概要:
材料工学概論では,身近な金属材料,無機材料,有機材料(高分子材料)について,性質や用途を説明する。
生物工学概論では,生物工学についてどのような研究がなされ,生活や工業的にどのように利用されているかを説明する。
授業の進め方・方法:
座学を中心に行う。
コース選択の際の判断や高学年での応用科目の基礎知識になるので,わからないところは積極的に質問し,しっかり理解して欲しい。
注意点:
材料工学概論は小川が,生物工学概論は藤井が担当する。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
授業ガイダンス 材料の歴史 |
大まかな材料の歴史を説明できる。
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2週 |
材料の分類 |
三大材料および複合材料の例を挙げることができる。
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3週 |
材料の性質 |
材料の性質を表す基礎用語の意味を説明できる。
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4週 |
金属材料(鉄,鋼) |
鋼の種類,製造法,性質,用途などを説明できる。
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5週 |
金属材料(軽金属) |
代表的な軽金属の性質や用途などを説明できる。
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6週 |
金属材料(重金属) |
代表的な重金属の性質や用途などを説明できる。
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7週 |
無機材料(ガラス) |
代表的なガラスの製造法,性質,用途などを説明できる。
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8週 |
無機材料(セメント,半導体) |
セメントや半導体の性質や用途などを説明できる。
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2ndQ |
9週 |
無機材料(セラミックス) |
代表的なセラミックスの性質や用途などを説明できる。
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10週 |
高分子材料(プラスチック) |
代表的なプラスチックの種類,製造法,性質,用途などを説明できる。
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11週 |
高分子材料(繊維) |
代表的な繊維の種類,製造法,性質,用途などを説明できる。
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12週 |
高分子材料(ゴム) |
代表的なゴムの種類,製造法,性質,用途などを説明できる。
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13週 |
高分子材料(機能性高分子) |
機能性高分子の例と用途を挙げることができる。
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14週 |
今後の材料開発 |
今後の材料開発において,注意すべき点を説明できる。
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15週 |
レポート作成 |
興味を持った材料について調査し,レポートにまとめることができる。
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス 生体に関わる栄養の機能 |
生体に関わる栄養の機能を説明できる。
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2週 |
微生物の利用法 |
微生物の利用法を説明できる。
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3週 |
植物に関する研究 |
植物に関する研究を説明できる。
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4週 |
動物に関する研究 |
動物に関する研究を説明できる。
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5週 |
機能性食品について |
機能性食品について説明できる。
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6週 |
抗生物質について1 |
抗生物質について説明できる。
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7週 |
レポートについて |
生物工学のレポートの内容について知っており、まとめることができる。
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8週 |
抗生物質について2 |
抗生物質について説明できる。
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4thQ |
9週 |
農薬について |
農薬について説明できる。
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10週 |
遺伝子組換え |
遺伝子組換えについて説明できる。
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11週 |
バイオテクノロジーとエネルギー環境 |
バイオテクノロジーとエネルギー環境について説明できる。
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12週 |
グリーンケミストリー |
グリーンケミストリーについて説明できる。
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13週 |
レポートについて |
生物工学のレポートの内容について知っており、まとめることができる。
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14週 |
バイオリーチング |
バイオリーチングについて説明できる。
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15週 |
レポート作成 |
生物工学のレポートの内容について知っており、まとめることができる。
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | 化学(一般) | 化学(一般) | 代表的な金属やプラスチックなど有機材料について、その性質、用途、また、その再利用など生活とのかかわりについて説明できる。 | 1 | |
洗剤や食品添加物等の化学物質の有効性、環境へのリスクについて説明できる。 | 1 | |
工学基礎 | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | レポートを期限内に提出できるように計画を立て、それを実践できる。 | 1 | |
技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 現代社会の具体的な諸問題を題材に、自ら専門とする工学分野に関連させ、技術者倫理観に基づいて、取るべきふさわしい行動を説明できる。 | 1 | |
技術者倫理が必要とされる社会的背景や重要性を認識している。 | 1 | |
社会における技術者の役割と責任を説明できる。 | 1 | |
環境問題の現状についての基本的な事項について把握し、科学技術が地球環境や社会に及ぼす影響を説明できる。 | 1 | |
環境問題を考慮して、技術者としてふさわしい行動とは何かを説明できる。 | 1 | |
全ての人々が将来にわたって安心して暮らせる持続可能な開発を実現するために、自らの専門分野から配慮すべきことが何かを説明できる。 | 1 | |
技術者を目指す者として、平和の構築、異文化理解の推進、自然資源の維持、災害の防止などの課題に力を合わせて取り組んでいくことの重要性を認識している。 | 1 | |
分野横断的能力 | 態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。 | 1 | |
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。 | 1 | |
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。 | 1 | |
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。 | 1 | |
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。 | 1 | |
企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。 | 1 | |
企業には社会的責任があることを認識している。 | 1 | |
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。 | 1 | |
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。 | 1 | |
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。 | 1 | |
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。 | 1 | |
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。 | 1 | |
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。 | 1 | |
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。 | 1 | |
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。 | 1 | |
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。 | 1 | |