到達目標
1.ソフトウェアの開発手法と,問題解決のためのシステムを構築する技術を説明できる。
2.機械学習の演習を通じて具体的なシステム設計手法を説明できる。
3.開発したシステムの評価を行うためのテスト,デバッグの技術を説明できる。
4.データベースとネットワークを用いた機械学習システム開発を実行できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | ソフトウェア開発手法を説明できる. | ソフトウェア開発手法を理解する. | ソフトウェア開発手法を理解できない. |
評価項目2 | 機械学習の演習を通じて具体的なシステム設計手法を説明できる. | 機械学習の演習を通じて具体的なシステム設計手法を理解できる. | 具体的な機械学習の手法を理解できない. |
評価項目3 | 開発したシステムの評価を行うためのテスト,デバッグの技術を説明できる. | 開発したシステムの評価を行うためのテスト,デバッグの技術を理解できる. | 開発したシステムの評価を行うためのテスト,デバッグができない. |
評価項目4 | データベースとネットワークを用いた機械学習システム開発を実行できる. | データベースとネットワークを用いた機械学習システム開発を理解できる. | データベースとネットワークを用いた機械学習システム開発ができない. |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 A-4
説明
閉じる
JABEE d1
説明
閉じる
教育方法等
概要:
本講義では,ソフトウェアの品質特性,要求分析手法からテスト技術までの開発プロセスについて学ぶ。具体的には,Python言語による機械学習プログラムの開発演習を通じて、プログラムの仕様策定、構造化設計,モジュール開発手法を習得していく。さらにデータベースとネットワークを用いた機械学習システム開発を行う。
授業の進め方・方法:
機械学習プログラムの開発言語としてPython を用いる。基本的な文法事項は基礎演習を通じて各自で修得のこと。
また,次のような自学自習を60時間以上行うこと.
・授業内容を理解するため,予め配布したプリントや教科書で予習する.
・授業内容の理解を深めるため,復習を行う.
・課題を与えるので,演習を行いレポートを作成する.
・定期試験の準備を行う.
注意点:
オフィスアワーは演習室使用可
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
概要ガイダンス,ソフトウェア開発の概要 |
ソフトウェア開発手法の概要を理解する.
|
2週 |
Python 基礎1,ソフトウェア開発1(ウオーターフォールモデル) |
Python の基礎と,ウオーターフォールモデルによるソフトウェア開発手法を理解する.
|
3週 |
Python 基礎2,ソフトウェア開発2(XP:エクストリーム・プログラミング) |
Python の基礎と,XP によるソフトウェア開発手法を理解する.
|
4週 |
Python 基礎3,ソフトウェア開発3(オブジェクトとデータ構造) |
Python の基礎と,オブジェクト指向プログラミングの基礎を理解する.
|
5週 |
Python 基礎4,ソフトウェア開発4(Git) |
Python の基礎とGitを理解する.
|
6週 |
オブジェクト・プログラミング1(WebAPI) |
WebAPI を理解する.
|
7週 |
オブジェクト・プログラミング2(WebAPI) |
WebAPI を理解する.
|
8週 |
オブジェクト・プログラミング3(テキスト解析) |
WebAPI を理解し、スクレイピングプログラムを作成する
|
4thQ |
9週 |
オブジェクト・プログラミング4(テキスト解析) |
WebAPI を理解し、スクレイピングプログラムを作成する
|
10週 |
オブジェクト・プログラミング5(グラフィックスAPI) |
グラフィクスプログラムを作成できる.
|
11週 |
オブジェクト・プログラミング6(データベース/SQL) |
DBを理解し、SQLプログラムを作成できる.
|
12週 |
オブジェクト・プログラミング7(データベース/SQL) |
SQL を理解し,BD へのアクセスプログラムを作成できる.
|
13週 |
機械学習・プログラミング8(アプリケーション作成1) |
機械学習を理解し,アプリケーションが作成できる.
|
14週 |
機械学習・プログラミング9(アプリケーション作成1) |
機械学習を理解し,アプリケーションが作成できる.
|
15週 |
機械学習・プログラミング10(アプリケーション作成3) |
機械学習を理解し,アプリケーションが作成できる.
|
16週 |
試験 |
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 演習 | 相互評価 | 課題 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 40 | 20 | 0 | 40 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 40 | 20 | 0 | 40 | 0 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |