校外実習

科目基礎情報

学校 米子工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 校外実習
科目番号 0051 科目区分 専門 / 選択
授業形態 実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建築学科 対象学年 4
開設期 集中 週時間数
教科書/教材 特になし
担当教員 稲田 祐二,玉井 孝幸,北農 幸生,前原 勝樹,小椋 弘佳,高増 佳子,西川 賢治,天野 圭子,畑中 友

到達目標

企業等での実習を通して、技術者としての社会人を経験・認識し、今後の学習や将来の進路決定に役立てる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
技術者としての社会人を経験・認識できる先輩社員ともコミュニケーションよく積極的に取り組んだ先輩社員の言われたことはとくかく一生懸命できた先輩社員の言われることをあまり理解せず、積極性も低い

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 C-1 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 C-2 説明 閉じる
JABEE g 説明 閉じる
JABEE h 説明 閉じる

教育方法等

概要:
学校と異なった環境である企業等での実務を体験し、これまでに修得した知識や技術を再認識するとともに、今後の学習に役立てる。さらに、技術者・社会人としての自覚を養う。
授業の進め方・方法:
学校での授業や実験実習は誰もが同じことを学習するが、校外実習は受け入れ企業毎に内容が異なるので、自分一人で勉強することになる。したがって、企業等の実習に参加する前に基礎教科を復習しておくことが大切である。
注意点:
休まず遅れずまじめに参加すること。
・ 校外実習はアルバイトではない。就業体験を通しての勉強である。
・ 服装、髪型、態度等については、学生らしい好感を持たれるように、充分自覚して行動すること。
・ 企業等への往路・復路の移動も慎重に事故の無いように心がける。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 実習希望の意思を各学科の担任に伝える 目標の実現に向けて自分の考えをまとめることができる。
2週
3週 募集案内を参考に実習先企業を考える 必要な情報を収集し、計画することができる。
4週
5週
6週
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週 夏休みまでに実習先企業をきめて連絡する 目標に向けて計画し、必要な行動をとることができる。
12週
13週
14週 8月中旬から9月にかけて1週間以上の実習に参加する 自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。
15週
16週
後期
3rdQ
1週 実習報告書をまとめる 実習の目的、内容、成果をまとめることができる。
2週
3週 報告会で報告する 実習の目的、内容、成果を発表することができる。
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週 実習報告書の清書データを提出する 必要な行動をとることができる。
11週
12週
13週
14週
15週
16週 進級認定会議で認められたら1単位となる

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。1後16
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。1後16
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。2後16
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。2後16
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。2後16
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。2後16
他者の意見を聞き合意形成することができる。2後16
合意形成のために会話を成立させることができる。2後16
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。2後16
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。2後16
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。2後16
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。2後16
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。2後16
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。2前1,後16
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。2後16
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる2後16
複数の情報を整理・構造化できる。2後16
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。2後16
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。2後16
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。2後16
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。2後16
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。2後16
事実をもとに論理や考察を展開できる。2後16
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。2後16
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。2後16
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。2後16
目標の実現に向けて計画ができる。2後16
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。2後16
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。2後16
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。2後16
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。2後16
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。2後16
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。2後16
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。2後16
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。2後16
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。2後16
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている2後16
法令やルールを遵守した行動をとれる。2後16
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。2後16
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。2後16
自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。2後16
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。2後16
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。2後16
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。2後16
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。2後16
企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。2後16
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。2後16
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。2後16
企業には社会的責任があることを認識している。2後16
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。2後16
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。2後16
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。2後16
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。2後16
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。2後16
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。2後16
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。2後16
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。2後16
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。2後16
総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。2後16
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。2後16
要求に適合したシステム、構成要素、工程等の設計に取り組むことができる。2後16
課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。2後16
提案する設計解が要求を満たすものであるか評価しなければならないことを把握している。2後16
経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。2後16

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合01000000100
基礎的能力0000000
専門的能力01000000100
分野横断的能力0000000