概要:
数学の想像する楽しさ,発想の自由さ,数学的なものの見方や考え方について講義する.
主に扱う数学は次である:複素解析学,微分方程式,確率論,整数論,組み合わせ論など
扱う現実は次である:自然現象(生態系や年代測定など),社会現象(選挙や陽性検査など),ゲーム(ラムゼイゲームや石取りゲームなど),パズル(15パズルや一筆書きなど)
授業の進め方・方法:
プリントを中心に講義を進める
オフィスアワー:月曜から金曜の放課後.Teamsのチャットは随時
次のような自学自習を60時間以上行うこと:講義や配布資料に提示された課題への取り組み
注意点:
講義を聴き,自分の頭で考えること
自学自習を60時間以上行うこと
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 数学 | 数学 | 数学 | 無限等比級数等の簡単な級数の収束・発散を調べ、その和を求めることができる。 | 6 | |
行列の定義を理解し、行列の和・差・スカラーとの積、行列の積を求めることができる。 | 4 | |
逆行列の定義を理解し、2次の正方行列の逆行列を求めることができる。 | 4 | |
行列式の定義および性質を理解し、基本的な行列式の値を求めることができる。 | 4 | |
微分方程式の意味を理解し、簡単な変数分離形の微分方程式を解くことができる。 | 5 | |
簡単な1階線形微分方程式を解くことができる。 | 5 | |
定数係数2階斉次線形微分方程式を解くことができる。 | 5 | |
独立試行の確率、余事象の確率、確率の加法定理、排反事象の確率を理解し、簡単な場合について、確率を求めることができる。 | 5 | |
条件付き確率、確率の乗法定理、独立事象の確率を理解し、簡単な場合について確率を求めることができる。 | 5 | |
簡単な1変数関数の局所的な1次近似式を求めることができる。 | 4 | |
1変数関数のテイラー展開を理解し、基本的な関数のマクローリン展開を求めることができる。 | 5 | |
オイラーの公式を用いて、複素数変数の指数関数の簡単な計算ができる。 | 5 | |