中国語Ⅰ

科目基礎情報

学校 米子工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 中国語Ⅰ
科目番号 0069 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子制御工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 『你好 中国语』金星堂
担当教員 中島 美智子,森田 典幸,酒井 康宏,青砥 正彦,鈴木 章子,劉 耕毓

到達目標

ピンインの読み書きと自然で正しい発音を身に付ける。
基本の語彙と文法を習得する。
日常生活の話題について会話と作文ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1ピンインの読み書きと自然で正しい発音が身に付いている。ピンインの読み方と正しい発音ができる。ピンインの読み方と発音ができない。
評価項目2基本の語彙と文法を習得する。基本の語彙と文法が理解できる。基本の語彙と文法が理解できない。
評価項目3日常生活の話題について会話と作文ができる。日常生活の話題について簡単な会話ができる。日常生活の話題について簡単な会話ができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 E-1 説明 閉じる
JABEE f 説明 閉じる

教育方法等

概要:
中国語の発音、基礎の語彙と文法、日常生活によく使われる会話と表現について学習する授業です。
読む、聞く、話す、書くなど総合的な中国語の力を身に付ける訓練を行います。
前期はピンインの読み書きに重点を置き、ピンインを見て正確な発音ができ、
発音を聞いて正しいピンインが書けるように、教科書の内容と合わせて繰り返し練習を行います。
後期は学んだ単語を使い、教科書の内容をもとに単語を入れ替えて学習することで
文法への理解を深め、身近の物事を表現できるように練習を行います。
1年間の学習を通じて日常生活の話題について支障なく会話ができ、簡単な文章が作成できることを目指します。
また、視聴覚資料を使って、中国の若者の関心度の高い話題と歌を紹介し、中国社会と文化への理解を深めます。
授業の進め方・方法:
基本は教科書に即して進めていきます。
中国語の基本であるピンインの発音を重点に行います。
毎回、前回の授業内容を復習してから次に進みます。
定期的に小テストを行うことによって知識の定着を図ります。
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業のガイダンス、中国及び中国語に関する概説 授業の進め方を知り、中国語への学習意欲を高める
2週 中国語のピンインの基礎1(母音) 母音を正確に書く、音読することができる
3週 中国語のピンインの基礎2(子音①) 子音を正確に書く、音読することができる
4週 中国語のピンインの基礎2(子音②) 子音を正確に書く、音読することができる
5週 中国語のピンインの基礎4(声調、変調、軽声) 声調と変調のルールについて把握できる
6週 中国語であいさつ 中国語で簡単な挨拶ができる
7週 中国語で自己紹介 中国語で自分の名前と年齢が紹介できる
8週 前期中間考査 前期中間までの内容が理解できる
2ndQ
9週 中国語の指示代名詞の各種表現 中国語の指示代名詞について把握できる
10週 中国語の形容詞述語文、反復疑問文 中国語の形容詞述語文について把握できる
11週 中国語の日付の言い方 何月、何日、何曜日が言える
12週 中国語の時刻の言い方 何時、何分の中国語の各種の言い方が把握できる
13週 中国語の動詞述語文 主語、動詞、目的語の語順について把握できる
14週 中国語の存在文 存在を表す「在」の使い方が把握できる
15週 前期の内容の復習 前期期末までの内容が理解できる
16週 前期の期末考査 前期期末までの内容が理解できる
後期
3rdQ
1週 二重目的語構文 直接目的語と間接目的語の位置について把握できる
2週 家族構成についての伝え方 何人家族、家族メンバーについて紹介できる
3週 日常生活によくある品物を数える 中国語の基本的な量詞について把握できる
4週 中国語で動作の完了と状態の変化を表現する 「了」の二つの使い方と意味が理解できる
5週 中国語で過去の経験を表現する 「过」を使って過去の経験が表現できる
6週 中国語で動作と行為の進行を表現する 「在」を使って現在行っていることについて表現できる
7週 後期中間考査 後期中間までの内容が理解できる
8週 中国語で「~できる」を表現する 「能」、「可以」を使って能力の表現ができる
4thQ
9週 中国語で動作と状態について説明する 程度補語「得」の使い方について理解できる
10週 中国語特有の「把」の構文 「把」を使って目的語を強調して伝えられる
11週 中国語の受身文 介詞「让」、「叫」を使って受け身の表現ができる
12週 中国語の使役文 介詞「让」、「叫」を使って使役の表現ができる
13週 中国語で自分の意志を表現する 「想」、「要」を使って「~したい」を表現できる
14週 中国語で天気について語る 中国語で天気に関する表現ができる
15週 後期の内容の復習 後期の内容が理解できる
16週 後期の期末考査 後期の内容が理解できる

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。3

評価割合

試験小テスト相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合603001000100
基礎的能力603001000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000