応用ソフトウェア開発

科目基礎情報

学校 米子工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 応用ソフトウェア開発
科目番号 0008 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 専攻科 生産システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 自作プリント配布/ クジラ飛行机 著, Python によるスクレイピング & 機械学習, ソシム株式会社 等
担当教員 松本 正己

到達目標

1.ソフトウェアの開発手法と,問題解決のためのシステムを構築する技術を説明できる。
2.機械学習の演習を通じて具体的なシステム設計手法を説明できる。
3.開発したシステムの評価を行うためのテスト,デバッグの技術を説明できる。
4.データベースとネットワークを用いた機械学習システム開発を実行できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1ソフトウェア開発手法を説明できる.ソフトウェア開発手法を理解する.ソフトウェア開発手法を理解できない.
評価項目2機械学習の演習を通じて具体的なシステム設計手法を説明できる.機械学習の演習を通じて具体的なシステム設計手法を理解できる.具体的な機械学習の手法を理解できない.
評価項目3開発したシステムの評価を行うためのテスト,デバッグの技術を説明できる.開発したシステムの評価を行うためのテスト,デバッグの技術を理解できる.開発したシステムの評価を行うためのテスト,デバッグができない.
評価項目4データベースとネットワークを用いた機械学習システム開発を実行できる.データベースとネットワークを用いた機械学習システム開発を理解できる.データベースとネットワークを用いた機械学習システム開発ができない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-4 説明 閉じる
JABEE d1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本講義では,ソフトウェアの品質特性,要求分析手法からテスト技術までの開発プロセスについて学ぶ。具体的には,Python言語による機械学習プログラムの開発演習を通じて、プログラムの仕様策定、構造化設計,モジュール開発手法を習得していく。さらにデータベースとネットワークを用いた機械学習システム開発を行う。
授業の進め方・方法:
機械学習プログラムの開発言語としてPython を用いる。基本的な文法事項は基礎演習を通じて各自で修得のこと。
また,次のような自学自習を60時間以上行うこと.
 ・授業内容を理解するため,予め配布したプリントや教科書で予習する.
 ・授業内容の理解を深めるため,復習を行う.
 ・課題を与えるので,演習を行いレポートを作成する.
 ・定期試験の準備を行う.
注意点:
オフィスアワーは演習室使用可

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 概要ガイダンス,ソフトウェア開発の概要 ソフトウェア開発手法の概要を理解する.
2週 Python 基礎1,ソフトウェア開発1(ウオーターフォールモデル) Python の基礎と,ウオーターフォールモデルによるソフトウェア開発手法を理解する.
3週 Python 基礎2,ソフトウェア開発2(XP:エクストリーム・プログラミング) Python の基礎と,XP によるソフトウェア開発手法を理解する.
4週 Python 基礎3,ソフトウェア開発3(オブジェクトとデータ構造) Python の基礎と,オブジェクト指向プログラミングの基礎を理解する.
5週 Python 基礎4,ソフトウェア開発4(Git) Python の基礎とGitを理解する.
6週 オブジェクト・プログラミング1(WebAPI) WebAPI を理解する.
7週 オブジェクト・プログラミング2(WebAPI) WebAPI を理解する.
8週 オブジェクト・プログラミング3(テキスト解析) WebAPI を理解し、スクレイピングプログラムを作成する
4thQ
9週 オブジェクト・プログラミング4(テキスト解析) WebAPI を理解し、スクレイピングプログラムを作成する
10週 オブジェクト・プログラミング5(グラフィックスAPI) グラフィクスプログラムを作成できる.
11週 オブジェクト・プログラミング6(データベース/SQL) DBを理解し、SQLプログラムを作成できる.
12週 オブジェクト・プログラミング7(データベース/SQL) SQL を理解し,BD へのアクセスプログラムを作成できる.
13週 機械学習・プログラミング8(アプリケーション作成1) 機械学習を理解し,アプリケーションが作成できる.
14週 機械学習・プログラミング9(アプリケーション作成1) 機械学習を理解し,アプリケーションが作成できる.
15週 機械学習・プログラミング10(アプリケーション作成3) 機械学習を理解し,アプリケーションが作成できる.
16週 試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験演習相互評価課題ポートフォリオその他合計
総合評価割合402004000100
基礎的能力0000000
専門的能力402004000100
分野横断的能力0000000