デザイン基礎Ⅱ

科目基礎情報

学校 米子工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 デザイン基礎Ⅱ
科目番号 0019 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 建築学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 該当なし 配布プリント
担当教員 高増 佳子

到達目標

課題内容をよく理解し、美しくデザインをまとめられる。
課題内容をよく理解し、コンセプトづくりがわかりやすくまとめられる。
図面やポスターとして美しく表現し、言葉でもわかりやすく説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1デザイン能力課題の内容をよく理解し、美しくデザインをまとめている課題の内容を理解しデザインをまとめている課題の内容が理解できずデザインがまとまらない
評価項目2コンセプトづくり課題の内容を理解し説明のコンセプトがわかりやすくまとめられる。課題の内容を理解し説明のコンセプトがかける課題の内容が理解できず説明できない
評価項目3プレゼンテーション図面やポスターとして美しく表現し、言葉でもわかりやすく説明できる。図面やポスターとして表現し、言葉でも説明できる図面やポスターとして表現があまりできず、言葉でも説明が足りない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本校の教育目標としては「基礎力」を養う科目。建築をデザインしていく上で基礎となる造形デザインを演習で体感しながら学んでいき、最終的に講義で建築におけるデザインの役割や要素についても理解する。
イメージから形へ、形から表現へと繋がる創造力・構成力を養い、基礎的なデザイン知識・技術を習得することを目標としている。
授業の進め方・方法:
建築デザイン概論の講義から、幅広いデザインの紹介を織りまぜながら、演習課題を中心に進めて行くので、課題はかならず〆きり厳守で提出のこと。
注意点:
またデザインの感覚を磨くためには、普段から身の回りのデザインに気を配り、日常からデザインへの感心と意識をもつことだと思います。積極的な意識でデザインに取り組んでほしいと思います。なお毎週月曜16時~17時をオフィスアワーとするが、その他にも在室時は研究室にて対応する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 デザイン基礎ガイダンス この授業の概要を理解する
2週 課題「建築のイメージコラージュ」(平面ビジュアルデザイン) ビジュアルをイメージする
3週 課題「建築のイメージコラージュ」 イメージの素材を集める
4週 課題「建築のイメージコラージュ」 素材を構成する、仕上げる
5週 課題「建築のイメージコラージュ」プレゼンテーション・講評会 作品発表会、相互評価
6週 デザインドリル1 かたちを生み出す訓練 初歩図形
7週 課題「立体構成」(建築ボリューム構成力) 立体形状構成イメージ
8週 前期中間試験 課題措置にてなし
2ndQ
9週 課題「立体構成」 紙箱づくり
10週 課題「立体構成」 構成と色など仕上げ
11週 課題「立体構成」作品撮影・講評会 発表と相互評価
12週 デザインドリル2 かたちを生み出す訓練 立体形状
13週 課題「家具デザイン」家具デザイン講義 家具講義学習
14週 課題「家具デザイン」家具模型演習 家具模型作成での学習
15週 課題「家具デザイン」 オリジナル家具模型エスキス
16週 前期末試験 課題措置にてなし
後期
3rdQ
1週 課題「家具デザイン」 模型から図面化(平面図)
2週 課題「家具デザイン」 模型から図面化(側面図)
3週 課題「家具デザイン」 模型から図面化(立体表現)
4週 課題「家具デザイン」
プレゼンテーション・講評会
発表会と相互評価
5週 デザインドリル3 かたちを生み出す訓練 建築空間のかたち
6週 課題「実践家具レイアウト」 課題現地視察と家具カタログ調べ
7週 課題「実践家具レイアウト」 配置レイアウト図
8週 後期中間試験 課題措置にてなし
4thQ
9週 課題「実践家具レイアウト」 家具カタログからスケッチ
10週 課題「実践家具レイアウト」プレゼンテーション・講評会 予算書づくり 相互評価
11週 建築デザイン概論 講義 建築デザインとは
12週 建築デザイン概論 講義 建築マップ 建築の情報
13週 建築デザイン概論 講義 空間と場所
14週 建築デザイン概論 講義 内部と外部
15週 学年末試験 建築デザイン概論試験実施
16週 テスト返却と解説 講義部分の全体振り返り

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建築系分野設計・製図文字・寸法の記入を理解し、実践できる。2後1
建築の各種図面の意味を理解し、描けること。2後2,後3
図面の尺度・縮尺について理解し、図面の作図に反映できる。2前9,後2
立体的な発想とその表現(例えば、正投象、単面投象、透視投象などを用い)ができる。2前10
建築の構成要素(形と空間の構成)について説明できる。1前11
建築における形態(ものの形)について説明できる。2前11

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合02000800100
基礎的能力02000800100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000