到達目標
代表的なプラスチック,繊維,ゴム,機能性高分子材料について,種類,性質,用途などを説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
| プラスチックの代表的な成型法を説明できる。 | プラスチックの代表的な成型法をある程度説明できる。 | プラスチックの代表的な成型法を説明できない。 |
| 代表的なプラスチックの種類,性質,用途を説明できる。 | 代表的なプラスチックの種類,性質,用途をある程度説明できる。 | 代表的なプラスチックの種類,性質,用途を説明できない。 |
| 合成繊維の製造工程を説明できる。 | 合成繊維の製造工程をある程度説明できる。 | 合成繊維の製造工程を説明できない。 |
| 代表的な繊維の種類,性質,用途を説明できる。 | 代表的な繊維の種類,性質,用途をある程度説明できる。 | 代表的な繊維の種類,性質,用途を説明できない。 |
| ゴム弾性を説明できる。 | ゴム弾性をある程度説明できる。 | ゴム弾性を説明できない。 |
| 代表的なゴムの種類,性質,用途を説明できる。 | 代表的なゴムの種類,性質,用途をある程度説明できる。 | 代表的なゴムの種類,性質,用途を説明できない。 |
| 代表的な機能性高分子材料の機能を説明できる。 | 代表的な機能性高分子材料の機能をある程度説明できる。 | 代表的な機能性高分子材料の機能を説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 A-4
説明
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JABEE d1
説明
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教育方法等
概要:
現代社会において,有機材料は生活必需品であり,有機材料なくして生活できないと言っても過言ではない。そこで,プラスチック・繊維・ゴム等の基礎的な材料から機能性高分子材料等の応用的な材料まで,合成法・物性・用途等の解説を中心に講義を行う。
授業の進め方・方法:
有機化学および高分子化学の基礎を理解していること前提に講義を進めるので,しっかり予習復習しておくこと。講義はPowerPointを用いて行う。なお,質問は昼休憩および放課後に,研究室で随時受け付ける。
注意点:
本科目は学修単位であるので,次のような自学自習を30時間以上行うこと。
・予習復習を行い,授業内容の理解を深める。
・単元ごとに演習問題を与えるので,各自取り組む。
・課題を与えるので,レポートに取り組む。
・定期試験の準備を行う。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス 石油の精製 高分子材料の分類 |
高分子材料の分類を説明できる。
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2週 |
プラスチックの成型 |
プラスチックの代表的な成型法を説明できる。
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3週 |
汎用プラスチック |
代表的な汎用プラスチックの種類,性質,用途を説明できる。
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4週 |
エンジニアリングプラスチック スーパーエンジニアリングプラスチック |
代表的なエンプラおよびスーパーエンプラの種類,性質,用途を説明できる。 高分子材料の耐熱性の条件を説明できる。
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5週 |
熱硬化性樹脂 |
代表的な熱硬化性樹脂の種類,性質,用途を説明できる。
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6週 |
天然繊維 再生繊維 半合成繊維 |
代表的な天然繊維の性質を説明できる。 半合成繊維と再生繊維の違いを説明できる。 代表的な再生繊維の製造方法を説明できる。
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7週 |
合成繊維の製造 |
合成繊維の製造工程を説明できる。
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8週 |
中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
合成繊維 |
代表的な合成繊維の種類,性質,用途を説明できる。
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10週 |
特殊機能繊維 |
高強度繊維や高弾性繊維の種類や用途を説明できる。 高弾性繊維が高弾性を生じる仕組みを説明できる。
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11週 |
ゴムの性質 |
高分子の熱的性質から,ゴム状領域を説明できる。 ゴムの構造から,ゴム弾性を説明できる。
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12週 |
汎用ゴム 特殊ゴム |
代表的な汎用ゴム,特殊ゴムの種類,性質,用途を説明できる。
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13週 |
熱可塑性エラストマー |
熱可塑性エラストマーの構造から,その性質を説明できる。 熱可塑性エラストマーの種類を説明できる。
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14週 |
機能性高分子1 |
代表的な機能性高分子材料の機能を説明できる。
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15週 |
機能性高分子2 |
代表的な機能性高分子材料の機能を説明できる。
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16週 |
期末試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 化学・生物系分野 | 有機化学 | 代表的な高分子化合物の種類と、その性質について説明できる。 | 3 | |
高分子の分子量、一次構造から高次構造、および構造から発現する性質を説明できる。 | 3 | |
高分子の熱的性質を説明できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | レポート | 合計 |
総合評価割合 | 90 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 90 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |