酵素化学

科目基礎情報

学校 米子工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 酵素化学
科目番号 0022 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 物質工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 左右田健次編著 「生化学ー基礎と工学ー」 化学同人
担当教員 村田 和加惠

到達目標

1. 酵素の基本的な特徴を理解する。
2.産業への応用面において有用な酵素の生産法と効率的な精製法の基本原理を理解する。
3. 酵素の産業への応用の基本原理を理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
. 酵素の基本的な特徴を習得し、応用できる。酵素の基本的な特徴を習得する。酵素の基本的な特徴を理解できない。
産業への応用面において有用な酵素の生産法と効率的な精製法の基本原理を習得し、応用できる。.産業への応用面において有用な酵素の生産法と効率的な精製法の基本原理を習得する。.産業への応用面において有用な酵素の生産法と効率的な精製法の基本原理を理解できない。
 酵素の産業への応用の基本原理を習得し、応用できる。酵素の産業への応用の基本原理を習得する。酵素の産業への応用の基本原理を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-4 説明 閉じる
JABEE d1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
酵素は工業,農業,医療,環境保全などの様々な産業や日常生活に利用されている。本講義では酵素を有効利用するための原理,手法,問題点,課題について講義する。また、 その知見を踏まえた上で酵素の日常生活への利用の具体例と特徴、産業利用の具体例と特徴,酵素の機能改良と利用などについて,基本的な知見を中心に講義する。
授業の進め方・方法:
教科書を中心に座学を行う。
また、次のような自学自習を60時間以上行うこと。
・授業内容の理解を深めるため、復習を行う。
・定期試験の準備を行う。
注意点:
総合評価は定期試験(80%)、レポート(20%)の100%として算出する。

授業計画

週 授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週  酵素化学ガイダンス
2週 酵素学の歴史、タンパク質について 酵素学の歴史、タンパク質について理解できる
3週 酵素の特徴 酵素の性質(基質特異性、最適温度、最適pH、基質濃度)について説明できる。
4週 酵素の分類・命名法 酵素の分類・命名法について説明できる。
5週 酵素の種類と働き 酵素の種類と働きについて説明できる。
6週 補助因子の働き 補助因子の働きについて説明できる。
7週 酵素反応速度論 酵素反応速度論について説明できる。
8週 酵素活性の阻害 酵素活性の阻害について説明できる。
2ndQ
9週 前期中間試験 1週~8週の内容について試験を行う
10週 前期中間試験解説 中間試験について解説を行う。
11週 酵素の取扱(酵素の精製法1) 酵素の取扱(酵素の精製法1)について説明できる。
12週 酵素の取扱(酵素の精製法2) 酵素の取扱(酵素の精製法2)について説明できる。
13週 酵素の応用1(食品産業) 酵素の応用1(食品産業)について説明できる。
14週 酵素の応用2(医療) 酵素の応用2(医療)について説明できる。
15週 酵素の応用3(遺伝子工学、タンパク質工学) 酵素の応用3(遺伝子工学、タンパク質工学)について説明できる。
16週 前期期末試験 9週~15週の内容について試験を行う

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学化学・生物系生物化学タンパク質、核酸、多糖がそれぞれモノマーによって構成されていることを説明できる。3
生体物質にとって重要な弱い化学結合(水素結合、イオン結合、疎水性相互作用など)の化学を理解している。3
単糖と多糖の生物機能を説明できる。3
単糖の化学構造を説明でき、各種の異性体について理解している。3
グリコシド結合を説明できる。3
多糖の例を説明できる。3
タンパク質の機能をあげることができ、タンパク質が生命活動の中心であることを理解している。3前2
タンパク質を構成するアミノ酸をあげ、それらの側鎖の特徴を理解している。3前2
アミノ酸の構造とペプチド結合の形成について構造式を用いて説明できる。3前2
タンパク質の立体構造(一次・二次・三次・四次構造)について説明できる。3前2
酵素の構造と酵素-基質複合体について理解している。3前3
酵素の性質(基質特異性、最適温度、最適pH、基質濃度)について理解している。3前3
補酵素や補欠因子の働きを例示できる。水溶性ビタミンとの関係を理解している。3前6
生物工学アルコール発酵について説明でき、その醸造への利用について説明できる。3前13
食品加工と微生物の関係について理解している。3前13
抗生物質や生理活性物質とその微生物による生産について理解している。3前14,前15

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオレポート合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力0000000
専門的能力80000020100
分野横断的能力0000000