概要:
酵素は工業,農業,医療,環境保全などの様々な産業や日常生活に利用されている。本講義では酵素を有効利用するための原理,手法,問題点,課題について講義する。また、 その知見を踏まえた上で酵素の日常生活への利用の具体例と特徴、産業利用の具体例と特徴,酵素の機能改良と利用などについて,基本的な知見を中心に講義する。
授業の進め方・方法:
教科書を中心に座学を行う。
また、次のような自学自習を60時間以上行うこと。
・授業内容の理解を深めるため、復習を行う。
・定期試験の準備を行う。
注意点:
総合評価は定期試験(80%)、レポート(20%)の100%として算出する。
| 分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
| 専門的能力 | 分野別の専門工学 | 化学・生物系 | 生物化学 | タンパク質、核酸、多糖がそれぞれモノマーによって構成されていることを説明できる。 | 3 | |
| 生体物質にとって重要な弱い化学結合(水素結合、イオン結合、疎水性相互作用など)の化学を理解している。 | 3 | |
| 単糖と多糖の生物機能を説明できる。 | 3 | |
| 単糖の化学構造を説明でき、各種の異性体について理解している。 | 3 | |
| グリコシド結合を説明できる。 | 3 | |
| 多糖の例を説明できる。 | 3 | |
| タンパク質の機能をあげることができ、タンパク質が生命活動の中心であることを理解している。 | 3 | 前2 |
| タンパク質を構成するアミノ酸をあげ、それらの側鎖の特徴を理解している。 | 3 | 前2 |
| アミノ酸の構造とペプチド結合の形成について構造式を用いて説明できる。 | 3 | 前2 |
| タンパク質の立体構造(一次・二次・三次・四次構造)について説明できる。 | 3 | 前2 |
| 酵素の構造と酵素-基質複合体について理解している。 | 3 | 前3 |
| 酵素の性質(基質特異性、最適温度、最適pH、基質濃度)について理解している。 | 3 | 前3 |
| 補酵素や補欠因子の働きを例示できる。水溶性ビタミンとの関係を理解している。 | 3 | 前6 |
| 生物工学 | アルコール発酵について説明でき、その醸造への利用について説明できる。 | 3 | 前13 |
| 食品加工と微生物の関係について理解している。 | 3 | 前13 |
| 抗生物質や生理活性物質とその微生物による生産について理解している。 | 3 | 前14,前15 |