校外実習

科目基礎情報

学校 米子工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 校外実習
科目番号 0004 科目区分 専門 / 選択
授業形態 実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気情報工学科 対象学年 4
開設期 集中 週時間数
教科書/教材
担当教員 新田 陽一,松本 正己,宮田 仁志,権田 英功,浅倉 邦彦,奥雲 正樹,田中 博美,松岡 祐介,石倉 規雄,桃野 浩樹

到達目標

(1)将来の進路決定のために積極的な行動ができる。
(2)企業等での体験を通じて、今後の学習や将来の進路決定にどのように役立てるかを認識できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1積極的な行動により,自身の進路の方向性を定めることができる。ある程度積極的な行動により,自身の進路の方向性を定めることができる。自身の進路の方向性を定めることができない。
評価項目2企業等での体験を通じて、今後の学習や将来の進路決定にどのように役立てるかを認識できる。 ある程度、今後の学習や将来の進路決定にどのように役立てるかを認識できる。 企業等での体験を通じて、今後の学習や将来の進路決定にどのように役立てるかを認識できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 C-1 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 E-3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
企業等での実習を通して、組織の一員としてのマナーや個人としての責任感を修得し、技術者としての倫理観を認識するとともに、今後のキャリア形成の参考とする。
授業の進め方・方法:
(1)自身のキャリアプランを考慮した受入企業等を調査し、担任と相談しつつ実習先を決定する。
(2)夏季休業期間中に実労働日数5日以上の実習を行う。
(3)校外実習報告書および校外実習証明書の提出し、また 校外実習報告会で発表をおこなう。
注意点:
担任からの連絡や、教室に掲示される受入れ企業の情報等をよく確認すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 受入れ企業等の調査方法、実習での注意点などを理解できる。
2週 企業等の調査 自身のキャリアプランを考慮し、受入れ企業等の調査を行うことができる。
3週 申請書類・履歴書等の作成 実習希望先の指定する申請書や申請書類や履歴書等を作成することができる。
4週 実習 企業等での実習を行うことができる。
5週 報告書提出 実習で得られた成果を報告書としてまとめることができる。
6週 成果発表 実習で得られた成果を報告会において発表することができる 。
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能コミュニケーションスキルコミュニケーションスキル日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3前3,前4
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3前4
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3前4
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3前4
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。3前4
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3前4
他者の意見を聞き合意形成することができる。3前3,前4
合意形成のために会話を成立させることができる。3前3,前4
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。3前4
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3前2,前3,前4
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3前2,前3,前4
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。3前2,前3,前4
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。3前4,前5,前6
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。3前4,前5,前6
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。3前4,前5,前6
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる3前2,前3,前4
複数の情報を整理・構造化できる。3前2,前3,前4
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。3前4,前5,前6
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。3前4
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。3前4
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。3前4
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。3前4
事実をもとに論理や考察を展開できる。3前4
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。3前4
基盤的資質・能力自己理解自己理解周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3前4
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。3前2,前3,前4
目標の実現に向けて計画ができる。3前1,前2,前3,前4
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。3前2,前3,前4
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。3前4
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。3前4
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。3前4
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。3前4
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。3前4
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。3前4
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。3前4
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。3前4
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている3前4
法令やルールを遵守した行動をとれる。3前4
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。3前4
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。3前1,前4
自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。3前1,前2,前3,前4
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。3前1,前2,前3,前4
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。3前1,前2,前3,前4
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。3前4
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。3前4
企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。3前4,前5,前6
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。3前4,前5,前6
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。3前4,前5,前6
企業には社会的責任があることを認識している。3前4,前5,前6
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。3前4,前5,前6
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。3前4,前5,前6
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。3前4,前5,前6
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。3前4,前5,前6
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。3前4,前5,前6
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。3前4,前5,前6
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。3前4,前5,前6
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。3前4,前5,前6
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。3前4,前5,前6
創造性・デザイン能力創造性創造性工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。3前4
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。3前4
要求に適合したシステム、構成要素、工程等の設計に取り組むことができる。3前4
課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。3前4
提案する設計解が要求を満たすものであるか評価しなければならないことを把握している。3前4
経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。3前4

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00000100100
基礎的能力00000100100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000