現代物理

科目基礎情報

学校 米子工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 現代物理
科目番号 0022 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 専攻科 建築学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 物理学レクチャーコース 相対性理論/河辺哲次
一般相対論入門/須藤靖
もうひとつの一般相対論入門/須藤靖 など
担当教員 姉川 尊徳

到達目標

相対性理論を基本概念、法則から論理的に理解することを目標とする。具体的には以下の通りである。
1.ニュートン力学との違いを理解し、説明できる
2.時間や長さの相対性について理解し、説明できる
3.相対論的な力学の問題を解くことができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
1.ニュートン力学との違いニュートン力学との違いを理解し、説明できる。ニュートン力学との違いを理解できる。ニュートン力学との違いを理解できない。
2.時間や長さの相対性時間や長さの相対性を理解し、具体的に評価できる。時間や長さの相対性の概要を理解している。時間や長さの相対性の概要を理解していない。
3.相対論的な力学相対論的な力学の問題を解いて、説明できる。相対論的な力学の簡単な計算ができる。相対論的な力学の計算ができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達目標 A-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
相対性理論は、量子力学と併せて、現代物理学の柱となっている。本講義では、重力を含まない特殊相対性理論に重点を置き、時間の遅れや長さの収縮を説明する。定量的な計算もいくつか行う。相対性理論を通じて現代の物理学者が何を学び、どう発展させてきたかといった物理学的な立ち位置についても概観する。
授業の進め方・方法:
基本的にはスライドや動画を用いて説明する。
注意点:
数時間ごとに演習問題を課すので、自分で考えて計算する。
オフィスアワーは毎週月曜日の16時~17時。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス、歴史的背景 それまでの物理学の発展と問題について理解する。
2週 ガリレイ変換 ガリレイ変換の意味を理解する。
3週 2つの原理と同時性の相対化 特殊相対性理論の根幹を支える原理を理解し、それによって引き起こされる同時性の相対化を理解する。
4週 時間と長さの系による変化 動いている時計やものさしに対する相対論的な効果を理解し、評価できる。
5週 ローレンツ変換 ローレンツ変換を理解し、実行できる。
6週 ローレンツ変換と斜交座標系 ローレンツ変換を斜交座標系で可視化し、相対論的な効果を説明できる。
7週 ミンコフスキー空間 ミンコフスキー空間について理解する。
8週 相対論的な諸現象 ここまでの相対論的現象を応用できる。
4thQ
9週 数学的準備(1) ベクトルと行列について思い出す。
10週 数学的準備(2) ベクトルの変換性による分類を理解する。
11週 相対論的力学(1) 運動する粒子の相対論的な記述ができる。
12週 相対論的力学(2) 粒子のエネルギーなどの物理量に関する相対論的な効果を理解する。
13週 相対論的力学における諸現象 粒子の崩壊など、相対論的な現象を理解し、評価できる。
14週 一般相対性理論と現代物理学 特殊相対性理論を超えた先に、何があるのか理解する。
15週 復習 学習内容を確認する。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力自然科学物理波動波の重ね合わせの原理について説明できる。4後2
波の独立性について説明できる。4後2
2つの波が干渉するとき、互いに強めあう条件と弱めあう条件について計算できる。4後2
定常波の特徴(節、腹の振動のようすなど)を説明できる。4後2

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00000100100
基礎的能力00000100100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000