到達目標
1)建築防災の原論として基本的な建築と安全や建築災害の動向などを理解する
2)建物火災と防火計画の中の燃焼の基礎理論や防火計画、避難計画などを理解する
3)火災以外の建築災害の防止策や安全対策について理解する
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 建築防災の原論の建築と安全や建築災害の動向などを理解できる | 建築防災の原論の建築と安全や建築災害の動向などをある程度理解できる | 建築防災の原論の建築と安全や建築災害の動向などをある程度理解できない |
評価項目2 | 建築火災と防火計画の、燃焼の基礎理論や防火計画、避難計画について理解できる | 建築火災と防火計画の、燃焼の基礎理論や防火計画、避難計画についてある程度理解できる | 建築火災と防火計画の、燃焼の基礎理論や防火計画、避難計画について理解できない |
評価項目3 | 火災以外の建築災害の防止策や安全対策について理解できる | 火災以外の建築災害の防止策や安全対策についてある程度理解できる | 火災以外の建築災害の防止策や安全対策について理解できない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
建築物は意匠的であると同時に利用者の命を守る器であることが求められる。本講義は建築と安全の観点から、災害、とりわけ火災に対する基礎理論と防災計画のあり方を学ぶ。
授業の進め方・方法:
鹿島出版会の「建築防災・安全」を教科書として授業を進めるが、講師の実務経験から実際の建築計画において防災計画がどのようになされているか実例とともに学ぶことも重視する。
注意点:
オフィスアワー火・水 16:00〜17:00
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
授業のガイダンス、建築と安全 |
・授業の進め方について理解する ・建築物と災害とのかかわりについて理解する
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2週 |
建築災害の動向 |
・我が国における過去の災害の歴史と防災計画の変遷について理解する
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3週 |
危険事象の特性 |
・建築災害を引き起こす事象の一般的な性状について理解する
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4週 |
安全のための人間工学 |
・人間と災害の密接な関わりについて理解する
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5週 |
安全性能の評価 |
・建築物の危険性の評価あるいは防災対策の有効性の評価について理解する
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6週 |
建築火災と防火計画 ①燃焼の基礎理論 |
・燃焼のメカニズムについて理解する
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7週 |
建築火災と防火計画 ②建物火災の性状 |
・建物火災の特質とその性状について理解する
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8週 |
建築火災と防火計画 ③防火計画の総論 |
・建築防火計画について理解する
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2ndQ |
9週 |
建築火災と防火計画 ④延焼拡大防止計画 |
・延焼拡大防止計画について理解する
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10週 |
建築火災と防火計画 ⑤防排煙計画 |
・防排煙計画について理解する
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11週 |
建築火災と防火計画 ⑥避難計画 |
・火災における避難計画について理解する
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12週 |
建築火災と防火計画 ⑦消防支援計画 |
・火災における消防支援計画について理解する
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13週 |
その他の災害防止と安全対策 ①日常災害の防止 |
・墜落、落下事故等日常災害の防止について理解する
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14週 |
その他の災害防止と安全対策 ②地震災害の防止 |
・設備類の破損防止など、構造以外の地震災害の防止策について理解する
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15週 |
その他の災害防止と安全対策 ③その他の災害防止 |
・風水害、雪害、犯罪などの災害防止策について理解する
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建築系分野 | 計画・歴史 | 都市・地区・地域・建築物の規模に応じた防災に関する計画、手法などを説明できる。 | 5 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 80 | 0 | 0 | 20 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 0 | 10 |
専門的能力 | 0 | 40 | 0 | 0 | 10 | 0 | 50 |
分野横断的能力 | 0 | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 40 |