電気情報基礎実験II

科目基礎情報

学校 米子工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 電気情報基礎実験II
科目番号 0017 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電気情報工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 自作テキスト(電気情報基礎実験II)
担当教員 権田 英功

到達目標

1.オシロスコープなどの基本的な実験装置の使用法を習得できる。
2.表計算ソフトおよびプレゼンテーションソフトを使用して実験データの整理、発表資料の作成、技術的な説明ができる。
3.実験報告書を提出期限内にまとめることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
オシロスコープなどの基本的な実験装置の使用法を習得できる。オシロスコープなどの基本的な実験装置の使用法をある程度習得できる。オシロスコープなどの基本的な実験装置の使用法を習得できない。
表計算ソフトおよびプレゼンテーションソフトを使用して実験データの整理、発表資料の作成、技術的な説明ができる。表計算ソフトおよびプレゼンテーションソフトを使用して実験データの整理、発表資料の作成、技術的な説明がある程度できる。表計算ソフトおよびプレゼンテーションソフトを使用して実験データの整理、発表資料の作成、技術的な説明ができない。
実験報告書を提出期限内にまとめることができる。実験報告書を提出期限内にある程度まとめることができる。実験報告書を提出期限内にまとめることができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 B 説明 閉じる

教育方法等

概要:
電気工学の基礎的分野の実験を行い、電気技術者としての基礎事項を学ぶ。具体的には、
(1)基礎的な電気回路について実験を行い理解を深める
(2)電気工学分野で使用する基本的な実験装置の使用法を学ぶ
(3)実験の計画・実施方法、報告書の作成方法について学ぶ。
(4)実験報告書の作成に必要な、表計算、プレゼンテーションソフトの使用法を学ぶ。
(5)実験についてのプレゼンテーションを行い、技術的な説明の仕方を身につける。
授業の進め方・方法:
実験は2週間1テーマで行い、原則として1週間以内に、各自報告書を作成して提出する。電気工学の基礎実験は、1テーマを複数人の班編成で行うが、結線、測定、記録などの役割を固定せず、各人が積極的にさまざまな経験を積むようにする。
注意点:
図表のまとめ方およびプレゼンテーションの演習では、各人に1台のパソコンを割り当てる。実験に際して、関数電卓、方眼紙、記録ノートなどを用意すること。なお、質問は随時受け付ける。
以下の10テーマの実験を10班のグループに分けて、1テーマ2週のローテーションで行う。
1 オームの法則
2 直列合成抵抗の測定
3 並列合成抵抗の測定
4 電圧分圧回路の実験
5 電流分流回路の実験
6 電球の電圧-電流測定
7 オシロスコープの実験
8 キルヒホッフの法則
9 ホイートストンブリッジによる低抵抗の測定
10 ディジタル回路の基礎

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 実験の原理などのガイダンス 実験の原理などを理解することができる。
2週 レポートの書き方演習 レポートの書き方を理解することができる。
3週 レポートの書き方演習 レポートの書き方を理解することができる。
4週 10テーマの実験を10班のグループに分けて、1テーマ2週のローテーションで行う。 実験ならびにレポート作成ができる。
5週 10テーマの実験を10班のグループに分けて、1テーマ2週のローテーションで行う。 実験ならびにレポート作成ができる。
6週 10テーマの実験を10班のグループに分けて、1テーマ2週のローテーションで行う。 実験ならびにレポート作成ができる。
7週 レポートガイダンス(報告書の手直し、再実験) 実験ならびにレポート作成ができる。
8週 10テーマの実験を10班のグループに分けて、1テーマ2週のローテーションで行う。 実験ならびにレポート作成ができる。
2ndQ
9週 10テーマの実験を10班のグループに分けて、1テーマ2週のローテーションで行う。 実験ならびにレポート作成ができる。
10週 10テーマの実験を10班のグループに分けて、1テーマ2週のローテーションで行う。 実験ならびにレポート作成ができる。
11週 10テーマの実験を10班のグループに分けて、1テーマ2週のローテーションで行う。 実験ならびにレポート作成ができる。
12週 10テーマの実験を10班のグループに分けて、1テーマ2週のローテーションで行う。 実験ならびにレポート作成ができる。
13週 10テーマの実験を10班のグループに分けて、1テーマ2週のローテーションで行う。 実験ならびにレポート作成ができる。
14週 10テーマの実験を10班のグループに分けて、1テーマ2週のローテーションで行う。 実験ならびにレポート作成ができる。
15週 10テーマの実験を10班のグループに分けて、1テーマ2週のローテーションで行う。 実験ならびにレポート作成ができる。
16週 レポートガイダンス(報告書の手直し、再実験) 実験ならびにレポート作成ができる。
後期
3rdQ
1週 10テーマの実験を10班のグループに分けて、1テーマ2週のローテーションで行う。 実験ならびにレポート作成ができる。
2週 10テーマの実験を10班のグループに分けて、1テーマ2週のローテーションで行う。 実験ならびにレポート作成ができる。
3週 10テーマの実験を10班のグループに分けて、1テーマ2週のローテーションで行う。 実験ならびにレポート作成ができる。
4週 10テーマの実験を10班のグループに分けて、1テーマ2週のローテーションで行う。 実験ならびにレポート作成ができる。
5週 10テーマの実験を10班のグループに分けて、1テーマ2週のローテーションで行う。 実験ならびにレポート作成ができる。
6週 10テーマの実験を10班のグループに分けて、1テーマ2週のローテーションで行う。 実験ならびにレポート作成ができる。
7週 10テーマの実験を10班のグループに分けて、1テーマ2週のローテーションで行う。 実験ならびにレポート作成ができる。
8週 レポートガイダンス(報告書の手直し、再実験) 実験ならびにレポート作成ができる。
4thQ
9週 10テーマの実験を10班のグループに分けて、1テーマ2週のローテーションで行う。 実験ならびにレポート作成ができる。
10週 10テーマの実験を10班のグループに分けて、1テーマ2週のローテーションで行う。 実験ならびにレポート作成ができる。
11週 10テーマの実験を10班のグループに分けて、1テーマ2週のローテーションで行う。 実験ならびにレポート作成ができる。
12週 10テーマの実験を10班のグループに分けて、1テーマ2週のローテーションで行う。 実験ならびにレポート作成ができる。
13週 プレゼンテーションガイダンス及び演習 プレゼンテーションの仕方を理解することができる。
14週 プレゼンテーションガイダンス及び演習 プレゼンテーションの仕方を理解することができる。
15週 プレゼンテーション プレゼンテーションができる。
16週 プレゼンテーション プレゼンテーションができる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学電気・電子系分野計測計測方法の分類(偏位法/零位法、直接測定/間接測定、アナログ計測/ディジタル計測)を説明できる。1
精度と誤差を理解し、有効数字・誤差の伝搬を考慮した計測値の処理が行える。1
SI単位系における基本単位と組立単位について説明できる。1
計測標準とトレーサビリティの関係について説明できる。1
指示計器について、その動作原理を理解し、電圧・電流測定に使用する方法を説明できる。1
倍率器・分流器を用いた電圧・電流の測定範囲の拡大手法について説明できる。1
A/D変換を用いたディジタル計器の原理について説明できる。1
電圧降下法による抵抗測定の原理を説明できる。1
ブリッジ回路を用いたインピーダンスの測定原理を説明できる。1
有効電力、無効電力、力率の測定原理とその方法を説明できる。1
電力量の測定原理を説明できる。1
オシロスコープの動作原理を説明できる。1

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合01000090100
基礎的能力01000090100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000