応用計測工学

科目基礎情報

学校 米子工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 応用計測工学
科目番号 0004 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 専攻科 物質工学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 山本 英樹

到達目標

計測の基礎及び応用について
 1.PCを用いた計測の基礎について説明することができる
 2.運動量保存則やエネルギ保存則等を用いた計測例について説明することができる
 3.光・磁気を用いた計測例について説明することができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 PCを用いた計測の基礎PCを用いた計測の基礎について説明することができるPCを用いた計測の基礎についてある程度説明することができるPCを用いた計測の基礎について説明することができない
評価項目2 運動量保存則やエネルギ保存則等を用いた計測例 運動量保存則やエネルギ保存則等を用いた計測例について説明することができる運動量保存則やエネルギ保存則等を用いた計測例についてある程度説明することができる運動量保存則やエネルギ保存則等を用いた計測例について説明することができない
評価項目3 光・磁気を用いた計測例光・磁気を用いた計測例について説明することができる光・磁気を用いた計測例についてある程度説明することができる光・磁気を用いた計測例について説明することができない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-3 説明 閉じる
JABEE d1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
計測は全ての科学分野の底辺を支える基盤技術と考えることができ,その取扱う範囲は広範囲に渡っている.本講義では電気・電子計測が中心となるが,電気系出身以外の学生にもできるだけ計測全般について理解できるよう広範囲な応用計測例を分かりやすく講義をするものである.なお,この科目は企業で電子機器の開発を担当していた者が,その経験を踏まえて講義をする.
授業の進め方・方法:
電気・電子計測が中心となるので,特に電気・機械系以外の学生には本科で修得した概論程度の予習が必要である.講義は板書を中心に進めるため,必ずノートを取ること.
定期試験のほか適宜レポート提出を課す.
質問等はTeams,メール,オフィスアワー(授業日の17:00~18:00但し会議日を除く)に電子棟3F山本研究室または寮事務室にて受け付ける
注意点:
次のような自学自習を60時間以上行うこと.
 ・授業内容の理解を深めるため,復習を行う.
 ・適宜課題を与えるので,レポートを作成する.
 ・定期試験の準備を行う.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業の進め方及びガイダンス・計測の基礎 計測の基礎について理解する
2週 電気電子応用計測一般 PCを用いた計測システムについて理解する
3週 信号処理1(AD変換,フィルタ回路) 電子計測の基礎となる代表的なアナログ信号処理方法について説明できる
4週 信号処理2(ディジタル処理) 電子計測の基礎となる代表的なディジタル信号処理方法について説明できる
5週 流体量の応用計測1 運動量保存則やエネルギ保存則等を用いた流体量の計測例について説明できる
6週 流体量の応用計測2 運動量保存則やエネルギ保存則等を用いた流体量の計測例について説明できる
7週 光・磁気を用いた応用計測1 光及び磁気を用いた計測例について説明できる
8週 光・磁気を用いた応用計測2 光及び磁気を用いた計測例について説明できる
2ndQ
9週 光・磁気を用いた応用計測3 光及び磁気を用いた計測例について説明できる
10週 光・磁気を用いた応用計測4 光及び磁気を用いた計測例について説明できる
11週 光・磁気を用いた応用計測5 光及び磁気を用いた計測例について説明できる
12週 化学量・物質情報の応用計測1 化学量や物質情報の計測例について説明できる
13週 化学量・物質情報の応用計測2 化学量や物質情報の計測例について説明できる
14週 各種応用計測器 代表的な応用計測機器について説明できる
15週 期末試験
16週 期末試験解答およびまとめ 期末試験について自らの問題点を把握し修正できる

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力80000020100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000