方・方法:
最近の情報処理の進展は目覚ましく,もはやコンピュータなくして機械設備を考えることはできない.本講では,C言語のプログラミングに必要とされる事項,特に構造化プログラミングに必要とされるポインタと関数,および機械技術者に必要とされるビット演算,ファイル処理,構造体についての講義を行う.
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス,1引数戻り値ありの関数 1引数戻り値ありの関数を用いたプログラムを作成できる.
2週 多引数(値による呼び出し)戻り値ありの関数 多引数(値による呼び出し)戻り値ありの関数を用いたプログラムを作成できる.
3週 引数のない関数,戻り値のない関数 引数のない関数,戻り値のない関数を用いたプログラムを作成できる.
4週 演習 1週から3週で学修した内容を再度確認し,その内容のプログラムが作成できる.
5週 配列とポインタ ポインタ変数について理解し,ポインタ変数と配列変数との類似性と相違について理解する.
6週 配列を引数とする関数(その1) 配列を引数とする関数を用いたプログラムを作成できる.
7週 配列を引数とする関数(その2) 配列を引数とする関数を用いたプログラムを作成できる.
8週 前期中間試験 1週から7週までに学修した内容を再度確認し,その内容のプログラムが作成できる.
4thQ
9週 前期中間試験の解答と補足説明,ビット演算子 1週から7週までに学修した内容を再度確認し,その内容のプログラムが作成できる.また,ビット演算子について理解する.
10週 ビットのマスクとセット,シフト演算子(その1) ビット演算子を用いたプログラムを作成できる.
11週 ビットのマスクとセット,シフト演算子(その2) ビット演算子を用いたプログラムを作成できる.
12週 ファイルの書き込み,ファイルの読み出し(その1) ファイルの書き込み,ファイルの読み出しを用いたプログラムを作成できる.
13週 ファイルの書き込み,ファイルの読み出し(その2) ファイルの書き込み,ファイルの読み出しを用いたプログラムを作成できる.
14週 構造体 構造体を用いたプログラムを作成できる.
15週 後期末試験 1週から14週までに学修した内容を再度確認し,その内容のプログラムが作成できる.
16週 復習 1週から14週までに学修した内容を再度確認し,その内容のプログラムが作成できる.

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学機械系分野情報処理プログラムを実行するための手順を理解し、操作できる。3後4,後8,後9,後15,後16
定数と変数を説明できる。3後4,後8,後9,後15,後16
整数型、実数型、文字型などのデータ型を説明できる。3後4,後8,後9,後15,後16
演算子の種類と優先順位を理解し、適用できる。3後4,後8,後9,後15,後16
算術演算および比較演算のプログラムを作成できる。3後4,後8,後9,後15,後16
データを入力し、結果を出力するプログラムを作成できる。3後4,後8,後9,後15,後16
条件判断プログラムを作成できる。3後4,後8,後9,後15,後16
繰り返し処理プログラムを作成できる。3後4,後8,後9,後15,後16
一次元配列を使ったプログラムを作成できる。3後4,後8,後9,後15,後16

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000030100
基礎的能力70000030100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000