全体目標としてのコミュニケーション能力育成の中で、ポルトガル語の基礎を学ぶことにより、日常会話が可能になる程度のポルトガル語の能力を育成するために下記の4項目を目標にする。
1.綴りと発音の関係を的確に理解し、文を正しく音読できるようにする。
2.基本的な語句を習得し、挨拶、自己紹介、質問、要求の表現が的確にできるようにする。
3.音声または文字による質問に対して的確に応答できるようにする。
4.基本的な文構造を理解し、平易な文の読解、簡単な作文が的確に書けるようにする。
概要:
ポルトガル語の基礎を習得するため、基礎的な語彙、文法を習得し、日常会話程度のポルトガル語が聞けて、話せるようにする。
授業の進め方・方法:
文法の基本事項を中心に講義を聞き、練習問題を解くことが中心となる。英語の授業と同様に予習をしてくることが望ましい。
注意点:
「基礎英語演習」を始めとする英語の文法知識があると助かります。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文社会科学 | 英語 | 英語 | 聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。 | 2 | 前1,前4 |
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。 | 2 | 前2,前5 |
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。 | 2 | 前3,前6 |
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。 | 2 | 前7,前8,前9,前10 |
英語運用能力の基礎固め | 日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。 | 2 | 前11,後3 |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。 | 2 | 前12,後4 |
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。 | 2 | 前13,後5 |
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。 | 2 | 前14,後6 |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。 | 2 | 前15,後7 |
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。 | 2 | 後1,後8 |
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。 | 2 | 後2,後9 |
工学基礎 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。 | 3 | 後10 |
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。 | 3 | 後11 |
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。 | 3 | 後13 |
それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。 | 3 | 後14,後15 |