歴史Ⅰ

科目基礎情報

学校 米子工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 歴史Ⅰ
科目番号 0006 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子制御工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 木畑洋一、松本宣郎ほか『世界史B 新訂版』実教出版
担当教員 原田 桃子

到達目標

(1)世界における社会と人類の進歩と発展の基本的事項について理解できる
(2)世界史に置ける基本的な事象について、歴史的に見ること、考えることができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目(1)世界における社会と人類の進歩と発展の基本的事項について非常によく理解できる世界における社会と人類の進歩と発展の基本的事項について概ねよく理解できる世界における社会と人類の進歩と発展の基本的事項について理解できない
評価項目(2)世界史に置ける基本的な事象について、歴史的視点や思考を非常によく身に着けている世界史に置ける基本的な事象について、歴史的視点や思考を概ねよく身に着けている世界史に置ける基本的な事象について、歴史的視点や思考を身に着けていない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A 説明 閉じる

教育方法等

概要:
この講義は本校の教育目標のうち「基礎力」「倫理力」を養う科目である。具体的には、世界中における人類の歩みを、中世から近代に至るまで講義する。世界の成り立ちを様々な側面から取り上げ、時代性や地域性を理解できるようつとめる。
授業の進め方・方法:
個々の事件・事象を表象的に捉えるのではなく、それぞれの歴史的事実・事象の背景や因果関係について理解・考察できるよう留意し、歴史の流れを把握することに主眼を置く。授業は講義形式で行う。
注意点:
毎週火曜日の16時~17時をオフィスアワーとするので、質問などがある学生は研究室に来ること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 修学ガイダンス / 陸と海のネットワーク① 大航海時代以前の世界の東西交流について、理解できる
2週 陸と海のネットワーク② 大航海時代以前の世界の東西交流について、説明できる
3週 ヨーロッパの海外進出 ヨーロッパの大航海時代について理解し、説明できる
4週 第2次大交易時代と海域アジア 15世紀以降の海域アジアの動きについて理解し、説明できる
5週 ルネサンス ルネサンス期の様々な分野の発展について理解し、説明できる
6週 宗教改革 宗教改革の展開について理解し、説明できる
7週 主権国家体制の成立 主権と主権国家について理解し、説明できる
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 スペインの絶対王政とオランダの独立 スペインの絶対王政とオランダの独立について理解し、説明できる
10週 イングランドの絶対王政とイギリス革命 イングランドの絶対王政と、ピューリタン革命及び名誉革命について理解し、説明できる
11週 フランスの絶対王政 フランスの絶対王政について理解し、説明できる
12週 17世紀の危機 ヨーロッパの「17世紀の危機」について理解し、説明できる
13週 プロイセン、オーストリア、ロシアの近代化 プロイセン、オーストリア、ロシアそれぞれの近代化について理解し、説明できる
14週 大西洋三角貿易と英仏覇権競争 大西洋三角貿易の仕組みと、その時期に生じた英仏の覇権競争について理解し、説明できる
15週 近世ヨーロッパの社会と文化 近世ヨーロッパの社会と文化について理解し、説明できる
16週 期末試験
後期
3rdQ
1週 中央ユーラシア世界と西アジア世界の帝国 トルコ=イスラーム文化、イラン=イスラーム文化の発展について理解し、説明できる
2週 南アジア世界の帝国 ムガル帝国の成立と発展について理解し、説明できる
3週 東南アジア諸国と第2次大交易時代 14世紀から16世紀の唐七時亜諸国の発展について理解し、説明できる
4週 明の成立と北虜南倭 明の成立から崩壊までについて理解し、説明できる
5週 清の成立と統治制度 清の成立過程と統治制度の特色について理解し、説明できる
6週 明・清時代の社会と経済 明・清時代の社会、経済、文化について理解し、説明できる
7週 14~18世紀の朝鮮半島と日本列島 14~18世紀の朝鮮半島と日本列島について理解し、説明できる
8週 後期中間試験
4thQ
9週 イギリスの産業革命 イギリスの産業革命について理解し、説明できる
10週 アメリカ独立革命 アメリカの独立と領土拡大について理解し、説明できる
11週 ラテンアメリカ諸国の独立と社会の変容 アメリカ独立革命の影響を受けたラテンアメリカ諸国の動きについて理解し、説明できる
12週 フランス革命 フランス革命の流れと意義について理解し、説明できる
13週 ウィーン体制とその動揺 ウィーン体制の成立とウィーン体制期の各国の動きについて理解し、説明できる
14週 1848年革命の展開と意義 1848年革命の流れとその意義について理解し、説明できる
15週 19世紀後半のヨーロッパ・アメリカ 19世紀後半のヨーロッパ・アメリカの発展や文化について理解し、説明できる。
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地理歴史的分野民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後16
近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。2後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000030100
基礎的能力70000030100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000