文学Ⅰ

科目基礎情報

学校 米子工業高等専門学校 開講年度 令和08年度 (2026年度)
授業科目 文学Ⅰ
科目番号 0023 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電気情報工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 使用しない。担当教員が作成したプリントを配布する。
担当教員 辻 秀平

到達目標

1. 作品に触れ、芸術文化に関する基礎的知識を身に付け、表現の豊かさへの理解を深めることができる。
2. 文学作品や映像作品と科学技術との関わりについて考察し、作品と歴史・文化・社会問題との関係性について理解を深めることができる。
3. 作品における様々な言語・映像表現を読み取り、自分なりの読みを深めることができる。加えて、他者の価値観を尊重しながら、自らの考えを分かりやすい言葉で伝え合うことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1作品に触れ、芸術文化に関する基礎的知識を身に付け、表現の豊かさへの理解を十分に深めている。作品に触れ、芸術文化に関する基礎的知識を身に付け、表現の豊かさへの理解を深めている。芸術文化に関する基礎的知識を身に付けておらず、表現の豊かさへの理解を深めていない。
評価項目2文学作品や映像作品と科学技術との関わりについて深く考察し、作品と歴史・文化・社会問題との関係性について理解を十分に深めている。文学作品や映像作品と科学技術との関わりについて考察し、作品と歴史・文化・社会問題との関係性について理解をある程度深めている。文学作品や映像作品と科学技術との関わりについて考察できておらず、作品と歴史・文化・社会問題との関係性についての理解を有していない。
評価項目3作品における様々な言語・映像表現を読み取り、自分なりの読みを深めることが十分にできている。加えて、他者の価値観をよく尊重しながら、自らの考えを分かりやすい言葉で伝え合うことができている。作品における様々な言語・映像表現を読み取り、自分なりの読みを深めることが一定程度できる。加えて、他者の価値観を尊重しながら、自らの考えを分かりやすい言葉で伝え合うことに努めている。自分なりに作品を読み解く意欲がなく、他者の価値観を尊重しながら、自らの考えを分かりやすい言葉で伝え合おうとしていない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
文学作品や映像作品といった芸術文化をヒントにしながら、人間と科学との関係性について考えてみる。今日も急速な勢いで続く科学技術の発展には、人間の「想像力」が不可欠であった。そうした人間の「想像力」が有する可能性と限界を、この授業を通して考えてもらいたい。実用性重視の昨今、芸術文化は「役に立たないもの」だと言われがちだが、果たしてそう言い切れるのか。有用か、無用かという単純な図式だけでは捉え切れない、人間社会の様々な姿について考えたい。
授業の進め方・方法:
・教科書は使用せず、担当教員が作成した解説用のプリントを配布する。参考文献や図書、Webサイトなどについては、授業中に適宜紹介する。
・第1週から第4週にかけて、授業ガイダンスと導入学習を行い、第5週から本格的に作品を読み解く予定である。授業は講義形式を主とするが、発言の機会を適宜設ける。なお授業計画は、進捗状況や受講生の理解度に応じて多少変更になる場合がある。
・事前に指定された教材を読んでおく等の予習が必要な場合があるので、留意しておくこと。
注意点:
・他の学生に迷惑をかけたり、授業の規律を乱すような学習態度や行動のないよう、気を付けてもらいたい。
・質問は休憩時間や放課後に随時受け付ける。また担当教員の「オフィスアワー」の時間を告知するので、分からないことは遠慮せず積極的に質問すること。
・パソコンやタブレット端末等を持ち込み、授業時のメモや調べ物に活用しても構わない(BYOD)。ただし、目的外の使用は固く禁ずる。
・作品解釈に「正解」や「優劣」は存在しない。授業では発言の機会を適宜設ける予定なので、積極的に自分の意見を述べるとともに、他者の意見を理解し尊重する意識を持つこと。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業ガイダンス(授業の進め方・学習方法・成績評価等の説明)
【導入①】「文学」なんか学んで、何の役に立つの?
授業の流れを把握し、芸術文化に関する基礎的な知識を身につけることができる。
2週 【導入②】科学技術と人間の文化との関わり 科学技術と人間の文化との関わりについての理解を深めることができる。
3週 【導入③】映像資料の鑑賞および考察① 映像資料の考察を通して、芸術文化に対する理解を深めることができる。
芸術文化と科学技術との間にどのような関係性があるのか、考察を深めることができる。
4週 【導入④】映像資料の鑑賞および考察② 映像資料の考察を通して、芸術文化に対する理解を深めることができる。
芸術文化と科学技術との間にどのような関係性があるのか、考察を深めることができる。
5週 作品に触れる①:文学と科学の融合のありよう 作品に触れ、与えられた情報をもとに作品の理解を深め、芸術文化と科学技術との間の関係性について考察を深めることができる。また、受講生の間で意見を交換し、作品の理解を深めるとともに、伝える力を高めることができる。
6週 作品に触れる②:パンデミック(感染爆発)における人間の姿 作品に触れ、与えられた情報をもとに作品の理解を深め、芸術文化と科学技術との間の関係性について考察を深めることができる。また、受講生の間で意見を交換し、作品の理解を深めるとともに、伝える力を高めることができる。
7週 作品に触れる③:パンデミック(感染爆発)における人間の姿 作品に触れ、与えられた情報をもとに作品の理解を深め、芸術文化と科学技術との間の関係性について考察を深めることができる。また、受講生の間で意見を交換し、作品の理解を深めるとともに、伝える力を高めることができる。
8週 中間レポート 前期前半の授業内容について理解できている。
2ndQ
9週 作品に触れる④:サイエンス・フィクション(SF)に描かれた科学と人間 作品に触れ、与えられた情報をもとに作品の理解を深め、芸術文化と科学技術との間の関係性について考察を深めることができる。また、受講生の間で意見を交換し、作品の理解を深めるとともに、伝える力を高めることができる。
10週 作品に触れる⑤:サイエンス・フィクション(SF)に描かれた科学と人間 作品に触れ、与えられた情報をもとに作品の理解を深め、芸術文化と科学技術との間の関係性について考察を深めることができる。また、受講生の間で意見を交換し、作品の理解を深めるとともに、伝える力を高めることができる。
11週 作品に触れる⑥:特撮から考える日本文化と科学 作品に触れ、与えられた情報をもとに作品の理解を深め、芸術文化と科学技術との間の関係性について考察を深めることができる。また、受講生の間で意見を交換し、作品の理解を深めるとともに、伝える力を高めることができる。
12週 作品に触れる⑦:特撮から考える日本文化と科学(映像資料の鑑賞を含む) 作品に触れ、与えられた情報をもとに作品の理解を深め、芸術文化と科学技術との間の関係性について考察を深めることができる。また、受講生の間で意見を交換し、作品の理解を深めるとともに、伝える力を高めることができる。
13週 作品に触れる⑧:心霊・オカルト──「非科学的」なものと向き合った人間の文化 作品に触れ、与えられた情報をもとに作品の理解を深め、芸術文化と科学技術との間の関係性について考察を深めることができる。また、受講生の間で意見を交換し、作品の理解を深めるとともに、伝える力を高めることができる。
14週 作品に触れる⑨:近未来の描き方 作品に触れ、与えられた情報をもとに作品の理解を深め、芸術文化と科学技術との間の関係性について考察を深めることができる。また、受講生の間で意見を交換し、作品の理解を深めるとともに、伝える力を高めることができる。
15週 前期末レポート 前期末までの授業内容について理解できている。
16週 授業の総括:科学技術に人間はどう向き合うべきか? これまでの授業を振り返り、文学と科学技術との関わりに対する考察を深めることができている。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。3
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。3
文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。3
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。3
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。3
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。3
専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。3
実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。3
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。3
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。3
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。3
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。3
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。3
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。3
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。3

評価割合

中間レポート前期末レポート平常点(提出物の内容・発言状況等の総合評価)合計
総合評価割合304030100
基礎的能力304030100
専門的能力0000
分野横断的能力0000