化学工学基礎

科目基礎情報

学校 米子工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 化学工学基礎
科目番号 0045 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 物質工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 大竹伝雄著「化学工学概論」 丸善
担当教員 伊達 勇介

到達目標

(1)単位を系統的に理解し、単位換算ができる。
(2)組成と濃度に関する問題が解ける。
(3)物質収支に関する問題が解ける。
(4)熱容量に関する問題が解ける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1単位を系統的に理解し、単位換算ができる。単位を系統的に理解し、単位換算が概ねできる。単位を系統的に理解し、単位換算ができない。
評価項目2組成と濃度に関する問題が解ける。組成と濃度に関する問題が概ね解ける。組成と濃度に関する問題が解けない。
評価項目3物質収支に関する問題が解ける。物質収支に関する問題が概ね解ける。物質収支に関する問題が解けない。
評価項目4熱容量に関する問題が解ける。熱容量に関する問題が概ね解ける。熱容量に関する問題が解けない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本講義では、化学工学に関する基礎的な用語や理論を修得し、物質やエネルギー収支に関する単位と次元の取り扱いについて学ぶ。また、化学プロセスにおける単位操作の基礎的知識を学ぶ。
授業の進め方・方法:
講義と演習を組合わせた形式で授業を行う。理解度を深めるために、できるだけ演習を多く取り入れる。演習では計算することが多いので、電卓は常に持参すること。
注意点:
理論や法則をよく理解するとともに現象を頭の中でイメージできるようにして欲しい。
オフィスアワー:毎週月曜日16時以降

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業のガイダンス、単位と次元 SI単位への基礎的な単位換算ができる。
2週 単位と次元 SI単位への基礎的な単位換算ができる。
3週 演習 SI単位への基礎的な単位換算ができる。
4週 演習 SI単位への基礎的な単位換算ができる。
5週 単位の換算 組成と濃度について計算できる。
6週 単位の換算 組成と濃度について計算できる。
7週 演習 組成と濃度について計算できる。
8週 前期中間試験 SI単位への基礎的な単位換算ができる。
2ndQ
9週 前期中間試験の解答、組成と濃度 SI単位への基礎的な単位換算ができる。
10週 組成と濃度 組成と濃度について計算できる。
11週 演習 組成と濃度について計算できる。
12週 組成と濃度 組成と濃度について計算できる。
13週 組成と濃度 組成と濃度について計算できる。
14週 演習 組成と濃度について計算できる。
15週 前期期末試験 組成と濃度について計算できる。
16週 期末試験の答案返却と回答 これまでの内容を理解することができる。
後期
3rdQ
1週 授業のガイダンス、物質の状態 物質の流れと基礎的な物質収支についての計算ができる。
2週 物質の状態 物質の流れと基礎的な物質収支についての計算ができる。
3週 演習 物質の流れと基礎的な物質収支についての計算ができる。
4週 演習 物質の流れと基礎的な物質収支についての計算ができる。
5週 物質収支 化学反応を伴う場合と伴わない場合のプロセスの基礎的な物質収支の計算ができる。
6週 物質収支 化学反応を伴う場合と伴わない場合のプロセスの基礎的な物質収支の計算ができる。
7週 演習 物質の流れと基礎的な物質収支についての計算ができる。
化学反応を伴う場合と伴わない場合のプロセスの基礎的な物質収支の計算ができる。
8週 中間試験 物質の流れと基礎的な物質収支についての計算ができる。
化学反応を伴う場合と伴わない場合のプロセスの基礎的な物質収支の計算ができる。
4thQ
9週 中間試験解答、物質収支 物質の流れと基礎的な物質収支についての計算ができる。
化学反応を伴う場合と伴わない場合のプロセスの基礎的な物質収支の計算ができる。
10週 物質収支 化学反応を伴う場合と伴わない場合のプロセスの基礎的な物質収支の計算ができる。
11週 演習 化学反応を伴う場合と伴わない場合のプロセスの基礎的な物質収支の計算ができる。
12週 熱の基礎知識 基礎的な熱容量が計算できる。
13週 熱の基礎知識 基礎的な熱容量が計算できる。
14週 演習 基礎的な熱容量が計算できる。
15週 学年末試験 化学反応を伴う場合と伴わない場合のプロセスの基礎的な物質収支の計算ができる。
基礎的な熱容量が計算できる。
16週 期末試験の答案返却と回答 これまでの内容を理解することができる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学化学・生物系分野化学工学SI単位への単位換算ができる。1前2,前3,前4,前8,前9,前10
物質の流れと物質収支についての計算ができる。1前6,前7,前8,前9,前11,前12
化学反応を伴う場合と伴わない場合のプロセスの物質収支の計算ができる。1前9,前10,前11,前12,前15,前16
流れのエネルギー収支やエネルギー損失の計算ができる。1前12,前13,前14,前15,前16

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000030100
基礎的能力0000000
専門的能力70000030100
分野横断的能力0000000