到達目標
1.計画的に草案作成を進め、適切な寸法で表現することができる。
2.建築空間を図面や模型として、製図の書き方にそって正しく表現し、完成することができる。
3.作品発表会において、自分の作品の特徴を説明することができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
| 計画的に草案作成を進め、適切な寸法で表現することができる。 | 計画的に草案作成を進め、適切な寸法である程度表現することができる。 | 計画的に草案作成を進められない、または適切な寸法で表現することができない。 |
| 建築空間を図面や模型として、製図の書き方にそって正しく表現し、完成することができき、さらに自身の提案部分も明確に表現することができる。 | 建築空間を図面や模型として、製図の書き方にそって正しく表現し、完成することができる。 | 建築空間を図面や模型として、製図の書き方にそって正しく表現できない、または完成することができない。 |
| 作品発表会において、自分の作品の特徴を具体的かつ明確に説明することができる。 | 作品発表会において、自分の作品の特徴を説明することができる。 | 作品発表会に参加しない、または自分の作品の特徴を説明することができない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 A
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学習・教育到達度目標 E
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教育方法等
概要:
・目的や意義：建築設計をとおして、生活空間のイメージと求められる諸条件を、建築の形としてとらえ図面に表現出来る能力を修得することが授業の目的である。
・学習内容の概要：2つの規模・内容等が異なる建築の設計課題に、それぞれ草案の作成検討、草案模型の製作検討、図面作製、作品の発表講評というプロセスで取り組む。またその内1つの課題では、学生の設計能力を高めるために建築家の作品研究を事前に行う。
・修得する能力：このプロセスを通して、設計方法と製図法の基礎力、いくつかの異なるタイプの建築設計に取り組む応用力、作品を発表し評価を受けるというコミュニケーション力を修得する。
授業の進め方・方法:
・建築空間は多様な側面から検討しなければいい作品とはならない。そのためには、特に課題に取り組む初期の草案作成時に、提案する建築空間の構想をよく練っておくことが大切である。
・作製する図面や模型を完成させるには相当な時間が必要である。ゆとりある作業計画を立て提出期限を確実に守ることが大切である。
・応用力を養うために、普段から建築に興味を持ち、いい建築を体験し、建築雑誌などを見る習慣を持つことが大切である。その一助として授業の課題の一部に建築家の作品研究を取り入れる。
・質問は授業中に対話形式で個別に行う。放課後等（オフィスアワー）にも随時受け付けるので、不明な点があれば積極的に相談に来ること。
注意点:
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
| 前期 |
| 1stQ |
| 1週 |
第1課題「建築学科アトリエの設計」
授業のガイダンス、課題説明、草案作成 |
課題内容を理解できる。
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| 2週 |
草案作成 |
草案を計画的に進める。
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| 3週 |
草案作成 |
草案を計画的に進める。
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| 4週 |
草案作成(エスキス模型の製作・検討) |
エスキス模型を製作し提出できる。
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| 5週 |
草案作成(図法・構造方式に関する講義) |
基本的な図法や構造方式を理解できる。
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| 6週 |
草案作成・エスキスチェック1 |
自分の草案を説明できる。
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| 7週 |
草案作成・エスキスチェック2 |
自分の草案を説明できる。
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| 8週 |
前期中間試験(試験を実施せず、夏休み課題で代替措置) |
（夏休み課題は後述）
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| 2ndQ |
| 9週 |
草案完成・提出 |
草案を完成し提出することができる。
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| 10週 |
図面作成 |
図面を計画的に作図する。
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| 11週 |
図面作成 |
図面を計画的に作図する。
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| 12週 |
図面作成 |
図面を計画的に作図する。
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| 13週 |
図面作成・提出 |
全ての必要図面を完成し提出できる。
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| 14週 |
作品の発表・講評(非常勤講師参加) |
図面を使って発表できる。
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| 15週 |
夏休み課題「建築家の住宅作品研究」の課題説明 |
課題の内容を理解できる。
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| 16週 |
補講日「建築家の住宅作品研究」の提出・発表(前期中間試験分の時間) |
課題を提出し、説明できる。
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| 後期 |
| 3rdQ |
| 1週 |
第2課題「独立住宅の設計」
課題説明、建築家の住宅作品紹介 |
課題内容を理解できる。
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| 2週 |
非常勤講師レクチャー、グループ課題・発表
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課題内容を詳細に理解できる。
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| 3週 |
草案作成 |
草案を計画的に進める。
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| 4週 |
草案作成・スタディ模型の作成 |
スタディ模型を製作し提出できる。
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| 5週 |
草案作成・非常勤講師によるエスキスチェック1 |
非常勤講師に対して自分の草案を説明できる
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| 6週 |
草案作成・非常勤講師によるエスキスチェック2
草案完成 |
非常勤講師に対して自分の草案を説明できる。
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| 7週 |
後期中間試験(試験を実施せず、課題で代替措置) |
（課題作成は放課後も使用して完成させる）
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| 8週 |
草案作成・非常勤講師によるエスキスチェック3
草案完成・提出 |
非常勤講師に対して自分の草案を説明できる。
草案を完成し提出することができる。
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| 4thQ |
| 9週 |
図面作成1 |
図面を計画的に作図する。
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| 10週 |
図面作成2 |
図面を計画的に作図する。
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| 11週 |
図面作成3 |
図面を計画的に作図する。
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| 12週 |
図面作成4・提出、完成模型の作成1 |
全ての必要図面を完成し提出できる。
模型を計画的に製作する。
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| 13週 |
完成模型の作成2 |
模型を計画的に製作する。
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| 14週 |
完成模型の作成3 |
模型を計画的に製作する。
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| 15週 |
学年末試験(試験を実施せず、課題で代替措置)
完成模型の作成4・提出 |
（課題作成は放課後も使用して完成させる）
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| 16週 |
作品の発表・講評(非常勤講師参加) |
図面と模型を使って発表できる。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
| 分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
| 専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建築系分野 | 設計・製図 | 製図用具の特性を理解し、使用できる。 | 2 | 前13,後12 |
| 線の描き分け(3種類程度)ができる。 | 2 | 前13,後12 |
| 文字・寸法の記入を理解し、実践できる。 | 2 | 前13,後12 |
| 建築の各種図面の意味を理解し、描けること。 | 2 | 前13,後12 |
| 図面の種類別の各種図の配置を理解している。 | 2 | 前13,後12 |
| 図面の尺度・縮尺について理解し、図面の作図に反映できる。 | 2 | 前13,後12 |
| 立体的な発想とその表現(例えば、正投象、単面投象、透視投象などを用い)ができる。 | 2 | 前13,後12 |
| 各種模型材料(例えば、紙、木、スチレンボードなど)を用い、図面をもとに模型を製作できる。または、BIMなどの3D-CADにより建築モデルを作成できる。 | 2 | 前4,後4,後15 |
| 与えられた条件をもとに、コンセプトがまとめられる。 | 2 | 前9,後7 |
| 与えられた条件をもとに、動線・ゾーニングのエスキスができる。 | 2 | 前9,後7 |
| 与えられた条件をもとに、配置図、各階平面図、立面図、断面図などがかける。 | 2 | 前13,後12 |
| 設計した建築物の模型またはパースなどを製作できる。 | 2 | 前16,後15 |
| 講評会等において、コンセプトなどをまとめ、プレゼンテーションができる。 | 2 | 前14,前16,後16 |
| 敷地と周辺地域および景観などに配慮し、配置、意匠を検討できる。 | 2 | 前13,後12 |
| 建築の構成要素(形と空間の構成)について説明できる。 | 2 | 前6,前7,後5,後6 |
| 建築における形態(ものの形)について説明できる。 | 2 | 前6,前7,後5,後6 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 提出状況 | 課題作品 | その他 | 合計 |
| 総合評価割合 | 0 | 5 | 0 | 5 | 90 | 0 | 100 |
| 基礎的能力 | 0 | 5 | 0 | 5 | 90 | 0 | 100 |
| 専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |