ポルトガル語基礎

科目基礎情報

学校 米子工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 ポルトガル語基礎
科目番号 0035 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子制御工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 『ゼロから始める文法中心ブラジル・ポルトガル語』(三修社)
担当教員 酒井 康宏

到達目標

全体目標としてのコミュニケーション能力育成の中で、ポルトガル語の基礎を学ぶことにより、日常会話が可能になる程度のポルトガル語の能力を育成するために下記の4項目を目標にする。
1.綴りと発音の関係を的確に理解し、文を正しく音読できるようにする。
2.基本的な語句を習得し、挨拶、自己紹介、質問、要求の表現が的確にできるようにする。
3.音声または文字による質問に対して的確に応答できるようにする。
4.基本的な文構造を理解し、平易な文の読解、簡単な作文が的確に書けるようにする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 綴りと発音の関係を的確に理解し、文を正しく音読できる。 綴りと発音の関係をある程度理解し、文を音読できる。 綴りと発音の関係を理解したり文を音読できない。
評価項目2 基本的な語句を習得し、挨拶、自己紹介、質問、要求の表現が的確にできる。基本的な語句を習得し、挨拶、自己紹介、質問、要求の表現ができる。基本的な語句を習得したり、挨拶、自己紹介、質問、要求の表現ができない。
評価項目3 音声または文字による質問に対して的確に応答できる。音声または文字による質問に対して応答できる。音声または文字による質問に対して応答できない。
評価項目4 基本的な文構造を理解し、平易な文の読解、簡単な作文が的確に書けるようにする。 基本的な文構造を理解し、平易な文の読解、簡単な作文が書ける。 基本的な文構造を理解したり平易な文の読解、簡単な作文が書けない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 E-1 説明 閉じる
JABEE f 説明 閉じる

教育方法等

概要:
ポルトガル語の基礎を習得するため、基礎的な語彙、文法を習得し、日常会話程度のポルトガル語が聞けて、話せるようにする。
授業の進め方・方法:
文法の基本事項を中心に講義を聞き、練習問題を解くことが中心となる。英語の授業と同様に予習をしてくることが望ましい。
注意点:
「基礎英語演習」を始めとする英語の文法知識があると助かります。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション 1年間の導入
2週 アルファベット・名詞 アルファベットが読める・書ける
3週 不定冠詞・定冠詞 冠詞が理解できる
4週 形容詞 形容詞が理解できる
5週 ser動詞・estar動詞 ser動詞やestar動詞が理解できる
6週 進行形の表現 進行形の表現が理解できる
7週 指示詞 指示詞が理解できる
8週 現在形規則動詞ar-形 ar動詞が理解できる
2ndQ
9週 現在形規則動詞er-形 er動詞が理解できる
10週 現在形規則動詞ir-形 ir動詞が理解できる
11週 ter / haver動詞 ter動詞やhaver動詞が理解できる
12週 所有詞 所有詞が理解できる
13週 疑問詞 疑問詞が理解できる
14週 不規則動詞(ar-, er-, ir-) 不規則動詞が理解できる
15週 前期のまとめと復習 前期のすべての事項が理解できる
16週 前期末試験 前期に教わったすべての事項を理解する
後期
3rdQ
1週 完全過去形(1) 完全過去形が理解できる
2週 完全過去形(2) 完全過去形が理解できる
3週 直接目的語の代名詞 直接目的語が理解できる
4週 間接目的語の代名詞 間接目的語が理解できる
5週 直接目的語と間接目的語の代名詞の縮合形とまとめ 縮合形が理解できる
6週 再帰代名詞 再帰代名詞が理解できる
7週 tantoについて tantoについて理解できる
8週 比較級 比較級について理解できる
4thQ
9週 最上級 最上級について
10週 不完全過去 不完全過去形について理解できる
11週 未来形 未来形について理解できる
12週 接続法現在 / 命令形 命令形について理解できる
13週 関係詞 関係詞について理解できる
14週 ポルトガルとブラジルの文化(料理、音楽、スポーツ等) ポルトガルの文化について理解できる
15週 ポルトガル語と他のロマンス系言語の比較:同系の言語を学習するために
ポルトガル語と他のロマンス系言語との比較が理解できる
16週 学年末試験 1年間を通じてのポルトガル語の基礎項目を理解する

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。2前1,前4
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。2前2,前5
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。2前3,前6
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。2前7,前8,前9,前10
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2前11,後3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2前12,後4
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2前13,後5
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2前14,後6
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。2前15,後7
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2後1,後8
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。2後2,後9
工学基礎グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。3後10
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。3後11
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。3後13
それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。3後14,後15

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合90000010100
基礎的能力90000010100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000