概要:
歴史的建造物や町並みを取り巻く問題や現況を理解し、現代における存在価値を考える。その上で保存再生の経緯や事例を理解しながら、地域社会貢献の手法を考える。
授業の進め方・方法:
授業プリントを用意するが、口頭で伝える内容においても重要と思うものは各自メモを取るなり心掛けてもらいたい。
注意点:
なお以下のような自学自習を60時間以上行い授業に臨むこと。
・授業発表準備のため、諸文献・論文を調べ、まとめる
・必要であれば現地調査を行うこと
・身近に残る歴史的建造物や町並みを実際に見学し、問題点や地域での在り方を考えてみること
・期末試験のための勉強
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建築系分野 | 計画・歴史 | 現代社会における都市計画の課題の位置づけについて説明できる。 | 3 | 後2 |
近現代都市の特質と課題について説明できる。 | 3 | |
近代の都市計画論について説明できる。 | 3 | |
現代にいたる都市計画論について説明できる。 | 3 | |
市街地形成と都市交通のあり方について説明できる。 | 3 | |
街路計画の手法と理念について説明できる。 | 3 | |
日本の土地利用計画の仕組みについて説明できる。 | 3 | |
方法・制度の変遷について説明できる。 | 3 | 後2,後3,後4,後6,後7,後14,後15 |
景観形成・風景計画、用途・形態規制の仕組みについて説明できる。 | 3 | |
市街地を開発する仕組みについて説明できる。 | 3 | |
土地区画整理事業について説明できる。 | 3 | |
市街地再開発事業について説明できる。 | 3 | |
地区計画制度について説明できる。 | 3 | |
建築協定・緑化協定などの住民参加・協働のまちづくりの体制について説明できる。 | 3 | |
モデュールについて説明できる。 | 3 | 後2,後3,後4,後5,後6,後7,後14,後15 |
建築設計に関わる基本的な家具をはじめとする住設備機器などの寸法を知っている。 | 3 | 後2,後3,後4,後5,後6,後7,後14,後15 |
近世(例えば、住宅建築、書院造、数寄屋風書院、町屋、農家、茶室、霊廟、社寺建築、城郭)の特徴について説明できる。 | 4 | 後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
都市・地区・地域・建築物の規模に応じた防災に関する計画、手法などを説明できる。 | 3 | 後14,後15 |
日本および海外における近現代の建築様式の特徴について説明できる。 | 4 | 後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |