社会科学Ⅱ(後期)

科目基礎情報

学校 米子工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 社会科学Ⅱ(後期)
科目番号 0056 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電子制御工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 小林亜津子『はじめて学ぶ生命倫理』(筑摩書房)
担当教員 布施 圭司

到達目標

生命や自然をめぐる重要な問題を簡単に説明できる。
現代人の生命観・自然観の問題を理解できる。
現代人の生命観・自然観についてレポートにまとめ、プレゼンテーションを行える。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1生命倫理について理解できる生命倫理について非常に良く理解できる生命倫理について概ね理解できる生命倫理について理解が不十分
評価項目2現代社会の問題について理解できる現代社会の問題について非常に良く理解できる現代社会の問題について概ね理解できる現代社会の問題について理解が不十分
評価項目3適切なレポート・プレゼンテーションが作成できる内容・表現が非常に良い内容・表現が概ね良い内容・表現が不十分

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-2 説明 閉じる
JABEE a 説明 閉じる

教育方法等

概要:
現代人の生命観・自然観に関する文献を読み進めながら、現代社会が直面する問題を考察する。社会が直面する諸問題の背景や課題について知見を獲得し、社会・文化・人間について幅広い見方を身につけることを目ざす。
授業の進め方・方法:
前半は、教科書を読み進めながら、諸問題について考察する。
レポートを課し、後半は学生によるレポートのプレゼンテーションを中心とする。
注意点:
日頃は新聞などで世界の出来事に注意を払うことが望ましい。
毎火曜日の16-17時をオフィスアワーとする。
また、次のような自学自習を60時間以上行うこと。
 レポートの作成/プレゼンテーションの準備/教科書の授業で扱わない部分の学習

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス、終末医療 終末医療(安楽死、尊厳死)について説明できる。
2週 SOLとQOL SOLとQOLについて説明できる。
3週 子どもの医療 子どもの医療(判断能力)について説明できる。
4週 判断能力(コンピテンス)評価 判断能力(コンピテンス)評価について説明できる。
5週 いのちの優先順位 いのちの優先順位について説明できる。
6週 学生発表1 調べた内容をまとめ発表する。発表を聞き意見を述べる。
7週 学生発表2 調べた内容をまとめ発表する。発表を聞き意見を述べる。
8週 中間試験
4thQ
9週 学生発表3 調べた内容をまとめ発表する。発表を聞き意見を述べる。
10週 学生発表4 調べた内容をまとめ発表する。発表を聞き意見を述べる。
11週 学生発表5 調べた内容をまとめ発表する。発表を聞き意見を述べる。
12週 学生発表6 調べた内容をまとめ発表する。発表を聞き意見を述べる。
13週 学生発表7 調べた内容をまとめ発表する。発表を聞き意見を述べる。
14週 補足説明 生命・自然に関する主なトピックを理解できる。
15週 全体のまとめ 生命・自然に関する主なトピックについて考察する。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会公民的分野人間の生涯における青年期の意義と自己形成の課題を理解し、これまでの哲学者や先人の考え方を手掛かりにして、自己の生き方および他者と共に生きていくことの重要性について考察できる。3
現代社会の考察現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合403000030100
基礎的能力403000030100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000