到達目標
1.在来軸組構法の構造部材の名称、位置、役割が理解できる。
2.外部仕上げの種類、名称、役割が理解できる。
3,内部仕上げの種類、名称、役割が理解できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 在来軸組構法の構造部材の名称、位置、役割が理解できる。 | 在来軸組構法の構造部材の名称、位置は理解できるが役割りは理解できない。 | 在来軸組構法の構造部材の名称しか理解できない。 |
評価項目2 | 外部仕上げの種類、名称、役割が理解できる | 外部仕上げの種類、名称は理解できるが役割は理解できない。 | 外部仕上げの種類しか理解できない。 |
評価項目3 | 内部仕上げの種類、名称、役割が理解できる | 内部仕上げの種類、名称は理解できるが役割は理解できない。 | 内部仕上げの種類しか理解できない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 A-3
説明
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JABEE d08
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教育方法等
概要:
木質構造の内、特に木造住宅に焦点を当て、企画設計、構造計画、材料、施工、設備に関する重要項目の解説を行う。1年生の科目“建築構造”で習った基礎知識を基にしてより実践的な知識を身につける。
授業の進め方・方法:
(1)教科書は読めば理解できる内容なので、指定する部分を授業までに読んでおくこと。
(2)授業時間には発展的な解説を行ないます。
(3)毎回授業内容に関連する演習を行ないます。
注意点:
問は随時受け付けるので山田研まで来てください。朝(8:00-8:50)、昼休み(12:00-12:50)ならほぼ常に在室しています。放課後は会議の無い日の18:30まで可能。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
授業のガイダンス、第1章プランと調査~日照と通風 |
敷地の環境条件が理解できる。
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2週 |
敷地環境を読みとる~必要な手続き |
電気、水道などに関する手続きが理解できる。
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3週 |
木造住宅の保証~スケジュール |
住宅に関する長期保証、工程の概要が理解できる。
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4週 |
第2章 地盤と基礎 ~地盤補強方法 |
地盤調査、補強方法の概要を理解できる。
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5週 |
基礎の種類~基礎の補強と床下換気 |
布基礎、べた基礎が理解できる。
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6週 |
第3章 ほねぐみ~手刻みとプレカット |
木材の接合方法が理解できる。
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7週 |
軸組工法~木造3階建て |
軸組構法の部材名が理解できる。
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8週 |
架構設計の流れ~土台 |
軸組の内、土台までの部材名、役割が理解できる。
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2ndQ |
9週 |
前期中間試験 |
前期中間までの内容が理解できる。
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10週 |
柱~耐力壁の配置 |
柱と耐力壁の役割が理解できる。
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11週 |
床組~接合金物の種類 |
床組みの部材名が理解できる。
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12週 |
N値計算 |
N値法による金物の選択ができる。
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13週 |
小屋組~第4章 屋根と外壁 |
屋根と外壁の部材名が理解できる。
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14週 |
屋根形状~樋の納まり |
屋根の形状が理解できる。
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15週 |
外壁下地と通気工法~左官・タイルの外壁 |
外壁の下地材が理解できる。
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16週 |
前期末試験 |
前期末までの内容が理解できる。
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後期 |
3rdQ |
1週 |
バルコニー~トップライト |
バルコニー、トップライトの役割が理解できる。
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2週 |
断熱の仕組み~断熱方式の種類 |
断熱方式の違いを理解できる。
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3週 |
充填断熱~屋根断熱と排熱 |
充填断熱、外断熱が理解できる。
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4週 |
第5章 内装と仕上げ~左官・塗装仕上げの壁 |
内壁の仕上げの種類が理解できる。
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5週 |
天井の形状~床仕上げ |
天井、床のに内部仕上げが理解できる。
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6週 |
内部建具の扉~木造住宅の防音・遮音 |
受託の防音、遮音が理解できる。
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7週 |
和室の基本~障子・襖 |
和室の各部名称が理解できる。
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8週 |
後期中間試験 |
後期中間までの内容が理解できる。
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4thQ |
9週 |
玄関~階段 |
階段の種類が理解できる。
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10週 |
収納~造作家具 |
収納方法の違いを理解できる。
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11週 |
第6章 住宅の設備~電力の契約 |
電気設備が理解できる。
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12週 |
排水計画~給湯 |
給水、排水設備が理解できる。
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13週 |
浴室の設備~キッチン設備 |
台所、浴室の設備が理解できる。
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14週 |
照明~エコ設備 |
照明について理解できる。
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15週 |
第7章 住宅の外構~防犯 |
外構の名称が理解できる。
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16週 |
学年末試験 |
学年末までの内容が理解できる。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建築系分野 | 構造 | 骨組構造物に作用する荷重の種類について説明できる。 | 2 | 前8 |
各種構造の設計荷重・外力を計算できる。 | 3 | 前8 |
木構造の特徴・構造形式について説明できる。 | 4 | 前7 |
木材の接合について説明できる。 | 4 | 前6 |
基礎、軸組み、小屋組み、床組み、階段、開口部などの木造建築の構法を説明できる。 | 4 | 前4,前7,前11,前13,後6,後9 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 70 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |