中学校で習得した英語の知識を基礎にして、語彙、文法、読解力、表現力を身につける。さらに、習得した語彙、文法、表現力を使い、基礎的な英語を読んだり書いたりできると共に、正しい発音、リズム、アクセントで簡単な日常会話ができるようにする。
1. 新出構文・文法事項を理解し、自らも使用できる
2. 新出単語・熟語の使い方を理解し、自らも使用できる
3. 英文の内容を、リスニング・リーディングを通して理解できる
4. 英文を正しい発音・アクセントで音読できる
5. 英文の内容について、自分の考えを英語で表現できる
概要:
この授業では本校の教育目標のうち「技術者としての基礎力」と「社会とかかわるためのコミュニケーション力」の育成を目指す。英語の4技能「読む」・「話す」・「聞く」・「書く」をバランスよく養うとともに、様々な内容の英文にふれることによって、異文化に対する理解を深める。また、授業外での多読を実施する。簡単なものから読み始め、英語を読むことに慣れ親しむことを目標にする。
授業の進め方・方法:
ペア・グループでの活動を中心に授業をすすめる。授業に集中し、その日の内容は授業中に理解するよう心がけること。教科書の音読、単語練習、文法事項の理解、宿題、単語テストの勉強等を行い、学んだことが定着するよう家での復習を充実させること。授業には必ず辞書を携帯し、例文検索、成句検索などいろいろな機能を使って学習に役立ててほしい。授業に関する質問は適宜受け付ける。原則として毎週COCET2600の小テストを行う。Lessonが終わるごとに小テストを実施する。
注意点:
小テストにはCOCET2600単語テスト、レッスンの小テストを含む。レポートは提出物のことである。授業への積極的な取組を評価する。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 英語 | 英語運用の基礎となる知識 | 聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。 | 1 | 前2 |
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。 | 1 | 前3 |
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。 | 1 | 前1,前2 |
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。 | 1 | 前1,前2 |
英語運用能力の基礎固め | 日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。 | 1 | 前4 |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。 | 1 | 前5 |
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。 | 1 | 前6 |
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。 | 1 | 前7 |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。 | 1 | 前9 |
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。 | 1 | 前1 |
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。 | 1 | 前1 |
英語運用能力向上のための学習 | 自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。 | 1 | 後2,後12 |
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。 | 1 | 後3,後13 |
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。 | 1 | 前10,後4,後14 |
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。 | 1 | 前11,後5,後15 |
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。 | 1 | 前12,後6 |
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。 | 1 | 前13,後7 |
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。 | 1 | 前14,後9 |
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。 | 1 | 前15,後10 |
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。 | 1 | 後1,後11 |