概要:
本科目は,本校教育目標の「基礎力」を養う科目である.電子制御工学科では5年間を通して電気電子系,機械制御系そして情報系の各分野の専門科目を履修する.これら専門科目の学習を通して,各分野の基礎知識を修得するとともに,「ものづくり」に関する基礎的教養を身につける.本科目は,このような5年間の学習の導入的位置づけとなる科目であり,具体的には,各分野の実習を通してものづくりの面白さを体験するとともに,電気基礎について学ぶものである.
授業の進め方・方法:
前期および後期の前半までは,情報系,機械制御系,電気電子系各分野の実習・課題を中心にして授業を進める.後期の後半は電気基礎に関して座学と,必要に応じて課題(レポート)を実施する.後期前半までの実習・課題に対してはレポートを提出し,試験は学年末にのみ実施する.
注意点:
積極的に授業に参加することが肝要である.なお,質問などがある場合には担当者の研究室まで来ること.
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
修学ガイダンス |
|
2週 |
授業ガイダンス |
|
3週 |
情報系:アプリ開発(1) |
与えられた課題に対して,実現に向けての努力ができる.
|
4週 |
情報系:アプリ開発(2) |
与えられた課題に対して,実現に向けての努力ができる.
|
5週 |
情報系:アプリ開発(3) |
与えられた課題に対して,実現に向けての努力ができる.
|
6週 |
情報系:アプリ開発(4) |
与えられた課題に対して,実現に向けての努力ができる.
|
7週 |
情報系:レポート作成 |
体験した内容をレポートやプレゼンテーションにより第三者に伝えることができる
|
8週 |
前期中間試験(実施しない) |
|
2ndQ |
9週 |
電気電子系:マイコン・プログラミング(1) |
与えられた課題に対して,実現に向けての努力ができる.
|
10週 |
電気電子系:マイコン・プログラミング(2) |
与えられた課題に対して,実現に向けての努力ができる.
|
11週 |
電気電子系:マイコン・プログラミング(3) |
与えられた課題に対して,実現に向けての努力ができる.
|
12週 |
電気電子系:マイコン・プログラミング(4) |
与えられた課題に対して,実現に向けての努力ができる.
|
13週 |
電気電子系:レポート作成 |
体験した内容をレポートやプレゼンテーションにより第三者に伝えることができる
|
14週 |
電気電子系:レポート作成 |
体験した内容をレポートやプレゼンテーションにより第三者に伝えることができる
|
15週 |
機械制御系:レゴ・マインドストームの組立て(1) |
課題実施のスケジュールを立案および管理ができる.
|
16週 |
前期期末試験(実施しない) |
課題実施のスケジュールを立案および管理ができる.
|
後期 |
3rdQ |
1週 |
機械制御系:レゴ・マインドストームの組立て(1) |
課題実施のスケジュールを立案および管理ができる.
|
2週 |
機械制御系:レゴ・マインドストームの組立て(2) |
課題実施のスケジュールを立案および管理ができる.
|
3週 |
機械制御系:レゴ・マインドストームの組立て(3) |
課題実施のスケジュールを立案および管理ができる.
|
4週 |
機械制御系:レゴ・マインドストームの組立て(4) |
課題実施のスケジュールを立案および管理ができる.
|
5週 |
機械制御系:レゴ・マインドストームの組立て(5) |
課題実施のスケジュールを立案および管理ができる.
|
6週 |
機械制御系:レゴ・マインドストームの組立て(6) |
課題実施のスケジュールを立案および管理ができる.
|
7週 |
機械制御系:レゴ・マインドストームの組立て(7) |
課題実施のスケジュールを立案および管理ができる.
|
8週 |
後期中間試験(実施しない) |
|
4thQ |
9週 |
機械制御系:レゴ・マインドストームの組立て(8) |
課題実施のスケジュールを立案および管理ができる.
|
10週 |
機械制御系:レポート作成 |
体験した内容をレポートやプレゼンテーションにより第三者に伝えることができる
|
11週 |
機械制御系:レポート作成 |
体験した内容をレポートやプレゼンテーションにより第三者に伝えることができる
|
12週 |
電気基礎 |
基本的な法則を用いて簡単な回路計算・解析ができる.
|
13週 |
電気基礎 |
基本的な法則を用いて簡単な回路計算・解析ができる.
|
14週 |
電気基礎 |
基本的な法則を用いて簡単な回路計算・解析ができる.
|
15週 |
電気基礎 |
基本的な法則を用いて簡単な回路計算・解析ができる.
|
16週 |
学年末試験(電気基礎) |
基本的な法則を用いて簡単な回路計算・解析ができる.
|
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 電気・電子系分野 | 電気回路 | 電荷と電流、電圧を説明できる。 | 1 | |
オームの法則を説明し、電流・電圧・抵抗の計算ができる。 | 1 | |
キルヒホッフの法則を用いて、直流回路の計算ができる。 | 1 | |
合成抵抗や分圧・分流の考え方を用いて、直流回路の計算ができる。 | 1 | |
情報系分野 | プログラミング | 代入や演算子の概念を理解し、式を記述できる。 | 1 | |
プロシージャ(または、関数、サブルーチンなど)の概念を理解し、これらを含むプログラムを記述できる。 | 1 | |
変数の概念を説明できる。 | 1 | |
データ型の概念を説明できる。 | 1 | |
制御構造の概念を理解し、条件分岐を記述できる。 | 1 | |
制御構造の概念を理解し、反復処理を記述できる。 | 1 | |
与えられた問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。 | 1 | |
ソフトウェア生成に必要なツールを使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。 | 1 | |
与えられたソースプログラムを解析し、プログラムの動作を予測することができる。 | 1 | |
その他の学習内容 | オームの法則、キルヒホッフの法則を利用し、直流回路の計算を行うことができる。 | 1 | |
少なくとも一つの具体的なコンピュータシステムについて、起動・終了やファイル操作など、基本的操作が行える。 | 1 | |
少なくとも一つの具体的なオフィススイート等を使って、文書作成や図表作成ができ、報告書やプレゼンテーション資料を作成できる。 | 1 | |
少なくとも一つのメールツールとWebブラウザを使って、メールの送受信とWebブラウジングを行うことができる。 | 1 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。 | 1 | |
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。 | 1 | |
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。 | 1 | |
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。 | 1 | |
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。 | 1 | |
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。 | 1 | |
他者の意見を聞き合意形成することができる。 | 1 | |
合意形成のために会話を成立させることができる。 | 1 | |
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。 | 1 | |
態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。 | 1 | |
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。 | 1 | |
目標の実現に向けて計画ができる。 | 1 | |
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。 | 1 | |
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。 | 1 | |