到達目標
1.地域施設計画の役割とその社会的背景を説明でき、他施設を考える際にも応用することができる。
2.地域施設計画の改善点を明らかにするための調査分析の方法を説明でき、他施設を考える際にも応用することができる。
3.地域施設内部の諸室構成や使われ方について説明でき、他施設を考える際にも応用することができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
地域施設計画の役割とその社会的背景を説明でき、他施設を考える際にも応用することができる。 | 地域施設計画の役割とその社会的背景を説明でき、他施設を考える際にも具体的に応用することができる。 | 地域施設計画の役割とその社会的背景を説明でき、他施設を考える際にも応用することができる。 | 地域施設計画の役割とその社会的背景を説明できない。 |
地域施設計画の改善点を明らかにするための調査分析の方法を説明でき、他施設を考える際にも応用することができる。 | 地域施設計画の改善点を明らかにするための調査分析の方法を説明でき、他施設を考える際にも具体的に応用することができる。 | 地域施設計画の改善点を明らかにするための調査分析の方法を説明でき、他施設を考える際にも応用することができる。 | 地域施設計画の改善点を明らかにするための調査分析の方法を説明できない。 |
地域施設内部の諸室構成や使われ方について説明でき、他施設を考える際にも応用することができる。 | 地域施設内部の諸室構成や使われ方について説明でき、他施設を考える際にも具体的に応用することができる。 | 地域施設内部の諸室構成や使われ方について説明でき、他施設を考える際にも応用することができる。 | 地域施設内部の諸室構成や使われ方について説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
図書館、美術館、道の駅、裁判所などの地域施設計画研究における調査方法と分析方法を学ぶ。
地域施設の実例を調査分析することで、他施設を考える際に適用可能な計画手法を身につける。
授業の進め方・方法:
講義形式により実施する。
地域施設計画に関連する論文や専門雑誌の最新トピックなどを題材とし、施設種別毎に今日問題とされている課題やその改善点、目的の立て方と結論を導きだす手法や調査方法などを学習する。
オフィスアワーを設けるので、質問やアドバイスを受けたい学生は、この時間を中心に教員室までくること。
注意点:
また、次のような自学自習を60時間以上行うこと。
・授業内容を理解するため、予め配布したプリントで予習を行う。
・授業内容の理解を深めるため、復習を行う。
・定期試験の準備を行う。
・実際の地域施設調査を実施した後には、施設調査結果をレポートとして作成する。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス、本科で学習した建築計画分野の内容確認、新しい用語解説 |
本科の建築計画で学習した内容を思い出し、地域施設計画の新たな用語を理解する。
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2週 |
公共施設設計者選定プロセスの解説 |
公共施設の設計者選定プロセスを説明できる。
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3週 |
道の駅計画の解説 |
道の駅計画の最新事例内容を説明できる。
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4週 |
公共施設運営方式の解説 |
公共施設の最新の運営方式を説明できる。
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5週 |
道の駅の調査 |
実際の建物内部の使われ方調査やスタッフへのヒアリング調査の方法を理解し、実践できる。
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6週 |
道の駅防災機能の考察、レポート発表 |
調査結果をまとめ、発表し、他施設への応用が可能な点を説明できる。
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7週 |
都市空間における公共施設計画の解説 |
都市空間における公共施設計画の最新事例を説明できる。
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8週 |
裁判所建築計画の解説 |
裁判所施設計画の最新事例内容を説明できる。
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2ndQ |
9週 |
裁判所建築の見学、使われ方調査 |
実際の建物内部の使われ方調査やスタッフへのヒアリング調査の方法を理解し、実践できる。
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10週 |
裁判所建築の考察、レポート発表 |
調査結果をまとめ、発表し、他施設への応用が可能な点を説明できる。
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11週 |
高齢者福祉施設計画の解説 |
高齢者福祉施設計画の最新事例内容を説明できる。
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12週 |
高齢者福祉施設の見学、使われ方調査 |
高齢者福祉施設計画の使われ方調査やスタッフへのヒアリング調査の方法を理解し、実践できる。
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13週 |
劇場ホール計画の詳細解説 |
劇場ホール計画の最新事例内容を説明できる。
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14週 |
近隣劇場ホール施設の考察、レポート発表 |
調査結果をまとめ、発表し、他施設への応用が可能な点を説明できる。
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15週 |
海外等最新事例の解説 |
海外等の地域施設の最新事例内容を説明できる。
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16週 |
前期末試験 |
前期末試験までの内容を説明でき、他施設を考える際にも応用できるよう習得する。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建築系分野 | 計画・歴史 | モデュールについて説明できる。 | 5 | 前1,前3,前16 |
建築設計に関わる基本的な家具をはじめとする住設備機器などの寸法を知っている。 | 5 | 前1,前3,前16 |
教育や福祉系の施設(例えば、小学校、保育所、幼稚園、中・高・大学など)あるいは類似施設の計画について説明できる。 | 5 | 前6,前7,前8,前12,前16 |
文化・交流系の施設(例えば、美術館、博物館、図書館など)あるいは類似施設の計画について説明できる。 | 5 | 前2,前3,前4,前5,前9,前10,前11,前16 |
医療・業務系の施設(例えば、オフィスビル、病院、オーディトリアム、宿泊施設等)あるいは類似施設の計画について説明できる。 | 5 | 前13,前14,前15,前16 |
建築計画・設計の手法一般について説明できる。 | 5 | 前5,前8,前11,前15,前16 |
都市・地区・地域・建築物の規模に応じた防災に関する計画、手法などを説明できる。 | 5 | 前4,前7,前10,前14,前16 |
評価割合
| 試験 | レポート・発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 50 | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |