英語総合Ⅰ

科目基礎情報

学校 米子工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 英語総合Ⅰ
科目番号 0008 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 電子制御工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 3
教科書/教材 POWER ON English Communication I / DataBase4500/ ワークブック
担当教員 酒井 康宏,鈴木 章子

到達目標

 中学校で習得した英語の知識を基礎にして、発音、語彙、文法及び構文、読解力、コミュニケーション能力を身につける。

1. 発音:聞き手に伝わるよう、リズムやイントネーションに配慮して、音読あるいは発話できる。
2. 語彙:中学校で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙を習得できる。
3. 文法及び構文:中学校で既習の文法や構文に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得できる。
4. コミュニケーション能力:日常生活や身近な話題に関して、基本的内容の聴解、読解、伝達に加え、基本的な意見交換ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 発音聞き手に伝わるよう、リズムやイントネーションに配慮して、音読あるいは発話できる。聞き手に伝わるよう、リズムやイントネーションに配慮して、音読あるいは発話がある程度できる。聞き手に伝わるよう、リズムやイントネーションに配慮して、音読あるいは発話できない。
評価項目2 語彙中学校で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙を習得できる。 中学校で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙をある程度習得できる。 中学校で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙を習得できない。
評価項目3 文法及     び構文中学校で既習の文法や構文に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得できる。中学校で既習の文法や構文に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造をある程度習得できる。中学校で既習の文法や構文に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得できない。
評価項目4 コミュニケーション能力日常生活や身近な話題に関して、基本的内容の聴解、読解、伝達に加え、基本的な意見交換ができる。日常生活や身近な話題に関して、基本的内容の聴解、読解、伝達に加え、基本的な意見交換がある程度できる。日常生活や身近な話題に関して、基本的内容の聴解、読解、伝達に加え、基本的な意見交換ができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 E 説明 閉じる

教育方法等

概要:
この授業では本校の教育目標のうち「技術者としての基礎力」と「社会とかかわるためのコミュニケーション力」の育成を目指す。英語の4技能「読む」・「話す」・「聞く」・「書く」をバランスよく養うとともに、様々な内容の英文にふれることによって、異文化に対する理解を深める。また、授業外での多読を実施する。簡単なものから読み始め、英語を読むことに慣れ親しむことを目標にする。
授業の進め方・方法:
ペア・グループでの活動を中心に授業をすすめる。授業に集中し、その日の内容は授業中に理解するよう心がけること。教科書の音読、単語練習、文法事項の理解、宿題、単語テストの勉強等を行い、学んだことが定着するよう家での復習を充実させること。授業には必ず辞書を携帯し、例文検索、成句検索などいろいろな機能を使って学習に役立ててほしい。授業に関する質問は適宜受け付ける。原則として毎週COCET2600の小テストを行う。Lessonが終わるごとに小テストを実施する。
注意点:
小テストにはDataBase4500単語テスト、レッスンの小テストを含む。レポートは提出物のことである。授業への積極的な取組を評価する。 

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週  中学校の復習 音読や発音ができる
2週  Lesson 1 (本文) 動名詞・文型について理解できる
3週  Lesson 1 (本文) 不定詞について理解できる
4週  Lesson 2 (本文) 受動態・文型について理解できる
5週  Lesson 2 (本文) 助動詞について理解できる
6週  Lesson 3 (本文) 進行形について理解できる
7週  Lesson 3 (本文) 関係代名詞について理解できる
8週 前期中間試験 前期中間までに教わった内容を理解する
2ndQ
9週  Lesson 4 (本文) 比較表現が理解できる
10週  Lesson 4 (本文) 分詞の形容詞用法が理解できる
11週  Lesson 5 (本文) 関係代名詞が理解できる
12週  Lesson 5 (本文) 現在完了形が理解できる
13週  Lesson 6 (本文) 助動詞+受動態が理解できる
14週  Lesson 6 (本文) It~for...to~の構文が理解できる
15週  前期の復習 前期で教わった文法項目が理解できる
16週 前期末試験 前期期末までに教わった内容を理解する
後期
3rdQ
1週 Lesson 7 (本文) 現在完了進行形が理解できる
2週 Lesson 7 (本文) 間接疑問文が理解できる
3週 Lesson 7 (本文) 関係副詞whenが理解できる
4週 Lesson 8(本文) 補語構文が理解できる
5週 Lesson 8(本文) It is~that...の構文が理解できる
6週 Lesson 8(本文) 関係副詞whereが理解できる
7週 復習 後期からの文法項目が理解できる
8週 後期中間試験 後期中間までに教わった内容を理解する
4thQ
9週 Lesson 9 (本文) 過去完了形が理解できる
10週 Lesson 9 (本文) 未来進行形が理解できる
11週 Lesson 9 (本文) 分詞構文が理解できる
12週 Lesson 10 (本文) 仮定法過去が理解できる
13週 Lesson 10 (本文) 知覚動詞の構文が理解できる
14週 Lesson 10 (本文) 2つの目的語の1つ節を用いた書き方が理解できる
15週 復習 1年間で教わったすべての文法項目が理解できる
16週 学年末試験 1年間で教わったすべての文法項目内容を理解する

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。1前2
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。1前3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。1前1,前2
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。1前1,前2
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。1前4
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。1前5
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。1前6
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。1前7
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。1前9
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。1前1
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。1前1
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。1後2,後12
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。1後3,後13
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。1前10,後4,後14
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。1前11,後5,後15
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。1前12,後6
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。1前13,後7
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。1前14,後9
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。1前15,後10
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。1後1,後11

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60000040100
基礎的能力60000040100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000