英語総合Ⅰ

科目基礎情報

学校 米子工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 英語総合Ⅰ
科目番号 0008 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 総合工学科(情報システムコース) 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 3
教科書/教材 Big Dipper English Communication Ⅰ / ワークブック / ベーシックノート / DataBase4500/ 『TOEIC L&Rテスト書き込みドリル』[全パート編](桐原書店)
担当教員 中島 美智子,鈴木 章子

到達目標

 中学校で習得した英語の知識を基礎にして、発音、語彙、文法及び構文、読解力、コミュニケーション能力を身につける。

1. 発音:聞き手に伝わるよう、リズムやイントネーションに配慮して、音読あるいは発話できる。
2. 語彙:中学校で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙を習得できる。
3. 文法及び構文:中学校で既習の文法や構文に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得できる。
4. コミュニケーション能力:日常生活や身近な話題に関して、基本的内容の聴解、読解、伝達に加え、基本的な意見交換ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 発音聞き手に伝わるよう、リズムやイントネーションに配慮して、音読あるいは発話できる。聞き手に伝わるよう、リズムやイントネーションに配慮して、音読あるいは発話がある程度できる。聞き手に伝わるよう、リズムやイントネーションに配慮して、音読あるいは発話できない。
評価項目2 語彙中学校で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙を習得できる。 中学校で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙をある程度習得できる。 中学校で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙を習得できない。
評価項目3 文法及び構文中学校で既習の文法や構文に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得できる。中学校で既習の文法や構文に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造をある程度習得できる。中学校で既習の文法や構文に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得できない。
評価項目4 コミュニケーション能力日常生活や身近な話題に関して、基本的内容の聴解、読解、伝達に加え、基本的な意見交換ができる。日常生活や身近な話題に関して、基本的内容の聴解、読解、伝達に加え、基本的な意見交換がある程度できる。日常生活や身近な話題に関して、基本的内容の聴解、読解、伝達に加え、基本的な意見交換ができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 E 説明 閉じる

教育方法等

概要:
この授業では本校の教育目標のうち「技術者としての基礎力」と「社会とかかわるためのコミュニケーション力」の育成を目指す。英語の4技能「読む」・「話す」・「聞く」・「書く」をバランスよく養うとともに、様々な内容の英文にふれることによって、異文化に対する理解を深める。また、授業外での多読を実施する。簡単なものから読み始め、英語を読むことに慣れ親しむことを目標にする。
授業の進め方・方法:
ペア・グループでの活動を中心に授業をすすめる。授業に集中し、その日の内容は授業中に理解するよう心がけること。教科書の音読、単語練習、文法事項の理解、宿題、単語テストの勉強等を行い、学んだことが定着するよう家での復習を充実させること。授業には必ず辞書を携帯し、例文検索、成句検索などいろいろな機能を使って学習に役立ててほしい。授業に関する質問は適宜受け付ける。原則として毎週単語テストを行う。Lessonが終わるごとに小テストを実施する。
注意点:
小テストにはDataBase4500単語テスト、レッスンの小テストを含む。授業への積極な取組を評価する。 

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス ガイダンスで授業内容がわかる。
2週 Lesson 1 (本文) 日本と海外の高校生活の違いを知る。
現在形・過去形を復習する。
3週 Lesson 1 (本文) 日本と海外の高校生活の違いを知る。
未来を表わす表現を復習する。
4週 Lesson 1 (本文) 日本と海外の高校生活の違いを知る。
現在進行形・過去進行形 を復習する。
5週 Lesson 1 (本文) 日本と海外の高校生活の違いを知る。
現在進行形・過去進行形 を復習する。
6週 Lesson 2 (本文) パンダの秘密について学ぶ。
SVC, SVO を復習する。
7週 Lesson 2 (本文) パンダの秘密について学ぶ。
動名詞 を復習する。
8週 前期中間試験 前期中間までの内容を理解する。
2ndQ
9週 試験返却、Lesson 2 (本文) パンダの秘密について学ぶ。
不定詞 を復習する。
10週 Lesson 2 (本文) パンダの秘密について学ぶ。
不定詞 を復習する。
11週 Lesson 3 (本文) アンパンマンの作者・やなせたかし氏の思いについて知る。
受動態を復習する。
12週 Lesson 3 (本文) アンパンマンの作者・やなせたかし氏の思いについて知る。
SVOO、SVOCを学ぶ。
13週 Lesson 3 (本文) アンパンマンの作者・やなせたかし氏の思いについて知る。
SVO(O=that節、疑問詞+to-不定詞)を学ぶ。
14週 Lesson 3 (本文) アンパンマンの作者・やなせたかし氏の思いについて知る。
SVO(O=that節、疑問詞+to-不定詞)を学ぶ。
15週 定期試験 前期期末までの内容を理解する。
16週 復習など、Lesson 4 (本文) 前期の学習内容が復習できる。電話が私たちにもたらしたものについて学ぶ。
分詞の形容詞用法を復習する。
後期
3rdQ
1週 Lesson 4 (本文)/人の動作と状態、物の状態と位置 電話が私たちにもたらしたものについて学ぶ。
形式主語を復習する。
2週 Lesson 4 (本文)/疑問詞を使った疑問文、基本構文と応答の決まり文句、Yes/No疑問文 電話が私たちにもたらしたものについて学ぶ。
比較級を復習する。
3週 Lesson 4 (本文)/品詞、動詞 電話が私たちにもたらしたものについて学ぶ。
原級を復習する。
4週 Lesson 5 (本文)/代名詞、関係代名詞 ユニバーサルデザインについて知る。
最上級 を復習する。
5週 Lesson 5 (本文)/接続詞、前置詞 ユニバーサルデザインについて知る。
would/used toの表現を学習する。
6週 Lesson 5 (本文)/日常場面での会話 ユニバーサルデザインについて知る。
過去完了を学習する。
7週 Lesson 5 (本文)/電話での会話 ユニバーサルデザインについて知る。
過去完了を学習する。
8週 後期中間試験 後期中間までの内容を理解する
4thQ
9週 Lesson 5 (本文)/オフィスでの会話 ユニバーサルデザインについて知る。
SVO+to-不定詞の表現を学習する。
10週 Lesson 6 (本文)/アナウンス・ツアー J.K. Rowlingが『ハリー・ポッター』に込めたメッセージについて知る。
分詞構文を学習する。
11週 Lesson 6 (本文)/ラジオ放送・宣伝 J.K. Rowlingが『ハリー・ポッター』に込めたメッセージについて知る。
分詞構文を学習する。
12週 Lesson 6 (本文)/留守番電話 J.K. Rowlingが『ハリー・ポッター』に込めたメッセージについて知る。
SVOC(V=知覚動詞、C=現在分詞)の表現を学ぶ。
13週 Lesson 6 (本文)/トーク・スピーチ・会議の一部 J.K. Rowlingが『ハリー・ポッター』に込めたメッセージについて知る。
SVOC(V=使役動詞、C=原形不定詞)の表現を学ぶ。
14週 総復習 1年間の学習内容の総復習を行う。
15週 学年末試験 後期学年末までの学習項目が理解できる。
16週 答案返却とまとめ 1年間で教わったすべての学習項目が理解できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。1前2
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。1前3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。1前1,前2
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。1前1,前2
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。1前4
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。1前5
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。1前6
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。1前7
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。1前9
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。1前1
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。1前1
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。1後2,後12
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。1後3,後13
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。1前10,後4,後14
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。1前11,後5,後15
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。1前12,後6
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。1前13,後7
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。1前14,後9
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。1前15,後10
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。1後1,後11

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60000040100
基礎的能力60000040100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000