到達目標
(1)ワードプロセッサ、表計算ソフトウェア、プレゼンテーションソフトウェアの基本的な使い方を理解する。
(2)インターネットや情報セキュリティに関する基礎知識を理解する。
(3)コンピュータの構成の理解やプログラミングの基本的な技能を身につける。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | ワードプロセッサ、表計算、プレゼンテーションのソフトウェアを活用し、報告書の作成、データの整理、や発表ができる。 | ワードプロセッサ、表計算、プレゼンテーションのソフトウェアを活用し、報告書の作成、データの整理、や発表がほぼできる。 | ワードプロセッサ、表計算、プレゼンテーションのソフトウェアを活用し、報告書の作成、データの整理、や発表がほとんどできない。 |
評価項目2 | 情報ネットワーク、コンピュータをあ安全に利活用するための情報セキュリティやマナーを身につけている。 | 情報ネットワーク、コンピュータをあ安全に利活用するための情報セキュリティやマナーをほぼ身につけている。 | 情報ネットワーク、コンピュータをあ安全に利活用するための情報セキュリティやマナーをほとんど身につけていない。 |
評価項目3 | 条件文や繰り返し文を使ったプログラムを作成して、問題解決ができる。 | 条件文や繰り返し文を使ったプログラムを作成して、問題解決がほぼできる。 | 条件文や繰り返し文を使ったプログラムを作成して、問題解決がほとんどできない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
理科系の学生にとってコンピュータは学習や研究を行う上で現在では欠かせない道具となっている。この授業では、コンピュータを道具として使いこなすための基礎的な知識を学習することにより、将来コンピュータを学習や研究に使用するための基礎能力の修得を目指す。2年生では主に
(1) ワードプロセッサ、表計算、プレゼンテーションソフト
(2) インターネット、情報セキュリティに関する基礎知識
(3) コンピュータの構成やプログラミングの基本的な技能
について、学習する。なお,本講義は教育目標のうち,「基礎力」を養う科目である。
授業の進め方・方法:
(1)40人一斉にパソコンを操作することになるので、勝手なことをされると指導ができなくなる。教員の話をきちんと聞くこと。授業内容は受講者の習熟度によって、シラバス通りにはならないことがある。
(2) 演習を中心に、必要に応じて小テストおよび課題(レポート)を実施する。講義中に課す課題は、講義で学んだ内容に関して理解を確認し、演習する機会であるため、必ず問題を解き、提出すること。
(3) 講義の内容に関して質問等がある場合は、物資工学科・伊達または電子制御工学科・徳光のところまで質問に来ること。疑問点はすぐに解消するように努める。
(4) コンピュータの操作やプログラミングを身につけるには、実際に手を動かす(コンピュータを使う)ことが重要である。資料をただに眺めるのではなく、実際に機器を触って手を動かし、考えるようにすること。
(6) 本科目に関する諸連絡、課題、補足資料等についてBlackboardに掲載するので、必要に応じて参照すること。
(7) 授業では教科書、ノートを持参すること。
注意点:
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
コンピュータの基本的な使い方 |
基本的な操作やタッチタイピングが問題なくできる。
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2週 |
ワードプロセッサを活用した報告書の作成 |
ワードプロセッサを使って文書を作成できる。
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3週 |
表計算ソフトウェアを活用したデータの整理と視覚化 |
表計算ソフトウェアを使って、データを処理し、視覚化できる。
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4週 |
プレゼンテーションソフトウェアを活用した発表資料の作成 |
プレゼンテーションソフトウェアを使って、発表資料の作成ができる。
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5週 |
電子メール、ウェブブラウザ、SNSの使い方 |
インターネット利用に必要な主要なツールを活用できる。
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6週 |
ビデオ会議システム、チャットを活用した共同作業 |
ビデオ会議システム、チャットを使った共同作業の進め方を理解できる。
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7週 |
情報セキュリティ、ネットワーク・セキュリティの基礎知識 |
情報ネットワークを安全に利用するための基礎知識を理解する。
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8週 |
前期中間試験 |
第1~7週まで学んだことを発揮することができる。
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2ndQ |
9週 |
前期中間試験の振り返り、コンピュータのデータ表現 |
前期中間試験の講評と解説をし、振り返る。2進数、10進数、16新数表記や論理演算を理解する。
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10週 |
コンピュータの構成とアルゴリズム |
コンピュータの基本構成とプログラムの役割を理解できる。
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11週 |
簡単なプログラムの作成 |
簡単なプログラムの作成ができる。
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12週 |
条件文を使ったプログラムの作成 |
条件文を使ったプログラムの作成ができる。
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13週 |
繰り返し文を使ったプログラムの作成 |
繰り返し文を使ったプログラムの作成ができる。
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14週 |
プログラムを使った化学に関する問題の解決 |
化学の問題をコンピュータを活用して解決できることが理解できる。
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15週 |
前期期末試験 |
これまでの学習内容の理解度を評価する。
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16週 |
前期期末試験の振り返り |
前期期末試験の講評と解説をし、振り返る。
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後期 |
3rdQ |
1週 |
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2週 |
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3週 |
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4週 |
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5週 |
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6週 |
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7週 |
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8週 |
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4thQ |
9週 |
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。 | 1 | |
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。 | 1 | |
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。 | 1 | |
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。 | 1 | |
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。 | 1 | |
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。 | 1 | |
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。 | 1 | |
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。 | 1 | |
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。 | 1 | |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している | 1 | |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。 | 1 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 70 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |